文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: 北海道ツーリング5日目

北見のホテルはチェーン系のビジネスホテルなのでサービスもシステマチックだが、濡れたブーツが乾くように古新聞くれたり、バイク掃除用にペーパータオルくれたり、色々と気を使ってくれる。朝食付きで料金も控え目、北見駅の眼の前と条件は良いので利用客も多いようだ。バイク用の屋根付き駐輪場があればパーフェクトに近い。


f:id:ydf:20230801205608j:image

朝食は6時半からなので7時前に頂く。簡単な朝食だが十分だ。元々きちんとした朝食を食べてないし。先日、網走監獄で見た囚人の食事の方が自分の朝食より豪華だったので、ちょっとショックを受けている。

7時過ぎに出発。朝早い時間なので涼しいので防水ウエアを着込んでいる。今日は北見から旭川に向かう国道39号を西に進む。この道は先日の網走監獄にあった囚人が作った道路だ。感慨深い。

今日のルートは愛別町から道道101号、石北峠を北上して、岩尾内湖を通過して下川町に抜けて、国道239号を興部に出て、オホーツク街道を北上して枝幸まで行く。

しかし愛別町まで来たところでナビ用のスマホのバッテリが10%になっている。どうやら充電されていないようだ。バイクを止めて色々と見てみると、先日の雨でUSB端子に水かゴミが入ったようでUSB端子が動作していない。ケーブル側の問題を排除するため予備のケーブルに交換してみたら、USB端子は復活して接続はされているが充電はされていない。これはバイクのUSB電源がPD対応していないから?原因は分からないがナビ用スマホの電源は残り数%だ。仕方ないのでナビ無しで走ることにする。ナビは無くてもバイクは走る。

手持ちのメインのスマホでルートは頭に入れた、つもりだったが地図を拡大して良く見なかったため岩尾内湖でT字路があるのを見逃していた。そのT字路で停まって確認すれば良かったが、まあ右だろう?とテキトーに右折した。これが間違い正解は左折だった。右折すると士別滝の上線を走ることになる。これが結果的にとても良かった。


f:id:ydf:20230801205638j:image


f:id:ydf:20230801205656j:image


f:id:ydf:20230801205708j:image

ずっと伊豆スカイラインが続いて行く感じの道路で、もう一度走りたいと思わせるルートだった。怪我の功名だ。

このルートを行くと国道273号に出て紋別に着く。紋別で一休みしつつ家電量販店に行く。もしナビ用スマホがPD充電のみだとしたら(今までは普通に充電できていたが)PD対応のモバイルバッテリを買っておくのが安心だ。やはりナビ無しではシンドイ。買い物していたら13時過ぎになった。今日はお昼ごはんは抜き。夕食が豪華だからだ。とはいえ少しお腹が減ったのでドラッグストアでエナジーバーとドリンクを買って軽く栄養補給しておく。ここから宿泊地の枝幸までは100Kmぐらいだ。

途中で休憩しながら走ったので枝幸のホテルには16時に到着。ホテルの駐車場にバイク用にテントを立てておいてくれた。とても助かる。すでにバイクが1台停まっていたので隣に止める。

今日の夕食はホテル内のレストランで頂く。チェックイン時に夕食時間を18時にしてもらう。それまでに荷解きして洗濯物を集めてコインランドリーに入れる。洗濯は夕食の頃に出来上がるので、夕食の時間まで温泉に入って、部屋でゴロゴロする。贅沢な時間だな。


f:id:ydf:20230801205732j:image

豪華な夕食というのは毛ガニ一匹。これ全部一人で食べる。毛ガニは食べたことはあるが家族で分け合って食べるので、なんとなく欲求不満がたまるのだ。それになんとなく自分が身をほぐす係でワイフと娘さんは食べる専門になっている。仕方のないことだが、なんとなく、ね。一度、一人でカニをまるごと食べてみたかったのだ。

レストランのテーブルに案内されるとすでに毛ガニがスタンバイ。とりあえず毛ガニを食べることに専念し、他の料理はその後頂く旨を伝えた。そのための昼食抜きなのだ。空腹感MAXの万全の体制で毛ガニに取り組みたい。途中の描写は省くが、30分ほどで毛ガニを完食。満足できました。


f:id:ydf:20230801205753j:image


f:id:ydf:20230801205758j:image

他のカレイの西京焼き、刺し身盛り合わせ、ビーフシチュー、アワビのバター焼きなども大変美味しく頂いた。デザートまで完食してお腹いっぱいになった。昼食食べてからこの夕食は食べきれないな。

明日は宗谷岬まで行ってから内陸を旭川まで南下する予定。天気が悪ければギリギリまでホテルに居て旭川に直行する。