文書生活 : TEXT LIFE

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SR400: 車載GoProの映像がブレているのでダンパー付けてみた

北海道ツーリングでGoProで撮影した動画を見ながら、北海道は暑かったけど、バイクで走ると楽しい道ばかりだったなあ、と余韻に浸っている。北海道は良かった。また行きたい。

ふと動画を見ると、妙にブレている場合がある。特に気になったのはフェリーへの乗り込み動画。これは良く無いねえ。

GoProはSR400のハンドルバーにRAM MOUNTで固定してある。なのでSR400の振動がカメラに伝わる。GoProには手振れ補正機能が付いているので、その機能でSR400の振動を打ち消してくれている、そう思っていた。ある程度の速度で走っている時、つまりエンジンの回転数がある程度高い場合には、振動の周波数が高いので映像に再現されないのかもしれない。しかし低速の場合には周波数が低いし、振幅も大きいのかもしれない。

対策としては、SR400の振動を減らすのは難しいので(既にパフォーマンスダンパーは入れてあるし)GoProに振動が伝わらないようにすることだ。GoProを身体に付ければバイクの振動は低減されるが、どうもGoProを身体に付ける、ヘルメットに付ける、のはイヤなのだ。有名なF1ドライバーミハエル・シューマッハがスキー中の事故で植物状態になったのは、GoProが身体にめり込んだことが原因の一つとも言われているし。それになんだか不細工な気がする。

そうなるとGoProをバイクにマウントして振動を減らすことになる。少し調べてみると、GoProと同じぐらいよく見かけるアクションカメラのInsta360には振動低減のための専用ダンパーがあるらしい。

store.insta360.com

上下はカメラ用の1/4 inchスクリューになっている。中身は6軸のバネで構成されていて、振動を低減するらしい。写真で見るとバイクにinsta360をマウントするときに利用されている。これは期待できるかも。お値段も7,000円ぐらいなので買ってみた。サイズはGoProより二回りぐらい小さい。

見た感じゴム製ダンパーのように見えるが、前述の通り6軸バネで構成された機械式ダンパーだ。底面にはカメラ用1/4inchネジ穴がある。

今までGoProは、例のGoProマウントは使わずに、カメラ用のクイックリリースを使って固定していた。着け外しが楽なのでとても便利。固定力も強い。クイックリリースの底面にRAM MOUNTの1/4inchネジのボールを付けている。

このRAM MOUNTのボールをDamperに付けて、Damperの頭のネジをクイックリリースの底面に付ける。GoProは今まで通りクイックリリースで着け外しする。

これをバイクに固定するとこんな感じになる。正直Insta360よりも収まりが良い。

問題はこのDamperが防水防塵ではいこと。なので北海道ツーリングで使うと砂埃や雨風が容赦なく当たるので、少し心配だな。

肝心のDamperによる振動低減の効果を動画で確認してみた。簡単な比較映像を作ってみた。確かにダンパーが細かい振動を吸収しているように見える。

www.youtube.com

GoProへの大きな揺れは少し増えたような気がするが、その揺れはGoProの手振れ補正でカバーできそうな気がする。上記の動画には入れていないが、1時間ほどSR400で走りながら動画も撮影している。その効果はダンパーの有無で撮影しないと正確には分からないが、なんとなく映像がキレイになったような気もする。気がするだけかもしれないが、そういうのが大切だったりするんだな。