こうして見ると、Les Paul Standardはカッコいいよねえ、弾きにくいけど。Telecasterのスケールが少し長いのも分かる。ES-335は存在感あるよなあ。Specialくんはもっと近くに置いておきたい感じ。
写真には写っていないが、右側にもう一本、首吊できるスペースが開いている。ここにはコートハンガーを付ける予定。ギターを追加?まあ可能性はあるだろう。作業机の脇にもHERCULESのギターハンガーが2個取り付けてあって、スグに手にとって弾けるような状態になっている。Les Paul SpecialとTelecasterはそっちに首吊することが多いだろうな。この2本は手元に置いておきたい。
めでたくGibson Les Paul Specialが自宅に来たので、ギターの置き場所を作らねばならい。ギターの置き場所、保管場所は人によって様々。色々な置き場所があるし、諸説様々。ケースに入れて保管する人、ギタースタンド、壁掛けなどなど。自分はK.YAIRIの道前氏の「ギターケースなど棺桶、墓場だ」という教えを信じている。加えて「首吊が良い」との別の教えも信じているので、ギター首吊派だ。特にHERCULES信者である。詳しくは下記の熱い記事を参照下さい。
上記でも褒めちぎられているようにHERCULESのギタースタンドは安定性も安全性も高いと信じている。なので自宅は全てHERCULES製のスタンドと壁掛けフックにしているのだが、現在3本だけ用意している。Les Paul Specialの場所は無いのだ。なので、HERCULES壁掛けフックを増設することにした。
木材はホームセンターで1820[mm] x 90[mm] x 19[mm]のホワイトウッド(スプルース)を300円弱で購入。安いので節は多いし状態は良くないが、塗装してしまうので問題なし。今回はカットしないでそのまま壁に水平に固定する(新型コロナウイルス騒ぎでホームセンターのマシンカットサービスが停止していた)。重量はそれなりにある。桐集成材は軽くて加工しやすいが、ボロボロに弱いので、こういう用途には向かない。
これを壁に固定するのだが、壁をトントンと指で叩いて柱の位置を探す。音の響きが変わる、音が響かなるなる位置には柱がある。家の図面があれば、図面を見れば分かるが、一応指で叩いて確認したほうが良い。柱の位置が分かったら、木材にネジ止めする位置を決める。ネジはM4 x 40のコーススレッド(木ネジ)を使った。サビが出ないようステンレス製。木材の厚みが19[mm]なので壁側に20[mm]。(後で分かったことだが)石膏ボードは普通は9.5[mm]あるので柱側には10[mm]弱のネジ穴になる。ちょっと弱いので、出来るならM4 x 50のコーススレッドを使ったほうが良い。ホームセンターに売ってなかったんだよねえ。なので、ネジの本数を増やして、1箇所3本で固定している。皿木ネジの方が仕上がりがきれいだが、下穴処理が面倒なので丸木ネジを使っている。
不要不急の外出自粛が叫ばれている中、金曜日に電話したG CLUB TOKYOへ。愛車Z4号で神保町まで走る。横浜新道、横羽線がこれほど空いていたのは初めてだ。視界にクルマが無いときも多かった。チラホラと走っている感じ。まあ、快調に飛ばしくたくなるよねえ、そうだよねえ、と誰もが考えるし、警察も考えている。行きだけで覆面パトカーに捕まっているクルマを3台見た。恐ろしいので、速度は控えめに大人しく走る。
首都高降りて都心に入る。クルマは少ない。ほとんど走っていない。大きめの交差点には警察官が立っていたりして、非常事態感が高まる。ジョギングとサイクリングの人が目立つ。あとは小さい子供連れのお父さんかチラホラ。G CLUB TOKYOの道路を挟んだ向かい側の駐車場にZ4号を駐める。時間はお昼前。朝ごはんも食べてないので、何か食べようと見回すが人の姿もクルマも少ない。店もやってない。困ったなあと明治大学方面に少し歩くと古瀬戸とエチオピアは営業中だった。なんとこんな時にエチオピアのカレーが食べられるとは幸運だ。店内に人は少ない。いつものようにチキンカレーを頂く。美味しい、美味しいです。当たり前のように御茶ノ水でカレーを食べていたが、今はカレーを食べられるだけで幸せだ。
食べ終えて肝心のG CLUB TOKYOへ。店の前にポスターが掲示されていて、御用の方はお電話下さい、とのこと。金曜日に聞いていた通りに店の前で電話すると、店内からドアを開けてくれた。名前と要件を伝えて、店に入れて頂く。おぉ、いつものG CLUB TOKYOだ。私が店に入ると、近くにいた女性が一緒に入ろうとしたので、店員に止められていた「コロナ対策で買い物予定のお客様しか入店できません」と説明した。すると女性は「暇になったのでギターを弾いてみたい、買いたい」と応えて、入店を許可されていた。入るとドアが再び閉じられる。昔のようにブラブラと楽器を眺めることは出来ない世界になったのだ。
電話で予約した店員さんは、その女性を担当することになり、私には箱モノフロア担当のTさんが来てくれた。ES-335を買った時などにお世話になった人だ。Les Paul Specialを買いたい旨を伝えて、軽い個体から試奏させて頂いた。おぉ、バリンバリンと響くねえ。以前にGuitar Planetで試奏した時はレスポールのような太い音だったが、これはジャキジャキ感があって、私の思うSpecialな音だ。ネックが太いと聞いていたが、まあ太いといえば太いが、自分のテレキャスターよりは太くない。ES-335よりも幅は少し広いが、厚みが少ない感じ。良い感じ。指板にバインディングがあってフレット端の処理もきれい。
そして何より軽い。この個体は重量は3.33kg。G CLUB TOKYOにはLes Paul Specialが8本あって(全て新品)その重量は3.33kgから3.78kgと幅広い。先日3.8kgの個体は売れたとのこと。自分では選びようが無いので、Tさんにおすすめの個体を選んで頂いたところ、3.54kgのを持ってきた。弾いてみると音の感じは同じ。新品だしね。重量差は200gあるが音は大差ない感じ。たまたまこちらの個体は弦高が低めで弾きやすいぐらい。何故にTさんはこれを選んだのか聞いたら「これはワンピースボディです」と。「先程の3.33kgは2ピースボディ、残りも全て2ピース、これだけワンピースです」と。え?型番も同じ、値段も同じでワンピースボディと2ピースがあるの?「ギブソンでは時々あるんですよ、レスポールのバックのマホガニーもワンピースと2ピースがあります」「もちろんCustom Shopの高いギターはワンピースなので、ワンピースがオススメかな」とのこと。意味わからないですが、ギブソンはそういうメーカーらしい。
せっかくワンピースボディのLes Paul Specialがあるので、これを買うことにした。新品のギターを買うのは大学入ってスグにYAMAHA SE700と買って以来だ。支払いを済ませてから、Tさんに弦高など再度調整して頂いて購入手続き完了。
以前からLes Paul Specialが気になっていたのだが、中々手に入れることが出来なかった。中古のSpecialは程度が悪くて(この手のギターは扱いが雑になるのか?)買えなかったのが原因だ。サンボマスターとかマーシーが使っているので人気なんだろうけど、ギターは大事に使ってほしいなあ。この2019年新作のSpecialは雰囲気含めて良い感じなので、本当に久しぶりに新品を買うことになった。
ちなみに、私のLes Paul Specialのイメージは渡辺香津美のUNICORN。当時TV YELLOWのLes Paul Specialを弾いていたんだよねえ。カッコよかったんだよねえ。
追記)
渡辺香津美のYouTubeチャンネル「いわゆるMyギター」でLes Paul Specialを紹介していたのですが、SpecialはTOCHIKAのジャケ写にあるのですが、レコーディングで使ってないそうです。なんと!レコーディングに行ったNYの楽器屋で買ったとか。
なので今回も外出自粛中ではあるが、神保町のG Club Tokyoさんで買おうかと思っている。まだ営業しているようなので電話で確認すると18時まで開いていると。しかし「来店日時を教えてほしい」とのこと。???と思ったが予定していた日時を伝えると「その日はいません」と。たぶん2チーム体制で交代勤務になっている模様。なるほど、こちらも予定は無いので、その担当さんの勤務日に合わせることにした。さらに「来店したらドアに鍵がかかっているので、ビックリしないで下さい。店についたら電話下さい」とのこと。なんと、新型コロナウイルス対策で入店を制限しているようだ。まあ、ここまで徹底しないと怖いものねえ。逆にこちらがわも安心できる。
ちなみに狙っているギターはGibosn Les Paul Special。昔から欲しかったのだが、某ギター屋で弾いたら印象が悪かった。というか某ギター屋の印象が悪かったので買わずに時が過ぎてしまったのだ。
しかし、政府が10万円出してくれるというからね、そりゃLes Paul Special買うよね!ということで、日曜日に外出自粛中ではありますがギター屋に行きます。外出することを批判されても仕方ないですが、Les Paul Specialは自粛生活に必要なんです。説得力はゼロだけど、分かってくれる人もいると信じたい。
いや、ならばクロサワ楽器の通販で買えば良いじゃない、と思うのだ。そうなのだ、と通販サイト調べたら、Les Paul Specialの同じ型番のが沢山在庫があるのよ、しかも重量が皆違う。これはどれを選べば良いのか?しかもGibsonだからね、1本1本作りが違うというか雑というか、味があるというか、雰囲気が違ったりするもんなのよね。クロサワ楽器にLes Paul Specialが1本しかなければ通販でも良いのだ。。。なんだか言い訳だな。スミマセン。