文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

オペラ撮影

少し時間がたってしまったが、日曜日はオペラ・コンサートの撮影でした。撮影機材を一通りカメラバッグに入れたら重くて持ち上がらなかったので、サブ機のOlympus PENを止めた。それから50mm F1.4と17mmの対角魚眼も止めた。残った機材がサンニッパと70-200、24-70とオーソドックスなレンズ。ボディはD700に縦グリップ。これにスピードライトと一脚と三脚。それでも重量は15kgほどあった。


電車でこの機材を運ぶのは辛いので、愛車FIAT500号で六本木へ。コンサート開場はサントリーホール。クルマはオークラの隣の駐車場に入れた。一日千円なのでリーズナブル。駐車場からサントリーホールまで機材を担いで歩く。結構辛いねえ。やっぱりキャスター付きのカメラバッグがほしいわ。


リハの時間から会場入りする。今日は写真部部長と最年少Mくんとで撮影することになっている。メインの撮影場所は2F席奥の撮影室と呼ばれる部屋。ガラス張りになっていて、ビデオカメラが固定されている。ビデオの邪魔にならないように、三脚を設置して、テスト撮影開始。被写体まで遠いのと照明の具合が良くわからないので露出が決められず。あとは本番を待つしか無い。この撮影室は長年撮影に使われていたよで、防音カバーやら三脚、脚立など色々と撮影グッズが置かれている。どれも年季が入っている。


ステージサイドからも撮影可能とのことで現場確認に行く。バックステージとステージをつなぐ扉にのぞき窓があって、そこから撮って良いとのこと。狭いがレンズをねじ込めばなんとか撮れる。でも少し背後から取るので、絵的には面白みが少ない。というか、構図が固定になってしまうなあ。


そんなこんなで開場時間。ロビーにて来場者の雰囲気や頂いた花など撮影。スピードライトを使ったが、あんまり芳しくない。もう少しスピードライトを使いこなさないとな。勉強するかね。スタッフのかたやファンクラブの方々から撮影依頼を受ける。ポートレートは苦手なんけど、なんとかスピードライトを使って撮影。


そうこうしているうちに開演時間。部長とMくんと持ち場を決めて撮影分担。思ったより照明が暗く、良い絵にならなず苦戦。300mmにテレコンx1.7を入れて撮るが、これだとピアノ伴奏と歌う人が上手く入らない。かといって300mm一本では歌う人が小さい。テレコンを入れたり外したりで結構手間取る。しかも撮影室のガラスに写り込まないように暗闇でテレコン入れるのは手間がかかる。蛍光テープでも貼っておけばよかったな。


30分ほどで撮影場所交代。こんどはステージサイドから撮る。コレも難しいねえ。やっぱりサブ機のPENを持ってくれば良かった。そんなこと思っても仕方ないので、とにかくD700で撮りまくることにする。歌う人を撮影するには、連射して、目や口のカタチがベストなショットを選択する必要がある。これを狙って撮れる人になりたいねえ。


結局1日で2,000枚撮影して終了。本当はこのあと打ち上げパーテがあり、そちらも撮影依頼を受けているが、これは部長とMくんにお任せして、自分は早めに撤収。久しぶりにクタクタに疲れたよ。