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「5人のオタク」

オタクは遍在する――NRIが示す「5人のオタクたち」 (1/2) - ITmedia ニュース

野村総研の「5人のオタク」記事は初出時に読んでいたのだが、遅ればせながら感想を書いておく。企業活動としてオタクをどう捉えたら良いのか分からないので、5分類してみました、というのが実体だろう。良く分からないものに、一見分かりやすいような分類を当てはめて、分かったような気になっているだけだろう。そもそも「企業活動=金儲け」なのだ。オタクからどうやって金を巻き上げたらよいのか?その参考データにしてね!僕たち良く分かっているでしょ!という大人のイヤらしさがにじみ出ている。

オタクに対して多少ネガティブな立場からの見解という雰囲気もにじみ出ているのは、良く分からない対象に対する分析なので仕方ない。しかし非オタクの人たちが5分類に当てはまらない、という暗黙の前提は成り立たないだろう。自らを客観的に省みれば、一つ二つ当てはまる分類があるはずだ。むしろ、これに全く当てはまらない人はどういう人なのか?そちらの方が興味深い。

私は5分類全部に当てはまります。当然でしょう。開き直る訳ではないけど。

ガンダム、ドラクエ引きずって何が悪いのだろうか?誰だって自分が好きだったモノを大事にして、知らぬ間に大人になっているじゃないのか。