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SR400: バイク洗車は前半が大事だと思う

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納車してから三浦半島富士五湖伊豆半島と短期間に結構走ったので、SR400号はかなり汚れた感じになった。強風の海岸線を走ったので、ヘルメットのシールドが塩でガビガビになっていたし、当然バイクも塩でガビガビのはずだ。このまま放置すればサビるのは確実。早速洗車することにした。

バイクの洗車方法はネットで色々と語られている。バイク用品メーカーの説明だったり、ブログだったりと様々だ。コーティングについて語るブログが多いのだが、コーティングは洗車の後半部分というか最後の部分。大事なのは前半部分の汚れ落としと水分拭き取りなのではなかろうか。

汚れ落としと水分拭き取りは、大まかな手順としてはクルマと大差ないようだ。しかし、車体全体が外装で覆われたクルマと、エンジンとシートむき出しで電装も少し見えてしまうバイクでは細かい部分が違うような気がする。ネットで調べた情報を整理してみた。

Action Details
水を掛ける

自宅水道のホースから水を勢い良く出して(できればシャワーヘッドが欲しい)、前方から水をかけて砂やゴミなどを洗い流す。雨の中を走っている時にかかる水の方向には耐性があるようだ。バイクは凸凹が多いので水が飛び散る。どのくらいの勢いで水を掛けてよいのか分からないが、高圧洗浄機はNGとYAMAHAのマニュアルにかかれている。また、マニュアルに下から水を掛けないようにとあるが、フロントとリアフェンダーには下からドバドバと水をかけている。

洗剤で洗う バイク洗車用洗剤があるのか不明。たぶん、クルマもバイクも洗剤は同じで、たぶん値段差だけの効果は無いと思っている。自分はカー用品店(オートバックスとか)で2L 300円ぐらいの激安洗剤をドバドバとバケツに入れて水で薄めて、柔らかい毛足の長いブラシ(500円ぐらい)でゴシゴシと上から下に洗っている。スポークの洗浄には滑り止めの無い軍手が便利。両手でまさぐるようにスポークとハブを洗っている。この時にチェーン周りは洗浄せず。チェーン清掃が必要な場合には別途行っているので、ここでは言及しない。
洗剤を流す 最初の水を掛ける時と同様に、前方から水をかけて洗剤を洗い流す。凹凸が多いので洗剤た溜まりやすい。特にSR400は空冷なのでフィンの間に洗剤が残ったりする。スポークホールも丁寧に水で流してキレイにする。
水分拭き取る(ブロワーで吹き飛ばす) ここが大問題。クルマはほぼ平面で構成されているのでマイクロファイバー雑巾を大量に用意してゴシゴシと拭き上げればOK。しかし、バイクは雑巾で吹き上げるのはほぼ不可能。空冷フィンに入り込んだ水は綿棒で吸い取れというのか?昔やっていたのは、軽く走って水分飛ばすという方法。しかし、これは走っていて気分が良くなってロングライドしてしまう弱点がある。なので、今回、SR400号導入と同時にMakitaのブロワーを購入した。ブロワーで水分を全て吹き飛ばすのだ。これは凹凸が多いバイクだと効果がある。逆に平面構成のクルマだとあんまり効果ない(M240i号で実験済み)。YSPで聞いたらブロアーを愛用しているとのこと。コンプレッサーもあるが、エアが細く激しく出るので乾かす用途には向かないとのこと。

 今回買ったMakitaのブロワーは10.8Vの小型軽量版。インパクトドライバと掃除機が10.8Vなのでバッテリと充電器を使いまわしてコストダウンしている。Makitaはバッテリが非常に高価なのだ。中華3rd Party製もあるがバッテリなので怖い。

 10.8Vで軽量なのでその分パワーは落ちる。パワー重視ならAC100Vブロワーをオススメする。有線なので使いにくいかもしれない。その分、価格も安いので検討する価値はある。

バイク洗車もここで完了でもOKだと思う。十分キレイになるし。しかし、せっかくの新車のSR400号なので、せめてタンクとサイドカバーはピカピカにしたい。ネットを調べるとコーティング剤で良く取り上げられているのは、次の2つ。評判は良いので試す価値はある。ただし高い。

ワコーズ VAC バリアスコート プラスチック、塗装、金属の洗浄・保護・コート剤 A142 300ml

プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL368 [HTRC 2.1]

もう一つ、

ユニコン(石原薬品) カークリーム 175ml [HTRC 3]

も良いとされている。こちらは安価。YAMAHA純正扱いにもなっている。

 自分はどうしよう?コーティングする?といろいろと調べてみた。SR400号はメッキパーツが多いので、メッキを光らせるには液体WAXがお手軽で良い感じ。液体WAXを布につけてバイクに塗り伸ばして、乾いた布で磨く。お値段もお手頃。カークリームでも作業は同じだろう。そして、美しいタンクとサイドカバーも液体WAXでも良いかと思ったが、せっかくなので、シュアラスターの固形WAXを使うことにした。昔Rover Mini Cooperを乗っていた時にはシュアラスター固形WAXを愛用していた。本当はザ・シュアラスターが欲しかったが高いので、インパクトを使っていた。今回も予算の関係でインパクトの小さい缶を買ってきた。これを使い切ったらザ・シュアラスターを買うぞ。

 このシュアラスターインパクトを使ってタンクを磨いた写真が一番上の写真になる。固形WAXは面倒なんだけど、バイクのタンクとサイドカバーぐらいなら楽勝。テカりは液体WAXより上だと思う。ピカピカになるので固形WAXオススメしたい。