文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: 北海道ツーリング: 5日目

www.youtube.com

6時にベッドから出て支度をする。天気予報は曇。北海道の夏は曇っているような気がする。ホテルの朝ごはんはバイキングではなく和定食。立派な食事だ。普段の自分の朝食を思い出すと恥ずかしい。毎日こんなに食べたら太りそう。

外から聞こえるクルマの音が雨っぽい。もしかして降っているのかもなあ。まあ仕方ない。

食べ終わってチェックアウトして、SR400号に戻る。地面が濡れていてバイクも濡れている。夜に雨が降ったのだろう。雑巾を出してバイクを拭くと汚れも一緒に取れる。メッシュシートカバーも濡れていたので外すかと思ったが、今日は雨が降るだろうと思ってそのままに。パンツが濡れないと良いなあ。

7時半に稚内のホテルを出発。日本の最北端、宗谷岬を目指す。どんより曇った空の下をのんびりと走る。かなり涼しい、というか寒い。天気が回復すれば大丈夫かもしれない。30分ほどで宗谷岬に到着。人もバイクも少ない。

写真を撮ったりお土産屋を買ったりして、のんびりを過ごす。今日の予定はエサヌカ線を走って海岸線を南下して網走まで行く。距離は300km以上あるので、網走までは時間がかかりそう。網走刑務所は時間があったら見学するつもり。

宗谷岬から出発するときに、すごく寒かったので防水ウェアの下に薄いフリースを着て、薄いネックウォーマーも付けた。これで丁度いい。気温は17度。関東の冬の昼間ぐらいだ。走り出してすぐに霧雨というか濃霧になった。ヘルメットのバイザーとウェアがしっとりと濡れていく。ちょっと鬱陶しいの。路面が濡れていないので、走りには問題無いけど、やっぱり鬱陶しい。網走まで距離が長いのにねえ。

霧雨は時々止んで、また降り出す。ちょうどエサヌカ線を走ったときには止んでくれたので、写真を撮ることができて良かった。その後も降ったり止んだりのまま。

止んだところでセイコマがあったので、少し早いがお昼ごはんにする。北海道ツーリングのお昼ごはんはセイコマに限る。Google Mapsに出ている店は存在するが、ほとんど営業していない。セイコマは温かいおにぎりやお弁当があるのが嬉しい。ついつい買いすぎて食べ過ぎてしまう。軒下の濡れない場所で突っ立って食べていると、目の前の道路をバイクが走りすぎていく。さっき自分を追い越していったバイクもいたりする。稚内のホテルで見かけたバイクも。皆さん、ほぼ同じコースを走っているんだなあ。

途中休みながらのんびりと走る。相変わらず霧雨は強くはならないが、降ったり止んだり。なんだか今日はこのまま続くのかなあと考えつつ走る。

そんなふうに走りつつけて、紋別サロマ湖を超えて300kmを走って網走へ到着。ホテルはバイク用に屋根付きスペースがある。最後のスペースが空いていて良かった。

途中でナビ用のスマホが充電できないことに気がついた。スマホ自体の充電も切れたので、今日はナビ無しで走ってみた。気楽かと思えばそうでもなくて、やっぱりナビが無いと走れないな。

晩ごはんは昨日と同じチェーンのハンバーク屋さん。網走駅前のホテルなのに、営業しているのはすき家かチェーンのハンバーグ屋しかない。地元のお店はほぼ閉まっている。これで大丈夫なわけはない。

走行距離: 329km