文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

規制解除

新型コロナウイルス感染予防のために行われていた規制のいくつか、休業要請とか県をまたいだ移動自粛などは昨日から解除された。イベントなども開催されていくのだろう。ディズニーランド再開も近いだろう。とはいえ、今日の東京の感染者数は39人だ。

東京都 新たに39人の感染確認 新型コロナウイルス | NHKニュース

この1週間ぐらい50人弱の数字が続いているので「感染が収まった」感じは受けない。むしろ、再燃の兆しを感じるぐらいだ。米国の感染者数は220万人を超えているし、一日の感染者数増加数は3万人以上。ブラジルも100万人を超えて、増加数は5万人以上。感染規模は全く収まっていない。

このような状況を知ってか知らずか、規制が解除されたからと出かける人が多いようだ。ワクチンも治療薬も無いのになあ。まあ、人それぞれ。価値観は様々だ。

特設サイト 新型コロナウイルス 街の人出はどうなっている?|NHK

The metropolitan museum of artとコーヒー

ずいぶんと昔の話だが、大学院を卒業して社会人になる前の数週間、バンドメンバー2名(VoのSっちー、BのS)と一緒にNew Yorkに遊びに行った。本当はバンドメンバーはもう一人(DrのGちゃん)いたのだが、そいつは卒業出来なかったので来なかった。

ホテル代を浮かせるためにアパートを借りて滞在していた。場所は比較的治安の良いThe Central Parkの南西の角に近い場所だったと思う。近くに韓国系の小さなスーパーとZABAR'Sというスーパーがあって、食事はだいたいそこで調達して、アパートのキッチンで簡単な料理を作っていた。牛乳とオレンジジュースを1ガロンずつ買って3人で飲んでた。

当時のNew Yorkは今よりも遥かに治安が悪かったが、セキュリティはそれほど厳しくなくて、非常にスリリングで緊張感と興奮が混じり合ったハイテンションな毎日を過ごしていた。地下鉄は落書きだらけで、車両の連結部にはポリスが防弾チョッキとドデカイ拳銃をぶら下げてガンを飛ばしまくってた。夜中にパンパンと乾いた音がしていたりした。本物の銃声は爆竹より軽い音なんだと知った。

滞在中は3人で行動していた訳でもなくて、勝手気ままに行きたい場所へと彷徨っていた。たいてい晩ごはんの時に明日の予定を共有して、気が合えば一緒に行くし、合わなければ一人で行く。付き合いの長いメンバーだから出来る自由行動だ。

で、自分は何をしていたかと言えば、毎日のようにメトロポリタン、The Metropolitan Museum of Artに通っていた。まだ学生証が有効だったので学割で1 month Passが格安で買えた。毎日長い時間を過ごしていたが、それでも全部は見てないだろう。メソポタミア遺跡、エジプトのミイラとか浮世絵も沢山あって、戦争に勝つということはこういうことなのだと実感した。

Museum Shopがすごく充実していて、その中にほぼ総目録と思われる大きな本が半額セールで売っていたので30ドルぐらいで買った。調子に乗ってアンディ・ウォーホルの回顧展全集も買ってしまったのだが、2冊合わせて6kgぐらいある。非常に重たい。スーツケースに入れると重量オーバーになるので、手荷物として日本に持ち帰ってきた。見応えのある本で飽きなかったのだが、ここ10年ぐらいは開いていない。もったいないことに本棚の飾りとなっている。最近の自粛生活の中で部屋の片付けをしていたら、この本の存在を再確認したのだ。

そんな時に、会社の同僚の娘さんが絵が好きで、またその絵が非常に上手い、という話を聞いた。ずっと前にもその話を聞いたことがあって、その時は手持ちで使ってない色鉛筆48色セット(今は倒産したベロール社製の油性色鉛筆)を差し上げた。現在は小学校高学年になって、絵画教室を卒業することになって、娘さんが悩んでいるとか。。。という話を聞いて、ならば、その読んでない総目録とアンディ・ウォーホル全集を差し上げるとこにした。何かの刺激になれば良いなあと。自分の大切な本だが、読まなければ意味がないので、同僚の娘さんが読んでくれれば嬉しい。ついでに、やっぱり読まなくなった岡本太郎画集とダビンチの画集も合わせて送った。

同僚から本が届いたとの連絡があって、娘さんは本を全部抱えて、即座に自室に引きこもったとのこと。素晴らしい。将来有望だ。

その本のお礼にと紅茶とコーヒーを頂いた。コーヒーはひいてない豆の状態だったので、この機会にコーヒーミルを買ってみることにした。自分がコーヒー豆をひいてコーヒーを飲むことなど、想像も出来なかったなあ。昨年までコーヒーがキライだったから。

数カ月ぶりの外食

世の中は緊急事態宣言解除で東京アラートも解除。外出自粛も無いことになっているようだが、自分は相変わらず自粛生活を続けている。調べれば県をまたいだ移動は自粛して欲しいようだし、旅行が解禁された訳でもない。今日の都内の感染者数は50人弱。増加傾向は続いている。自粛生活は継続すべきでは。

と思っていたら、娘さんから藤沢までクルマで連れて行って欲しいと。自粛中なんだけど、ジュンク堂に注文した本が届くそうな。配送してもらえば良いものを、と今更言っても仕方ない。夕方になって藤沢まで愛車Z4号をゆっくり走らせる。藤沢までの道で飛ばせる場所は全く無いから。

KALDIでお茶など買ってからジュンク堂で本を受け取る。ちょうど夕食の時間なので、テイクアウトでなにか買って買えるかと思ったが、タイ料理が食べたいとのこと。自粛中なのだけど。。。と少し悩んでから南口のタイ料理屋へ行くことに。店内が空いていたら食べることにする。店内には家族連れ客が一組のみだったので食べることにする。数カ月ぶりの外食だ。ちょっと緊張する。

この店にはバナナのお汁粉がある。私の好きなデザートBEST3に入る好物なのだ。これが食べたくてこの店に来る。メインのタイ料理は日本人に忖度しないことで有名で、日本人店員の愛想がないことでも有名だ。本当に有名かどうかは定かではないが。タイ料理の味は銀座のコリドー通りにあるタイ料理屋より美味しいことは確かだ。コリドーのタイ料理屋も美味しいけど。

グリーンカレーパッタイ、ソフトフェルクラブとバナナのお汁粉を注文する。最近の少食気味の胃腸にはちょっとキビシイ辛さだったが美味しく頂いた。久しぶりに満腹になった。

夜の藤沢駅周辺は相変わらず治安が悪い雰囲気がある。世の中は自粛しないのだろうな。感染者数が増えたとしても。もう静かな自粛生活は望むべくもないのかも。

夏の旅行のキャンセル完了

ANALufthansaのキャンセル手続きは全て完了。意外にもANAは全額戻ってくる。プレミアムエコノミーの正規料金だったので全額戻るのは大きい。Lufthansaは1/3程度戻ってくる。Lufthansaは安いので損失は少ないので諦める。

ホテルも全てキャンセル手続きが完了。Web Formから申し込む、Emailで申し込む、Webから手続きとバラバラだったが、申し込みから24時間程度でキャンセル手続きが完了した。ホテルは全額戻ってくるみたい。そもそも宿泊料金全て前払い、1泊だけ前払いと色々だが戻るのは有り難い。予約時もキャンセル不可の条項が着いていたが、今回の新型コロナのために対応してくれたのだろう。特にBudapestのGellert Hotelはお気に入りなので、なんとか生き延びて、来年か再来年の訪問まで持ちこたえて欲しい。

今後、再び新型コロナのような緊急事態が起きる可能性を考えると、フライトもホテルもキャンセル可能、変更可能な予約にしておくのがベターだろうな。料金は割増だが保険料だろう。

なんとも物騒な世の中になってしまったな。このツケを誰が払うのだろうか。

夏の旅行はキャンセルした

新型コロナウイルスは終息する方向にはあるのだろうが、未だ各国が国外からの旅行客を受け入れてはいない。ほぼ終息したと思われる台湾でさえ受け入れてはいない。既に6月。来月の7月下旬から旅行客を受け入れることは無いだろう。ましてや、今回の旅行先であるドイツとハンガリー。まあ無理だろうなあ。

仕方ないので、今夜のうちに飛行機とホテルのキャンセル手続きをした。ANAは8月末までは手数料無料でキャンセルしてくれる。こんなことになって嬉しくはないが、多少なりともお金が戻ってくれば、次の旅行資金の足しにはなるだろう。

新型コロナウイルス関連 国際線特別対応 | キャンセルのご案内 | ANA

ドイツからハンガリーへの移動に使うLufthansaもキャンセル対応を始めた。LufthansaANAもそうだが、キャンセルできる予約と出来ない予約があるようだ。とりあえずドイツ->ハンガリーへのフライトはキャンセルできた。ハンガリーからドイツへのフライトのキャンセルは未完。

Cancellation and refund

あとはホテルの予約をキャンセルするのだが、これは個々のホテルで手続きが必要。Web Formから手続き、Web Formからメッセージ送付、Emailで手続きなど様々。これも予約によってはキャンセル不可(お金が戻ってこない)もある。とりあえず連絡入れたので、明日明後日には連絡来るだろう。

 

色々と調べまくって、良いホテルと良いフライトを予約できたのに。戻ってこないお金よりも、失った旅行機会の方が悲しい。お金は働けば手に入るが、旅行機会は働いても手に入らないのよ。チャンスは一度、一期一会だからな。

Teamsでバ美肉 その2

ydf.hatenablog.com

Teams会議でアバターを使う方法を調べて書いてみたが、実際にTeams会議でVMagicMirrorのアバターを使ってみると上手く動作しない。この原因は何か?と色々と探ってみた。原因はVirtual Camera Serverにあった。VMagicMirror付属のCamera ServerがTeams会議で上手く動作していない。なので、色々と調べて別の方法を探ってみた。

まとめると、手順としては以下のようになる。

 

1.VMagicMirror

VMagicMirror

1.1 Install

 こちらからVMagicMirrorをInstallする。無料だが非常に有用なSWなので是非BOOST(支援)して欲しい。

VMagicMirror - 夢日記屋さん - BOOTH

DownloadしてInstallするだけなのでここは簡単

1.2 設定する

PCにカメラが接続されていることを確認する。もしくはNotePCならばカメラがあることを確認する。当たり前だがカメラが無いと動作しない。設定はここを参考にする。

Get Started

1.3 仮想カメラを設定する

上記のGet Startedの中で仮想カメラ設定がある。その詳細は下記を参考にする。

仮想カメラを使う

ここでVMagicMirrorのVirtual Camera Serverが起動するのだが、このVirtucal Camera ServerとTeamsの相性が良くない。なので、このCamera Serverを停止しても良い。停止する場合には、

\VMagicMirror_v1.0.0\CameraInstall\Uninstall.bat

を起動する。停止しないでこのまま放置しておいても大丈夫。たぶん。

ここで、別のCamera ServerをInstallする。

2. OSB

Open Broadcaster Software®️ | OBS

2.1 Install

 上記からDownloadしてInstall。完了したら実行する。詳細はここを参照する。

Zoomに好みのアバター(自作含む)で参加する方法 | りんごロイド

2.2 Virtual Camera Plug-in

OSBにVirtual Camera Plug-inを導入する。これがVirtual Camera Serverとなる。詳細はここを参照する。

Zoomに好みのアバター(自作含む)で参加する方法 | りんごロイド

3. MS Teams

 後はTeamsのデバイス設定でカメラをOSB Virtual Camera Plug-inを選択すればOK。

ここでハマるのが、デバイス設定のカメラ選択でOSBが出てこないこと。この原因はTeamsを再起動させれば大丈夫。たいていTeamsはLogin時から自動で起動していることが多い。Teams画面の閉じるアイコンをクリックして閉じても、バックグラウンドではTeamsは実行されているので、Windows画面右下のタスクトレイの中に潜んでいるTeamsを選択して確実に停止させ、再度、Teamsを起動させる。

 これで、Teams会議にアバターで参加することができる。

免許更新で二俣川へ

免許更新のハガキが届いていた。二俣川の運転免許センターが閉鎖していたので、警察署に行って更新手続しようと思っていたら、緊急事態宣言が解除されて、免許センターも再開された。しばらく閉鎖していたので混雑するよなあ、と思って警察署の免許更新を調べたら、更新時の講習は免許センターに行ってくれとのこと。手抜きだぞXXX警察署は。まあコロナが怖いんだろうけど、こっちも怖いんだよ。

でも、再開後の免許センターは混雑するよなあ、と考えたが、そもそも二俣川の免許センターが空いていたことなど一度もない。いつだって混雑しているよね。ならば二俣川に行くしかないのか。人混みは怖いよなあ。

日曜日に免許センターに行くのは超混雑で自殺行為なので、平日に有休を取って行くことにする。が、なんと仕事場で有休をとらせてくれない。有休はダメ。用事があるなら休業にしろとな。ひどい仕事場だ。休業分は給料減額になるんだぞ。まったく親会社が変わってから酷い仕打ちばかり。労基署に訴えたほうが良いんだろうか。

理解も納得もしていないが、休業申請を提出。早起きして、朝一番で二俣川に行く。免許センターの建物を新しくしたので、古い建物の道路を挟んで向かい側に真新しい建物が立っている。実技テストのコースはそのままのようだ。

免許センターは8:30からなので8:00に到着すれば余裕だろうと思ったが、到着したら免許センターを取り囲む人の列。これは物販の列。。。あいにくと天気が良すぎて炎天下の中で並ぶことになった。厳しいねえ。列の間隔を空けるよう指示されるが、全く無視する人が半分以上。どんどん列を詰めてくる。日本語通じてないのか、話を聞いていないのか、行動が全く不明だ。それでも30分ほどで建物内に入れた。中はかなりの混雑具合。朝の横浜駅よりかなり混雑している感じ。

マスク着用の指示が出るが、アゴマスクの人も多い。暑くてマスクしていると倒れそうだが、これだけの混雑でマスクしない人は恐怖の対象でしかない。やはり夏マスクは必須だ。真夏マスクをなんとかして作らねば。建物内も間隔あけるよう床にマーカーがあるが、守る人は少ない。怖いよねえ。

それでも列は進んで、暗証番号設定したら申請書が印刷されて、そこに氏名と電話番号を記入したら、印紙を買って視力検査と写真撮影して、待ち時間無しであっという間に講習受講。なと建物内に入ってから1時間ぐらいで新しい免許書を入手してしまった。かなり効率化されているんだなあ。昔の二俣川の建物だったら、朝一番で入って、免許取得がお昼頃だったのに。免許更新のたびにお昼を食べていた中華料理屋に行くことが出来ないなあ。とか思いながら二俣川駅までトボトボと歩く。通りには時差登校の高校生の姿がチラホラ。まだ、そんな早い時間なんだよ。

コロナ自粛でどこかに行くのもはばかられるので、そのまま帰宅してしまった。早起きはしたが、丸一日おやすみの気分だ。