文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: 北海道ツーリング: 2日目

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早めに寝たので早起きしてしまう。小学生中学生も早起きさせられたようで、廊下でなにやらやっていた。夜遅くまで遊んでいたのに大変だな。

ロビーで朝食を済ませる。朝食といってもスーパーで買った菓子パンなのでちょっと寂しい。昼食も同じ菓子パンなのでエナジー的にも厳しいかもなあと思ったが、後ほどハンガーノックのような状態になった。やはり食事はきちんと取りたい。BASEのパンがあれば良かったのかも。

苫小牧に着くまでは時間があったので、船内のランドリーで昨日の汗の染み込んだTシャツなどを洗濯した。1時間で終わるので楽ちんだ。残りの時間はタブレットでダウンロードしておいたマンガ” 謎の彼女X”を読む。何度読んでも楽しい。こういう中高生ラブコメマンガが好きなのだよなあ。


謎の彼女Xが読み終わった頃に苫小牧に着岸。荷物をまとめてSR400号のところに行く。中々バイクが下船する順番が来ないので、灼熱の中でずっと待つことになった。これは熱射病になりそうで厳しい。なんとかかんとか下船。北海道に上陸できた。曇り空で涼しい。やはりドライマスターで正解なのだが、下船待ちの間にかいた汗が冷えて体調を崩しそうだ。

天候は持ちそうなので、支笏湖から美笛峠を超えルートにした。北海道の道路は予想以上に広い。路面は悪いが走りやすい。これは良いかもしれない。周囲の走行速度は早めだが、自分は制限速度ぐらいで走ることに。SR400には丁度いい。60km/h 2500rpmでいい感じの振動と排気音を奏でている。Power Boxをつけて良かった。これはいい感じだよねえ。森の中の一本道を通って支笏湖へ。支笏湖は一周できないので、半周回って引き返して美笛峠へ。通行止めだったが先日開通して片側交互通行になった。美笛峠という名前の割には峠っぽくない。伊豆とか信州の峠のようなタイトコーナーはなく緩やかな感じ。伊豆スカイラインよりもゆるやか。そこから羊蹄山を眺めながらゆっくりと走る。後ろに追いついたクルマやバイクは先に行かせるようにしていた。羊蹄山を後ろに見る頃に喉が乾いてハンガーノックのような感じになる。菓子パンでは足りなかったな。しかし走ってもコンビニはおろか自販機もない。山梨ならハッピードリンクショップがたくさんあるのになあ。たまたま見つけた自販機でドデカミンを買って飲んでいると、近所の中学生もドリンクを買っていた。この辺にはここしか自販機が無いのかも。明日は予備ドリンクと補給食を持って走ったほうが良いな。

ニセコパノラマラインは別名岩内支笏湖道路とよばれているような。今日のルートそのままだ。ニセコパノラマラインは美笛峠と違って峠っぽい雰囲気でいい感じだが、伊豆などと比べるとまだ緩い。峠の頂上を超えて下りに入るとガスってしまって見通しが悪い。路面が湿るほどではなかったが安全第一で走る。下りきったらガスも晴れて少し日が指してした。岩内市街地のむこうの海に夕日が見える。ガイドブックに載っているより良い景色だ。こういう何気ない良い景色が見たくてバイクに載っているのかもしれないなあ。

岩内市街地は狭くて、人もクルマの少ないので、ものすごく静かだ。静かな街はちょっと不気味だ。今日の宿泊地の岩内マリンホテルは道の駅の向かいにあるが、それでも静かだ。駐車場にバイクを止める。W800が止まっていたので隣にとめた。砂利敷だがスタンドはめり込まなかったのだ大丈夫だろう。荷物を部屋にいれて、シャワーを浴びて一休みしてから、近くの寿司屋でおまかせで食べる。

久しぶりのまともな食事なので美味しい。この辺は閉店時間が19時半なので早めに食べないと晩ごはんを食べそこねそう。流行っている店は数店あるが、多くの店が閉まったまま。新型コロナの影響だけではないだろうな。近くにセコマがあったので、明日の補給食とデザートを買ってホテルに戻る。明日の天気は冴えないので、ゆっくり出発して、積丹半島は最終日に行くことにしよう。

走行距離: 166km