文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

YAMAHA E01の実証実験に応募した

e01lease.yamaha-motor.co.jp

(このリンクがいつまで残っているか不明だが)

上記のYAMAHA E01の実証実験に応募してみた。E01は一般には発売されず主に業務用リースのみで展開されるので、E01に乗れるのはこの実証実験だけかもしれない。貴重なチャンス。免許の枠組みは125cc(小型自動二輪車)。

実証実験の概要は

・台数: 100台

・期間: 3ヶ月

・費用: 20,000円/月

この実証実験は無料ではなく有料なのがポイント。想像だが、テキトーな応募者を外して、お金を払ってでも乗りたいという「ある意味でアレな人」を募ったのだろう。

このE01の仕様は下記サイトを参照。

www.yamaha-motor.co.jp

この中で気になる仕様は

1充電走行距離: 104km

坂道が続いたり、高速走行が続いたり、要はモーターに負荷がかかると走行距離は更に短くなるはず。そうすると実質走行距離は80kmぐらいかも。これは短いよねえ。

満充電時間: ポータブル充電器: 14時間

これは長い。急速順電装置を使うと1時間だがこれには200V電源と急速充電装置が必要になる。自宅に200V電源は来ているが、そのコンセントは無いので、電気工事が必要になる。更に急速順電装置は一般家庭に置けるサイズではない。高速のSA等に設置する雰囲気。普通充電装置は5時間だがこれも200V電源が必要。選択肢は車載のポータブル充電器しかないが、14時間というのは半日以上なので毎日乗るのはキビシイ。

充電コネクタが専用設計

正確には台湾で運用されている充電コネクタなのだが、日本国内では普及していない。高速SAやスーパーの駐車場に設置されている充電コネクタ「CHAdeMO」とは異なるので、それらも利用できない。となると、自宅で充電するしかない、14時間かけて。これはシンドイ。

実証実験に当選したとすると、実際の運用は、自宅から出て帰宅できる範囲内で往復80km以内となる。出先での充電は不可能。小型自動二輪車なので高速や有料道路は使えないので、そもそも遠出も難しい。丸一日下道ツーリングも難しいよねえ。近所の買い物に使う場合は、シート下の収納スペースがある。ヘルメットが入るサイズだが、通常はポータブル充電器が収まっている。充電器を自宅に置いておくのはアリだろう。

こう考えると、一般の人に発売しても運用が出来ないだろう。配達用バイク、営業用バイクになるのかねえ。いっそボディを赤くして郵便か出前館で使うのがベターな選択かもしれない。

そうなると余計にE01に乗る機会はこの実証実験以外にはありえない。使い方は難しそうだが是非とも乗ってみたい。

都内散歩

SR400号は1年点検から戻ってこない。最初の予定では今日の夕方に点検完了だったが、フロントブレーキの不具合改善に手間暇かかっているのだろう。ブレーキディスクの交換だと部品代も工賃も高そうだなあ。SP忠男のPower Boxの工賃は安かったんだけど。気長に待つしか無い。

天気も良いので都内をぶらつくことにする。買い物の予定は無いが、表参道のカバン屋Herzに行くことにする。少し前から気になっていたのだ。最近レザーのトランクを復活させたし。表参道まで電車乗り継ぐには天気が良すぎる。少し余計に歩くことにする。歩くコースは色々と考えて田町から表参道まで裏道を歩くことにする。

今日は米国のバイデン大統領が来日しているので、駅や交差点には警察官が多数居る。地方から呼び寄せられたのだろうか。米国大使館前はスゴそうだな。天気は良くて空気もカラッとしている。散歩にはいい感じだ。そろそろ日差しが強くなりつつあるので、日傘を持ってきたほうが良かったな。

田町からHerzまで徒歩で1時間ぐらい。散歩には良い時間だ。1Fでサンプル品とアウトレット品を売っていたので見てみると、自転車用バッグと名付けられたSR400のサドルバッグにピッタリのレザーバッグを発見。これは素晴らしい。シンプルで厚さも薄めでスリムなSRのシルエットを崩さない。これは欲しい。。。お値段は29,000円。ちょっと高いけどオールレザーでHerz製ならば高くはないよね。。。

でもシンプルなので自分で作れそうな気もする。バイクのサドルバッグにするなら、何箇所か手を加えたいし。10年ぐらい前にもドラスタ号のサドルバッグの値段を見て(その時は10万円だったはず)自作することを決意した。この記事は正確には2個めのサドルバッグだけどね。

ydf.hatenablog.com

地下のHerz本店にて例のレザーのトランクを見せていただく。サイズが大中小あるが、本店には小と中があったので、中サイズを見せていただくことにした。サイズは幅が420mm程度なのでGlobe Trotter Air Cabin 18inchより少し小さい。オール本革製なので重量はかなり重く3kgぐらいありそう。作りは相当に品質が高くでプロの仕事!って感じ。お値段は22万円だが、価格に見合った価値と品質はあると思う。素晴らしい。

その後、ファイヤーストリートのショップを少し見て、ファイヤーストリートの出口近くのカフェでハンバーガーを頂いて早めに帰宅。渋谷で見るべきものは何もない。渋谷は怖いし。

帰りの電車の中でSR400用のバッグを自作することを妄想していた。久しぶりにレザークラフトも良いかもねえ。レザーと木材との組み合わせも楽しそうだし、レザーとアルミの組み合わせも良さそうだよねえ。強度も出るし耐水性も高い。色々と妄想が広がる。レザー x アルミが良いような気がする。リベット止めもいい感じだなあ。

SR400: 1年点検中その3

YSPから再び連絡があった。フロントブレーキの不調はブレーキディスクの歪みというか、ホイール側のブレーキディスクマウントにあるらしい。キャストホイールに変更した時もブレーキディスクはそのまま継続利用で移植したはずで、その辺に原因がありそうとのこと。不調の原因が明らかになりつつある。良いことだ。原因が分かれば対処できるのだ。

原因不明の再現されない不調が一番怖いよね。仕事場でも時々あるけど。

この対策で1年点検が少々延びそうな雰囲気。丁寧な対応をして頂けている様子。天気は悪いので気長に待つ。

SR400: 1年点検中 その2

YSPからLINEが来た。フロントブレーキに違和感があることは伝えていたので、フロントブレーキを色々と調べてくれたのだと。すると

・ブレーキキャリパー、ブレーキパッド、マスターシリンダーは問題無し

・ブレーキディスクに若干ブレがあった

とのこと。原因がわかって良かった。対策のしようがあるからな。ブレーキディスク交換は高くつくだろう。それも仕方ない。とても大事なフロントブレーキだ。安全第一。またYSPからは「ディスクロックを使っていますか」との問い合わせも来た。今まで使ったことはない。ディスクロックはブレーキディスクが歪むことがあるのだろうか。ディスクロック付けたまま走り出したら歪みそうだ。

一番イヤなのは不調の原因が分からないまま「しばらく様子を見る」というやつだ。そんなバイクに楽しく乗れるない。

フロントのブレーキディスクのブレ(歪み)は良くあるトラブルらしい。対処法はディスク交換がベスト。中には手作業で歪みを取る方法を説明するYouTubeもあるが、安全に影響のあるブレーキディスクを手作業で直すなどあり得ない。

何はともあれ、1年点検は進んでいるようだ。完了を待つ。

SR400: 1年点検中

YSPからLINEが来た。1年点検の受付の時にSP忠男のPower Boxの現物をお見せしようと思っていたんだけど忘れてしまったので、LINEで写真をお送りして型番など問題ないか確認してほしいとのこと。

こちらが伝票。型番はSR4-PB-01。SR400 2018年以降のモデルに対応しているので問題無し。お値段税込みで5万円弱。安くはない。

こちらがPower Boxの現物。ロゴが目立つ。SP忠男のサイトで見た時は目立たない感じだったが光の加減で目立つのかも。パッと見で少し太い感じがする。実際には5[mm]ぐらい太いらしい。これでどれだけ効果というか変化があるのかは不明ですが。

Power Boxが二重構造になっていて、外側のパイプにも排ガスが回ってチャンバーのような効果があるらしく、その効果でハイギアの低回転でも安定するとか。5速2500回転ぐらいでトコトコ走る時の安定感に期待している。後は峠で回転数が落ち気味の時の安定かな。

SR400のエキパイも二重構造になっているらしい。SRガレージのYouTubeで説明されていた。その目的はチャンバーではなくて、二重にすることで外側のパイプに熱が伝わりにくくなって「メッキの状態を長持ちさせる」ためとか。見た目重視、美しさ最優先のヤマハらしい。

Power Boxはオールステンレスなので純正より500[g]ぐらい軽くなる。影響は無いだろうし、乗っていても変化はわからないだろうなあ。

SP忠男 Power Boxの効果は付けた時より外した時の方が分かりやすいらいし。劇的な効果は無いけど、地味に効果があるということか。均等に底上げされる感じかもね。付けて悪くなることは無いだろうから。大いに期待して待つことにする。次の週末には仕上がっていることだろう。

SR400: 1年点検


今日はSR400を1年点検に出してきた。点検と同時に取り付けをお願いしていたSP忠男 Power Boxの入荷が遅れて、点検自体も数週間延期していた。無事にPower Boxも入荷したとのことで点検となった。YSPは10時開店なので5分前に到着して少し待つ。待っている間に他のバイク数台も到着。皆さん定期点検のようだ。

10時になって点検の受付をしていただく。リアブレーキが鳴くのと、フロントブレーキの不調をお伝えする。後はオイルとプラグの交換。過去の経験からゴムと油をケチると乗り物は調子悪くなるので、必要あればケチらず交換をお願いした。

リアサスを社外品に交換するのを相談しようと思ったが、どうしても必要ではないので後日にすることに。というのも、1年点検とPower Boxの交換で仮見積もりが9万円ぐらいになっていたので、ちょっと予算が厳しいかな。先日自動車税も納税したばかりだし。

受付の時に頂いたのだが、オイルではなくお茶でした。なんだか食欲をそそられないデザインだなあ。

点検には1週間ほどかかるらしい。完了したらLINE頂ける。最近はショップからのLINEも増えた。反対にEmail登録はほとんど無くなった。1企業のサービスがほぼインフラ化しているのは大丈夫なんだろうか。LINEが撤退する時には、そのサービスごと他社が買い取って有料化したして。するとユーザーは別のサービスに一気に乗り換えるんだろうなあ。

受け付け終わって、ヘルメットとグローブを預けてYSPを出る。ここから路線バスに乗って大船駅まで移動。初めて乗る路線だが、予想以上に早く到着。駅ビルで少し時間を潰してから、お気に入りのラーメン「焼きあご塩らー麺たかはし」をいただく。相変わらず美味しい。が、以前ほどのインパクトは無くなったかな。自分の感受性の劣化が寂しい。

 

どんな音楽が好きなの?に応えにくくなっている

www.watch.impress.co.jp

iPod持っていた。5台ぐらいあっただろうか。かなりお世話になった。

iPodの前にはMP3 Playerを使っていた。これにもかなりお世話になった。国内オーディオメーカーからは発売されておらず、謎のメーカー(たぶん台湾か中国)から発売されており秋葉原で手に入れることが出来た。当時はamazonが無かったと思う。

CDからリッピングしてMP3 Encode+Tag埋め込みする環境はLinuxOSSで作っていた。Gracenoteが無料の時代だったと思う。この環境を仕事場のメンバーにばらまいて、Apache + PHP + PostgreSQLでMP3DBを社内運用していた。これは著作権的にグレーだが、「友人にCDを貸す」のはOKで、かつMP3DBはアカウント管理+Local networkで閉じた(Subnetの外からアクセス出来ない)設定にして「グレーだけど大丈夫」と自己判断していた。このMP3DB運用して大量のMP3ファイルが収集できて、仕事場メンバー全員で共有していた。今で言うストリーミングみたいなテキトーにMP3を再生する機能も付けてたな。このMP3DBは組織変更があって、うるさい上長になったので閉鎖した。1年ぐらい運用しただろうか。

それ以後は自宅でiTunesAmazon MusicGoogle Play Music(現在のYouTube Music)など併用していたが、結局はHDD内のMP3をSuper Tag Editorで管理するだけとなった。MP3ファイルはGoogle Driveに保存しつつ、YouTube Musicのupload機能を活用している。iPod全盛期はこのMP3ファイルの「一部をコピー」して聴いていた。手持ちのMP3ファイルの全てが入る容量を持つiPodやMP3プレイヤーは無かったが、これはこれで画期的だった。Walkman初期型を知る世代だからな。

こうして自分でMP3ファイルを整理して管理していると、自ずとマイ・ミュージック・コレクションが出来上がる。自分の趣味嗜好が分かりやすい。あぁ、やっぱりこういうの好きだな、このジャンルの音楽多いなあ、とか。MP3ファイルは今でも継続して管理している。原始的なフォルダ管理が一番良いような気がしている。

しかし、MP3ファイル再生からSpotifyYouTube Musicの音楽配信になると「マイ・ミュージック・コレクション」を意識しなくなる。もちろんSpotifyのお気に入りは登録するが、コレクション感はあまりない。アーティストの意向で配信停止したり、そもそも配信してなかったり(山下達郎とか)、マイナーアーティストは配信に入ってなかったり(最近増えた。Real FishSpotifyにあって驚いた)、アーティストの全作品が無かったり。その点、YouTube Musicのupload機能は自分のMP3ファイルが聴けるが、あまりにもブラウズ性能と検索性能が悪いのであまり使っていない。

そうなってくると、SpotifyなどのHOMEで表示されるオススメの音楽をテキトーに再生するだけ、みたいな聴き方になっている。新しい音楽の発見もあるが、音楽を聴くという行為がとても「軽く」なっている。MP3ファイルを管理していた時のように、自分の志向が強く反映された音楽だけを聴くようなことが少なくなっている。

なので「どんな音楽が好きなの?」と問われると、応えにくくなっているんだよねえ。はて、どんな音楽が好きなんだっけ?と、自問自答してしまう。「今聴いているはXXXだよ」という応え方になる。それはそれで、なんだか寂しい気もする。

音楽を聴く行為は重要なことだと思うんだけどなあ。

最近の世の中はそうでもないのかも。