文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

境界確認

午後は県西某所にて土地の境界確認に立ち会う。毎度毎度の事ながら、何故に土地の境界って曖昧なんだろうか。役所のいい加減さが分かる良い例だ。役所にある図面と、現地が合致しないことがほとんど(私の知る限りでは)。税金額は役所にある図面だけで決められるのだから、役所の肝っ玉の太さには恐れ入る。俗に言うお役所仕事ってやつだな。

実は今回の境界確認の場所は一年ぐらい前に役所の立ち会いで測量して官民境界を確認している。今回分かったのだが、その時に、本当に官民境界だけを確認して、印を打っただけだったのだ。官民境界に接する民民境界は一切測量しなかったらしい。しかもその印を打った箇所が、民民境界から5cm離れただけの場所だったりする。どうせなら民民境界に打てばよいのにねえ。

今回測量してくれた測量会社の方の説明だと、「役所のやり方はそんなもの」だそうです。役所で民民境界が必要になったときは「もう一度最初から測量しなおし」らしい。近いうちに道路拡張工事が始まるので、民民境界も必要になるのは目に見えているはずなのに。まあ、そういうやり方もあるでしょうが、なんとういうか、ねえ。お役所のやり方はよく理解できません。