SR400: グリップ交換

天気の良い週末には早朝からSR400号で走って10時前に帰宅、遅くとも昼前に帰宅する朝駆けツーリングをしている。気温が上る前に、道路が空いているうちに走りたいのだ。朝駆けツーリングは楽しい道だけ走って、そこまでの移動は高速使って時短している。原付き2種では出来ない遊び方だ。SR400号は高速道路が少し苦手。Big Single Engineなので結構振動する。足元の振動は仕方ないとしても手元の振動は気を使う。純正のSR400号のグリップは細め。というかバイクのグリップは概して細め。自分のクセだと思うのだがグリップが細いと力が入ってしまう、しっかり握らなければと力が入ってしまう。バイク乗る時に上半身は適度に脱力しているほうが良いとされる(反対に下半身はしっかりニーグリップ)。なので細いグリップは苦手なんだよねえ。

前置きが長かった。ということで、SR400号のグリップを交換することにした。交換したのはPOSHのタル型グリップ(ブラック)。

 SR400号の純正グリップはだいたい120[mm]ぐらいなので、上記のPOSH FAITHの型番010072でちょうど良い。これが左側。

f:id:ydf:20210723113257j:plainこれが右側。どちらも雑な測り方で申し訳ない。

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最初に純正グリップを外す。外し方は大きく分けて2つある。

一つは純正グリップを温存させるため、そのままの形状を保って外す。そのために、グリップをプライヤ等で引っ張って(壊れないように)隙間からパーツクリーナーをジャバジャバと吹き込んでグリグリと引っ張る。これはかなり大変な作業。引っ張るとハンドルが動いてしまって、なかなか力がかからない。

もう一つは純正グリップはもう捨てるので、バッサリとカッターで切り裂く。私は切って捨てました。正直、こんなに切る必要は無いです。カッターの刃をグリグリするとハンドルに傷が付くので、カッターは控えめにバッサリと切る。

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右側を外すとスロットルコーンが出てくる。このコーンの付け根に刀の鍔みたいな薄い丸い板がある。捨てずにそのままにしておく。スロットルコーンの端に出っ張りが4箇所あるので、ナイフで削り落としたほうがグリップが入りやすい。この写真は削り落とした後の写真。スロットルコーンに筋が入っているが、純正グリップの穴の内側にこの筋に合わせた溝がほってあって、ピッタリハマるようになっている。良く出来ている。

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左側を外すとハンドル本体が見えてくる。もちろん右側のスロットルコーンを外せばハンドル本体が見えてくるので、右側のグリップはスロットルコーン分だけ穴が大きい。このPOSHのグリップだと左は直径21[mm]だが右は直径24[mm]と穴が大きい。

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右側も左側も接着剤が付いているので、パーツクリーナーを付けてウエスでゴシゴシ擦る。接着剤が無くなったら新しいグリップを付けるのだが。。。

このグリップを付けるのが一苦労どころかかなり大変。面倒な人はショップに頼んだ方が良い。グリップの付け方をネットで漁ると色々と出てくるが、一番多いのが「パーツクリーナーを吹きかけてグリップを付ける」という方法。その他「鍋で煮て柔らかくする」「洗剤を付ける」「気合で押し込む」など様々。

そして一部のネットには書かれていたが「押し込む途中で止まってしまうと死ぬ」ということ。途中で止まったら、そこからもう一度グリップを外して(切り裂いたら新品がゴミに)、もう一度最初から付け直すことになる。

自分はネットで調べて一番多かった「パーツクリーナー」を試したが「途中で止まって死ぬ」を3回ほど体験しました。もう嫌(涙)。そのつらい経験からグリップを確実に取り付ける方法を会得できた。この方法ならば、たぶん、誰がやっても途中で止まらず、最後まで押し込めるはず。

※この方法は、取り付けるグリップが貫通タイプだと駄目です。

[1] グリップエンドに小さい穴があったら養生テープで塞ぎます(POSH社製には穴がある)

[2] 穴を塞ぐとグリップは小さなコップのようになるので、ここになみなみとパーツクリーナーを注ぎ込みます。目安はコップ半分ぐらい。※パーツクリーナーは凍るほど冷たい

[3] (注意: この作業は速攻で) ハンドル側にもパーツクリーナーをダブダブとふりかけます。滴るのでバイク本体にはウエス等で養生したほうが良い。

[4] [3]を速攻で済ませたら、即座に[2]でパーツクリーナーが半分入った状態のグリップを一気に押し込みます。もうパーツクリーナーがベロベロと溢れますが気にせず迷わず一気に。

パーツクリーナーでベロベロに溢れかえっているので相当硬いグリップでも一気に最後まで入るはず。パーツクリーナー自体は蒸発してしまうので溢れていても大きな問題にはならないはず。

その結果がこちら。グリップ端にある小さな穴を塞ぐのがポイント。

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ちなみに、これは駄目だったのは「シリコンスプレーを吹きかけて押し込む」方法で、このシリコンスプレーを大量に吹きかけて付けると、もう「スポーン!」と最後まで入ります。もう感動!何度も途中で止まって涙を流した後なので、なおのこと感動します。しかし、取り付け後にグルグルとグリップが回って、簡単に外れます。なのでシリコンスプレーは止めたほうが良い。

タル型グリップの使い心地は、高速道路など走っている時にグリップを握る力を少し抜いても手のひらと指に少し太いグリップが触れている感じになります。これが結構心地よい。特に(昔のバイクの乗り方の本に書いてあった)少し肘を外側に張り出して、両腕で輪を作るような姿勢、ハンドルを外側から握り込むような姿勢を取った時に、純正よりシックリくる気がする。

このタル型グリップには生ゴム色のがあって、それはカッコ良いのですが、SR400号の全体のバランスを考えると黒の方が良いような気がする。