文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: 北海道ツーリング: 8日目

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帯広で泊まっているホテルエリアワンは作りはかなり古い。下げ吐水の蛇口なので阪神大震災以前の作りだと思う。その分、設備に余裕があって、部屋には玄関があるし、無駄に広いし、ジェットバス(故障しているけど)で浴室も広い。バルコニーもあるので豪華な感じがする。バブルの頃に作られたのかも。

7時からの朝食を頂いてから出発。今日は旭川に向かう。そのまま行くと昼には到着してしまうので、少し戻ることになるけど、浦幌神社に行くことにする。別名鉄馬神社でバイク神社とも呼ばれる。帯広からは1時間かからずに到着。バイク撮影用に立て看板もあって、バイク乗り向けになっている。鉄馬お守りなど頂いて、ワイフのために病気平癒のお守りも頂く。有名なのかと思ったがそうでもなさそう。神社の前をバンバンとバイクが通過していくし。

浦幌町から旭川に行くには高速道路もあるが、途中の観光地にも立ち寄ることにする。まずは足寄へ。松山千春のファンではないが、ギターを始めた頃に「旅立ち」を練習していた。自伝「足寄より」は読んだことはないが、足寄という地名はよく覚えている。足寄に着いたときには11時だったので道の駅でお昼ごはんを頂く。

足寄弁当という定食なのだが普通に美味しい。道の駅では松山千春の曲が流れているし、展示がたくさんある。名士なんだなあ。人気もあるようだ。

足寄からタウシュベツ川橋梁を見に行くことにする。向かう途中から晴れてきた。北海道に来て初めての晴れだ。気温がそれほど上がらないので快適なツーリングだ。

タウシュベツ川橋梁は道端の狭い駐車スペースから200mほど森に入って抜けたところから見ることが出来る。かなり遠いので双眼鏡が活躍している。だいぶ傷んでいるので、そのうち朽ち果てるのだろう。補修しないでそのままにしていて欲しい。

タウシュベツ川橋梁から三国峠を超える。峠というにはゆるいカーブだがいい天気で涼しいので気持ちが良い。

峠を下ってからは観光することもないので高速道路を使って旭川に向かう。15時半ぐらい到着してしまうので、予定を変更して旭山動物園に寄ることにする。先日夢でペンギンがたくさん出てきて一緒にお風呂に入ったのだ。ペンギンからのメッセージかもしれない。

旭山動物園に到着したら16時少し前だった。係員に入場券は16時までだと言われたので、急いで入場券を買う。動物園は17時までだが、ペンギンが見られれば良い。ペンギン館に直行してペンギンを堪能する。ペンギンは良い。

ペンギンを見終えたら気が済んだなので、お土産屋でペンギンのぬいぐるみなど買ってホテルに向かう。旭川のトーヨーホテルは大きなホテルで、エントランスのクルマ回しがある。エントランスにクルマを4台止められるのだが、その1台分を予約してある。屋根付き駐車場はここだけなのだ。

チェックインを済ませて部屋に入る。ツインの部屋を使って良いとのなので、広々している。

建物の作りは古いので、エアコンの調整はできないし、照明も暗いけど、居心地は良い部屋だ。コインランドリーに溜まった洗濯物をいれてから夕飯を探す。ホテルのレストランは満席だったので、外に出て探す。ホテルは大通りに面しているし、ホテルの裏は歩行者天国になっている。お祭りで行進型の盆踊りをやっていた。よさこいみたいなものかもしれない。

Google Mapsで高評価のレストランを探すとおばんざいの店があったので、電話して営業中を確認して行ってみると小料理屋だった。晩ごはんを食べたいことを伝えて、メンチカツ、塩ザンギ、千切りキャベツ、ご飯とみそ汁を頂いた。普通に美味しい。なんだか孤独のグルメみたいになっているなあ。

ホテルにはセイコマが直結しているので、オヤツと買って部屋に戻る。コインランドリーから洗濯物を回収する。もう洗濯しなくても大丈夫かもな。

明日は富良野を見てから、ちょっと遠回りだが夕張を見て、高速に乗って小樽まで行く予定。小樽が最後の宿泊地になる。

走行距離: 292km