文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

腰のプロテクターをデニムパンツに取り付ける

バイクに乗るときにプロテクターを付けている。プロテクターを付けるのは個人の判断であって必須ではない。プロテクターを付けるくらいならバイクに乗らないという人もいる。バイクは気軽な乗り物だから、というのが理由だ。それはそれで理解はできる。自身の安全のためにはプロテクターは付けたほうが良いのだろう。警視庁も胸部プロテクターは推奨しているようだ。

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/heru_pro.html

二輪車乗車中の事故死者の損傷主部位は、頭部に次いで多いのが胸部と腹部となっており、重大事故を防ぐためにはこれらを保護することがとても大切です。

自分はバイクに乗るときには出来るだけプロテクターを付けている。スーパーカブで近所のスーパーに買い物に行くときはプロテクターを付けていないが、SR400で遠出したりロングツーリングのときはプロテクターを付けている(エアバッグも付けている)。

良く売っているプロテクターは胸部と背中、次が肘、肩、膝など関節部分。それ以外のプロテクターはあんまり見たことが無い。モトクロス用プロテクターは脇腹含めて上半身はしっかりガードしている。プロテクターに力を入れているメーカーのKOMINEとRSタイチだと腰のプロテクターもある。この腰のプロテクターは重要だと思うのだが(転んだときにぶつけやすいという意味で)あまり種類が無い。上述の2社ぐらい。警視庁の二輪車乗車中死者の損傷主部位でも5位(5%)だ。

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/heru_pro.images/7.png

なので北海道ツーリングに向けて腰のプロテクターを買ってみたが、このプロテクターに対応したKOMINEのパンツはあるがカッコ悪かったので買わずに、手持ちのお気に入りのEDWIN バイク用デニムに腰プロテクターを付けることにした。これが以外と大変だった。服へのプロテクターの固定方法は面ファスナー(ベルクロテープ)で固定するか、プロテクターが入る袋を服へ縫い付けるか、の2方式だと思う。今回は前者の面ファスナーで固定することにした。

パンツ側には面ファスナーの柔らかい方をミシンで縫い付けた。黒い糸で縫い付けたので目立たずに仕上がった。EDWINのデニムは柔らかいのでミシンで縫いやすくて良い。しかし問題はプロテクター側に面ファスナーを固定する方法だ。KOMINEの腰プロテクターはENIGMAなので面は粗い網状になっているので、ここにプロテクターを固定するのは難しい。接触面が狭すぎる。なのでプロテクターの縁部分に面ファスナーの端を縫い付けることにした。ミシン縫いは出来ないので手縫い。プロテクターは硬いので、レザーの手縫いの方法で縫い付けた。かなり面倒だったがしっかり固定できて良かった。

RSタイチの腰プロテクターも持っているが、穴が空いてないので通気性が悪くて硬いので装着感が良くはない。このKOMINEのプロテクターは通気性は良いし柔らかくて良い。これで本当にCE2 Levelなのか心配になるが、テストはクリアしているだ。実際の効果は知りたくはないが、北海道ツーリングへの安心感は増す。