文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: ヤビツ峠に行く

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天気予報は台風一過で快晴なのでSR400で走ることにした。前日までの仕事の疲れが残っているので近場まで。できれば今のうちに山梨や長野に生きたいのだけれど、近場でもそれなりに楽しめる場所はある。

日の出が遅くなっているので7:30に出発。ガソリンは残りがあったのでそのまま東名に乗る。新東名に入ってスグの伊勢原大山ICで降りる。今はここが終点。まずは大山ケーブルカー駅まで行く。このルートは短いけれど走っていて気持ちが良い。駅近くのバスターミナルでUターンして、

次はヤビツ峠に行く。本来は秦野から宮ヶ瀬ダムまで行けるが数年前の崩落で現在は途中までで通行止め。ヤビツ峠レストハウスの駐車場まで行くことにする。道幅は狭いが、激坂では無いためか、自転車やランニングの人が多い。道幅が狭いのに路線バスがレストハウスまで運行しているのは知らなかった。バイクが少ないのは宮ヶ瀬まで抜けられないからだろう。路面は昨日の台風の影響なのか、それとも普段からこんな感じなのか、路面全体に針葉樹の葉ば体積していて、非常に走りにくい。しかも昨日の雨でぬかるんだ状態で滑りやすい。これはマズイなあと思いながら、ほぼ徐行に近い状態で走る。眼下には秦野市街地が見えて良い眺め。路面が良ければ最高だな。

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ほどなくしてレストハウスの駐車場に到着。バイク駐輪場は無いので、開いている場所に止める。ここにクルマを止めてハイキングコースに行く人が多いようだ。自分も健康のためにハイキングでもしたほうが良いのだろう。体力の衰えを感じることが多い。

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一休みしてから峠を下ることにする。途中の菜の花展望台で小休止。こういう駐車スペースは傾斜していることが多い。前回、それも原因でキックスタートしたら転倒した。以来、駐車スペースの傾斜には敏感になっている。以前に仕事場の写真部でここからの夜景を撮った人がいた。確かに良い景色だな。真鶴半島から江ノ島まで一望できる。双眼鏡を持ってくれば良かったが、バイクで双眼鏡を運ぶと振動で双眼鏡が壊れそうだ。特にSR400は振動がヒドイからな。

再スタートしようとして、ふとSR400を見ると、エンジンガードとフロントのフレームあたりに針葉樹の落ち葉がビッシリとついている。これはマズイ。というか汚らしい。帰宅したら洗車しなければな。

次の目的地は大雄山最乗寺。R246で渋沢駅前まで出て、そこから渋沢駅前に出て県道709で大雄山に向かう。このあたりは快走路があって嬉しい。大雄山は紅葉の季節に行くと非常に美しい。今は少し季節が早いけど、いつ行っても良い雰囲気の場所だ。

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最乗寺は何度か来たことがある。その時は本堂に礼拝しただけだが、今日は時間もあるし天気も良いので奥の院まで行くことにする。山の上にあって長い階段らしいので敬遠していたが、ヤビツ峠でハイキングに行く人を見て、少しは自分も運動しなければと思ったのだ。

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しかし体力の衰えは自分の想像以上で、この階段を登りきるまでに何度も休憩した。他の人は休憩なしに登っているのに。自分の服装が運動向きでなく、エンジニアブーツにニーシンプロテクター付きのヘビーオンスデニム、インナープロテクターにKADOYAのごつい革ジャン、と服の重量だけで何キロあるのか?という悪条件。しかも飲み物を買い忘れて、途中で完全に喉が乾ききってしまって、少し痛くなってしまった。

なんとか登りきって10分ほど休憩。このときほど自販機が欲しかったことはない。少し体力が回復してから奥の院にお参りして、下り坂オンリーの帰路で本堂まで戻ってきた。自販機を見つけて速攻でスポーツドリンクを買って一気飲みして、脱力状態で本気の休憩。本当に体力が無いなあ。持久力も筋力も無い。ヤバいなあ。運動しなければなあ。でも、新型コロナがあるのでスポーツジムやプールに行きにくいしなあ。何か対策を考えねば。

少し体力が戻ってきたので大雄山を下る。まだお昼時間なので箱根に行くかと考えたが、洗車もすることを考えて帰宅することにする。大雄山から広域農道を走ると小田原市街に出る。これも良い快走路だ。小田原からは西湘BPを走る。交通量が少ないのでノンビリと海を眺めながら制限速度で流す。少し風が強いが海の青がキレイだ。10月は良いねえ。バイクの季節だわ。