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SR400: デイトナのSAS-TEC トリプルフレックスエアシートが唐突に届く

バイク用プロテクタの新商品 トリプルフレックスエアーシート - 文書生活 : TEXT LIFE

SR400: お気軽にバイクに乗るために、軽いプロテクター - 文書生活 : TEXT LIFE

デイトナSAS-TECトリプルフレックスエアシートが良いと思って注文したけど、胸部プロテクタ以外は3カ月以上かかり8月末に納品とのことだった。これでは北海道ツーリングに間に合わないだろうから

SR400: 別の薄いプロテクタを買う - 文書生活 : TEXT LIFE

POWERAGEのPORONプロテクターを買って、PORONで北海道に行こう!と思っていたのだが、先日、SAS-TECが届いてしまった。納期見積もりは何だったのか?とも思うが早く届いたことを喜びたい。

お店のように新品のプロテクタが積まれている。無駄遣いと言わずに安全意識の高さをほめて欲しい。このデイトナSAS-TECトリプルフレックスエアシートの素材はデイトナで開発したのではなく、ドイツのSAS-TECという企業が開発して、それをデイトナがバイクプロテクタに仕立てたのか、ドイツでこのプロテクタが販売されているのかは不明。

せっかくなのでPORONと比較してみる。厚さはほぼ同じ7[mm]。持ってみるとSAS-TECが薄く感じるが、それはSAS-TECのデコボコ感と柔らかさのため。

大きさはPORONの方が二回りほど大きい。これは両方ともヒザ用プロテクタ。全長で32[mm]、幅で35[mm]の違いがある。大きい方が安心感はあるけど、PORONは張りがあって、硬くはないが曲がりにくいので、ウエアの上からでも存在感がある。

対してSAS-TECは非常に柔らかい。これだけ柔らかいプロテクタは初めて。丸めてテーブルに置くと、そのままの形をキープする。これは画期的に柔らかい。

そして表記にあるように、デコボコがある方が身体で、文字が書いてあるほうが外側になる。これは間違いやすい。

昨年のロングツーリング(四国、北海道)で使っていたRSタイチのプロテクタと比較すると、こんな感じで、比較にもならない。全く別物。配置の関係でRSタイチが小さく見えるがSAS-TECより一回り大きい。

膝用をEDWINバイクデニムに装着してみた。今まではPORONが入っていたが、SAS-TECに変えるとSAS-TECが小さいので膝位置が合わない。バイクデニムのプロテクタを入れるポケットを手縫いで小さくしてSAS-TECを装着してみた。

とにかく柔らかいので、プロテクタを入れている感触が無い。膝を曲げると一応プロテクタの存在は感じるが、歩いていてもヒザがゴワゴワする感じも無い。これは良いかもねえ。

SAS-TECを入れて東京競馬場までSR400で走ってみたがプロテクタを付けている感覚が無い。それが逆に「このプロテクタ、柔らかくて大丈夫だろうか?」と心配になってくる。プロテクタの効果は実際に事故に合った時にどれだけ身体を守ってくれるかが大切だが、プロテクタを付けていることの安心感も大事だと思っている。慣れの問題かもしれないなあ。RSタイチと比べればPORONも非常に薄くて柔らかいので、PORONで十分かもしれない。というかRSタイチには戻れない、あのゴッツイ厚さと硬さのプロテクタには戻れないなあ。

安全基準で言えばRSタイチはCE2、SAS-TECはCE1(SAS-TECはCE2のプロテクタもある)、PORONは独自基準(YouTuber二宮さんの実験ではPORONは非常に優秀な成績)。安全基準は高い方が良いとは思う。が、それが全てでは無いだろう。SAS-TECは普段着の下でも違和感が無いのが一番の魅力だろうな。デイトナではSAS-TECトリプルフレックスエアシートを使ったインナープロテクターシャツも新発売している。これが一番活きる使い方かもしれない。

「絶対にプロテクタなど付けない」と豪語するバイク乗りも多いけど、プロテクタは付けた方が良いと思う。プロテクタが苦手な人にもSAS-TECは違和感が少ないのでオススメしたい。

別にデイトナさんからお金もらっていないけど、デイトナSAS-TECは良いよ。