文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

女優ライトをテープLEDで自作

「女優ライト」と呼ばれる照明器具がある、らしい。ドレッサーの鏡の周囲にライトがついているもので、劇場やホールの楽屋のドレッサーに装着されているライトのことを「女優ライト」と呼んでいるようだ。俳優さんが舞台の照明が当たった時の化粧の状態を確認するための道具と思われる。この通称「女優ライト」の簡易的な照明器具を自宅のドレッサーに装着する人がいるようだ。Instagramで検索すると、IKEAで売っている球状のライトが連なったものを装着する人が多いようだ。

 最近、我が家の娘さん用にドレッサーを買ったので、娘さんも女優ライトが欲しいと言い出した。ただ、自宅のドレッサーは鏡の裏に収納スペースがあり、鏡が開閉する仕組みになっている。なので、女優ライトが簡単に取り付けできない。取り付けると開閉しなくなってしまうのだ。

女優ライトは鏡の周囲に白色LEDがあれば用が足りるので、女優ライトを自作することにした。白色LED秋葉原のLED屋でテープLEDを購入してきた。

www.akiba-led.jp

このテープLEDは5m単位で販売されている。50mm単位で切断可能。上の写真の"+ -"と書かれた端子のところで切断可能だ。この端子にDC12Vを接続すればOK。消費電力から必要な電流量を計算してAC-DCアダプタを購入すれば良い。電流量の計算は以下を参考にした。

電源アダプターの選び方 - akibaLED ピカリ館

50mmの間に3個のLEDがある。買ってきたテープLEDは照度が低いものだが、これでもかなり明るい状態。ドレッサーの鏡の高さが650mm程度。この両脇に合計2本装着すると、眩しくてお化粧作業に障害があるかもレベルに眩しい。また、このテープLEDは非防水タイプなので、これ専用のシリコンチューブも買ってきた。600mm程度ならば問題なくチューブに挿入できる。

当然、ON/OFFスイッチが無いので、マルツでアルミ箱とスイッチなどを買ってきて簡単にスイッチボックスを作ってみた。スイッチは押しやすいように大型にしてみた。配線しやすいように、左右のLED別々にDC端子をつけておいた。

実際に点灯させてみて、発熱量は少なく、シリコンチューブに入れておいても大丈夫。照度が大きいものは発熱があるようなので、アルミチャネル貼り付けたほうが安心だろう。

マスキングテープで仮止めして動作確認までは終わった。後は両面テープで鏡に固定して、鏡の開閉に邪魔にならないように配線すればOK。

夏休みはWein, Budapest, Prague

そろそろ夏休みの旅行の予約を取ろうと、色々と調べ始めている。今年の夏はBudapestに行くことは、なんとなく決めていた。理由は特になくて、Amazon Prime Videoの「世界の街角から」みたいな番組で、なぜかBudapestを2回も取り上げていて、やたらと熱心に紹介するものだから、Budapestが気になってきたのだ。

せっかくBudapestまで行くならWeinも行ってみたいし、Pragueも楽しそうだし、まあ3都市ぐらい行くのも良いかなと。

日本からANAのBudapest直行便は無いので、Frankfurtあたりで乗り換えかな、チラチラとANAのサイトを見ていたら、「ANA羽田ウィーン就航!!!」とのこと。おめでとうございます。ウィーンで乗り換えられるのも便利だよねえ、Frankfurt空港はあんまり好きじゃないし(良い思い出が無い)。

そしたら、やたらと「ANA羽田ウィーン就航!!!」の広告が出るようになってしまった。なんだか急かされているような気分になってきたので、それならば、とりあえず羽田ウィーン往復だけ予約してしまおうか、という気分になってきた。

それでANAのサイトにログインして手持ちのマイレージで往復できそうなので予約をしたら、マイレージ分は既に満席で空席待ちの状態。まあ、皆さん、素早いですね。ならばとマイレージをコインに変えて、正規ルートで予約をすることに。すると、これまた既にANA正規の格安チケットが無い。羽田ウィーンのチケットはかなり割高(正規料金に近い)。帰路のウィーン羽田は格安が残っている。うむむ。

ANAのサイトで色々と調べてみると、プレミアム・エコノミーのチケットならば、格安よりちょっと割高だが、正規料金ほど高くなく手に入ることが分かった。しかし往路は成田ウィーン直行のオーストリア航空のプレミアム・エコノミー。帰路はウィーン羽田直行のANAのプレミアム・エコノミー。これをワイフと二人分を予約した。

往路の羽田ウィーン直行便は出発が01:50AMで到着が06:00AMという、ちょっと使いにくい時間だったりする。ウィーンに早朝到着して体力あれば遊べるが、私とワイフにはちょっとキツイ。成田ウィーンだと到着が18:30ぐらい。到着してホテル移動してご飯食べて寝る感じだな。

とりあえず飛行機だけは予約できた。後はホテルだな。

エフェクターボードを作ろう(電源再考)

パッチケーブル作成は細々と続けている。だいぶコツがつかめてきた。なんとななりそうな予感がする。

その反面、DCケーブル作成が未着手。理由はAC-DCアダプター、パワーサプライがどうも決まらない。既に2つ買ったのだが、安物を買ったので、どうも気に入らない、というかノイズが乗る。こりゃ駄目だ。自作する?という選択肢もある。が、その前にエフェクターの消費電流を再調査する必要がありそうだ。

以下にまとめておく

Maker Model Max Current
BOSS RV-6 65mA
BOSS DD-7 55mA
BOSS DC-2w 65mA
TBCFX Reverb ?
MXR Analog Chorus 13mA
Providence Heat Blaster 8mA
VEMURAM Jan Ray ?
Limetone Audio Irodori ?
ALBIT GC-1 専用Adaptor
     
     

 

追記

また安いパワーサプライを買ってしまった。ダメだな私は。でも今回は小さくて安いパワーサプライを2つ買った。一つは歪み系、もう一つはデジタル空間系に。こうすればノイズが乗らないんじゃないかな?たぶん?大丈夫だよな?

もう最初から高いの変えばよかったじゃん。既に2万円ぐらいパワーサプライに使ってる。新宿イシバシにあったALBITの中古の電源かっておけば良かったんだよ。これが気に入らないと自作になる予感がしている。

 こちらが現物の写真。出力が6個なのでかなり小さめ。

裏側は放熱用?なのかスリットが開いてる。

 

エフェクターボードを作ろう(Junction Box 2nd)

久しぶりにエフェクターボード作成を再開。前回作ったJunction BoxはケースとGNDが接触していたので、GND Loopになってしまいノイズが乗ってしまった。原因はPhone JackのGNDがケースと接触していたから。なので、Phone Jackを絶縁タイプに変更してみた。ケース穴も絶縁タイプに合わせてサイズを大きくした。簡単に変更できるかと思っていたが、結構時間がかかった。

今回はInputとOutputに表示を入れてみた。懐かしいDYMOでの表示だ。なんともダサい手作り感が出ている。自虐的ではないが、これが良い感じだ。これでエフェクターボードの配置はほぼ決まったので、ようやくとパッチケーブル作りに取りかかることができる。

Phone Jackは日の出光機製作所 L111のMサイズ、ケーブルはオヤイデ電気の3398-SY。作り方は簡単ではない。オヤイデ電気のブロクを熟読したて、このやり方に従ったほうが良い。

oyaideshop.blogspot.com

L111側の予備ハンダを忘れると、たぶん、ハンダ付けが上手くいかない。最後にキャップを閉めるのだが、これが硬いのでゴムハンマーかプラハンマーで叩く必要がある。ハンダが中途半端だと叩いた時に浮くので注意が必要。心配だったらキャップを使わずにグルーガンで埋めても良いかもしれない。

 今夜は3本ほど作ってみた。みたいなものだ。全部で11本作る予定。先は長い。その後はDCケーブルも作る予定。先は長い。時間はあるのでジックリ。

映画「マイ・ジェネレーション」

昨日は二子玉川で開催されていたウェブメディアびっくりセールに行ってきた。こじんまりした同人作家のマーケットは独特の雰囲気があって楽しい。べつやくれいさんの所でシールを買ったり、MAKEで小物入れを頂いたりした。旅行に使おう。自分がこういう場所に参加するイメージは無いが、何か自分でつくろう、という方向のテンションが少し上がった。良い影響を頂いてきたのが一番の収穫だろう。

dailyportalz.jp

今日のメインの目的は映画「マイ・ジェネレーション」を見ることだ。関東近辺だとBunkamuraでのみ上映している。二子玉川から渋谷はすぐだが、上映時間に間に合わないので、銀座に買い物に行くことに。Theatre H.P. FranceにGEM KINGDOMの新作が入ったらしいので見物に行く。インスタにあがっていた新作は正直今ひとつだったが、掲載されていない青い指輪が良い感じだったので購入することに。これは注文してあるゴールドの指輪と愛称が良さそうな感じ。春に向けてテンションを上げるにはこんな指輪も良いんじゃないかな。

時間に余裕をもって渋谷に移動しながら、映画のチケットをオンラインで買おうとしたら、Bunkamuraのサイトでは上映開始1時間前まで発売とな。なかなか厳しい。オンラインで会員登録などしていたら時間切れになってしまった。仕方ないので、Bunkamuraまで行ってチケット買う。Bunkamuraの映画館では現金しか使えないらしい。今どきどうなんだろうか。オンラインでチケット打っているのにねえ。しかしチケットはQRコードで管理していて、入場時にチケットをQRコードリーダーにかざす。QRの前にせめてクレジットカードは使えるようにしてほしい。

mygeneration-movie.jp

映画館は昔のタイプで席が狭い。ドリンクホルダーも無い。スクリーンも小さめ。まあ、それは良いとして、肝心の映画の方は、まあ、60年台ロンドンカルチャーが好きな人には良いかもしれない。俳優マイケル・ケインが実体験したドキュメンタリー映画のような作りで、当時の映像を編集して時系列にまとめてある。正直、映画館で見なくても良いかな。ナショジオチャンネルとかで放送するレベルかと思う。

外に出ると日が落ちていたので、やきあごたかはしで特性塩ラーメンを頂いた。道玄坂に比較的最近オープンした店だ。混雑もなくアッサリと入店。味は変わらず美味しい。

渋谷は再開発が続いて、気に入っていた店も閉店してしまったし、店の入れ替わりも激しい。その結果、どこにでもあるような店ばかりになってしまった。魅力がなくなったなあ。いっそ80年代前半のハンズとパルコがあるだけの渋い渋谷に戻って欲しいような気もするが、渋谷はすっかり観光地で立ち止まって記念撮影する人も多い。正直、以前より人が増えているが、お店は繁盛しているように見えないなあ。皆さん、渋谷で何しているんだろうか。

カシミアのニットキャップ

愛用のカシミアのニットキャップを無くしてしまったようだ。とても気に入っていた。先日、ピザを買いに行った時にはあったのにな。あれが無いと寒いんだ。代わりに冬場の釣りで使うキャップをかぶっているが、どうもトレンチコートと相性が悪い。やっぱりニットキャップでないと。

原田真二&クライシスのCD

時々思い出したように、定期的に聞きたくなるCDというのがある。そういうCDはたいてい古い作品で、発売当時はアナログ盤のみ。アナログ盤を買っているか、レンタルレコード屋で借りてカセットテープに録音して持っていた。今はアナログ盤もカセットテープも再生デバイスを持ってないし、そもそもアナログ盤自体、カセットテープ自体も紛失していたりする。CDで再発されていれば見つけた時に買っているが、古い作品でマイナーだったりすると、現在は中古CDも入手できないこともある。元値より高くなっていることが多いかな。

そんな定期的に聞きたくなる作品が、原田真二&クライシスの3rd Album "HUMAN CRISIS"と4th album "ENTRANCE"。ともにポリドール・レコード時代の2作だ。

前作の1stと2ndは超ヒット曲の "キャンディ"、"てぃーんずぶるーす"、"シャドウボクサー"の頃の作品なので、再発されるし多々あるベスト盤にも収録されている。この後の作品の5th "Save Our Soul"と6th album "Modern Vision"は評価が高いので再発されているし、Spotify等でも聴ける。これら(1st/2nd/5th/6th)はフォーライフレコードから出ている。

この3rd / 4th Albumはバンド・サウンドでコンセプト・アルバムっぽい作りになっているので、シングルカットもされてない。Entranceに収録されている"She Became Cold"はシングルで出ているが、アルバム収録版とは異なるバージョンだし。アルバム通して聴くこと前提というか、通しで聴くと良さが分かる作品だったりする。

例えばHUMAN CRISISの#1 Cosmic Colorから#2 Brand new ageへのつながり、#5 Be Coolのエンディングに鳴る目覚まし時計の音が急に大きくなって#6 Wise Wayへつながったりとか、Entranceだと#2 Close Your Eyes and Cryから#3 Any Wayへのつながり、#9 Let's Have A Dinnerの最後の子供の声と#10 Unnatural Highのギターリフのギャップとか。

この2作でギターを弾いているのは、クライシスのメンバーではない北島健二。この人のギターが好きなんだよねえ。日本人でハードロック(ヘビーメタルでなく)を弾かせたら最高のギタリストの一人。ここでも弾きまくっているのが嬉しい。

中古を元値より高く買うのは好きではないんだが、この2作は高値の中古を買ってしまった。改めて聴くと、当然だが良い。テープで聴いていた時も良かったが、CDで聴くのも良い。まあでも売れなかっただろうなあ。オタクっぽいんだよねえ、曲もサウンドも。そこが最高に良いんだけどな。