文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: 走り初め

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気温も高めで快晴なのでSR400で走ってきた。今年最初のバイク。「走り初め」という言葉は使われているらしい。主に陸上競技だけど。

買ったきり一度も着ていないWORKMAN イージス360の上下と、これまた買ったきり一度も浸かっていないRS TAICHIの電熱グローブを付けて出発。目的地は年末に行かれなかった城ヶ島方面。

日差しが暖かいので電熱グローブはOFFでも大丈夫だった。グローブは初めて使うのでまだ固い。ヒーターが入っているので固くなるのかもしれない。途中で手が痛くなったらイヤだなあと思っていたが、一日使ってみて痛くなることは無かった。さすがはRS TAICHI製で良く出来ている。

一般道で朝比奈から横須賀まで出て馬堀海岸から観音崎へ向かう。まだ学校はお休みだからか家族連れっぽいクルマが多い。運転に慣れていない感じでちょっと危なっかしいなあと思っていたら、片側2車線で右折待ちのクルマを待てずに左側車線にクルマが飛び出してきた。避けるスペースが無かったのでフルロックブレーキをかける。フルロックかけたつもりが前ブレーキは手加減していたようでロックせず、リアブレーキだけロックして左右にケツを振ってしまう。こりゃコケるかもと思ったが、なんとかバランスを保ってコケずに済んだ。フロントがロックしないで良かった。災難だったがラッキーでもあった。新品のリアタイヤが傷んでないと良いけど。意外と冷静に対処できたな。

観音崎あたりからバイクも増えてきて、バシバシと抜かれる。皆様、速いねえ。SR400はチンタラ走っても許される雰囲気を持っていると思っている。そういうバイクが好きだな。センダボ(排気量1000CCで車名にRRが付くバイクの略称)だったら一生懸命速く走る雰囲気だな。新車で手に入るバイクでチンタラが許されるのは125ccとレブルぐらいか。ハーレーはどうだろうか。

観音崎のロータリーで休憩しようと思ったが、バイクが多めなのでスルーして、そのまま久里浜まで抜ける。だいぶ風が強くなってきて時々煽られる。相変わらずチンタラ走っている(=制限速度+α)とクルマにも抜かれる。ここで急いでどこに行くのか不思議だ。三浦海岸で少々渋滞して休憩しようかと思ったが、そのまま城ヶ島手前の宮川公園まで行って休憩にする。ここから富士山が見えることを始めて知った。何十回と宮川公園に来ているのに、新しい発見だ。

暖かいココアを飲んでいると隣のバイク乗りから声をかけられた。もう一人のバイク乗りも加わって3人で他愛も無い話をする。こういう時間も悪くはない。20分ほど話をして散り散りにバイクに乗る。一期一会だなあ。

ここから帰路につく。14時ぐらいだが既にR134は渋滞し始めている。横横は融雪剤の塩化カルシウムがまかれているだろうから避けたいけど、ちょっとイージス360の防寒性能を試してみたくなった。イージス360は確かに暖かい。下道ならもう少し気温が低くても大丈夫だろう。このくらいの気温(10℃ぐらい)で80km/h巡航ならばどうだろうか?三浦縦貫道路から横横に入る。80km/hまで速度を上げても寒さは感じない。これはスゴイね。首周りの防寒も良い感じ。モンベルバラクラバも付けているので、もう少し寒くても大丈夫そう。Hit-Airエアバッグを付けて、内側はWORKMANのField Coreの中綿有りのウィンド、The North Faceの防寒アンダーの上下。ヒートテックソックスにエンジニアブーツ。少しだけ膝が冷たいけど大丈夫だな。

手が冷たくなってきたので電熱グローブをONしたいけど走行中は無理。PAも過ぎてしまったので、港南台ICを降りてから一番低い温度でONにしてみた。確かに暖かいねえ。これは快適だ。SR400はバッテリも小さいしオルタネーターの容量も少ないので、バイクから電熱の電源取るのは難しい。グローブの手首部分に小さいバッテリが入るタイプを使っているが、重たいしかさばるので使い勝手は良くない。それでも暖かさのためには我慢できる。電熱はスゴイね。電熱ベストも持ってくれば良かったか。

結局お昼ごはんを食べずに15時過ぎに帰宅。このくらいの気温なら走れる。もう少し寒くても走れるが、そうなると日陰になっている路面が凍結している可能性も高いので避けたい。最高気温10℃ぐらいなら走れる場所は三浦半島か房総半島の南端だろうか。