文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: 北海道ツーリング: 4日目

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留萌のホテル、New White Houseは朝食付き。6時半から食べられる。5時過ぎに目が覚めたので、シャワーを浴びて支度を始める。朝食前に荷物をSR400号に積み込んでしまい、身軽になってから朝食を頂く。普通のバイキング形式だが、久しぶりなので新鮮な感じがする。マスクと手袋着用は味気ないが、料理は普通に美味しい。ゆっくりと食べてからチェックアウトして出発。近くのガソリンスタンドで満タンにしてから再出発。オロロンラインを北上して稚内を目指す。

今日の最初の目的地は三毛別羆事件の再現施設。先日この事件のルポを読んで興味を持ったのだ。場所はオロロンラインから30kmほど内陸に入ったところにある。行き止まりの道路の先にあるので往復することになるけど行く価値はあると思う。再現施設のある道はかなりの田舎道なので路面も荒れている。民家も少ないし信号もなく交通量も少ない。SR400には向いているルートだと思う。

再現施設の手前から数百メートルは砂利道になるので少し走りにくいので要注意。施設は縮小されているようだが、メインの三毛別羆の像は残っている。全長2.7mとのことだが、想像以上に大きい。これはモンスターだな。こんな生き物が北海道に生息しているとは信じられない。ヒグマは本当にモンスターなんだな。

来た道を戻り再びオロロンラインを走る。北の海を左に眺めながらのんびり走る。のんびり走るのだが、道民のクルマが速くて追いつかれるたびに先に行かせている。一般道を80km/h以上で走るのは違和感があるなあ。信号も無いしカーブも無いので距離は伸びていく。スグに羽幌まで到着して道の駅でゆっくりする。このまま走り続けると稚内に昼頃到着してしまう。それはあまりにも早すぎる。

休憩時間を増やして、のんびりとオロロンラインを走る。時間はあるのでお昼ごはんの店を探すが、Googleで出てくる店はどれも営業していないので、セコマでお昼ごはんを食べることにする。あったかいおにぎりやお弁当を食べられるだけでもありがたい。

礼文島を眺めつつ走り、14時ごろに稚内に到着。ノシャップ岬を観光してからホテルに入る。ホテルの駐車場は広いがバイク用は無いらしく好きな場所に停めていいとのこと。ホテル裏に停めて荷物を降ろす。部屋はツインの広い部屋。手入れが行き届いている。このホテルには温泉がある。本物の温泉だ。大きなお風呂ではなく弱アルカリ性の温泉。入ると体がヌルヌルするのは皮膚が溶けているのだろう。それでも温泉は気持ちが良いものだ。

温泉から出てのんびりしながら晩ごはんの場所を探す。稚内は栄えている街ですき家もあればAEONもある。西条デパートという地元の百貨店もある。なので営業中の飲食店もありそうなので、歩いて探してみる。居酒屋や寿司屋はあるが、地元民の店という感じで、入りにくい雰囲気。焼肉屋が数件あるが、1人では入りにくい。結局チェーンのステーキ屋で食べることにする。地元民でなくても安心して食べられるなあ。昨日の地元の店は居心地が悪かった。やはり旅行先ではホテルのレストランかチェーン店が良いような気がする。

ホテルに戻って洗濯物を整理する。ここは良いホテルだが、コインランドリーが無いのが残念。

明日は網走まで走る。今回の北海道ツーリングの最長コースだが、観光は網走刑務所だけなので、ホテルで洗濯する時間はあるだろう。

走行距離: 239km