文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

服屋で買い物を楽しむ

最近はパターンオーダーのジャケット、パンツ、シャツを買うことばかりだった。体型に合った服は着ていて楽ちんなのだ。その分、生地や柄、色の選択肢はかなり限られる(もちろん、お金を出してフルオーダーすれば、選択肢は無限大だが、予算には限りがある)。なのでたまには普通の服屋で買ったりするのだが、それ以上に服屋で買い物するのは楽しい。服屋によるけど。自信とコダワリを持って服を売っている店は買い物が楽しい。渋谷だとSun HouseとかBeaverは楽しい。どちらも良いお値段だがモノは良い。

先週末に久しぶりにSun Houseで服を買った。5年ぶりぐらいかも。それでも店員さんが自分の顔を覚えていた。お目当ては太畝のコーデュロイのジャケットとパンツ。相変わらずのコダワリの作りで、Sサイズで自分にピッタリだった。ウエストがぴったりすぎるがコーデュロイは伸びるので大丈夫だろう。ついでに共布のジレも買ってしまった。コーデュロイ三つ揃えになってしまった。予定外だが良い感じだ。

ES-335の歪みエフェクターを選ぶ

せっかくES-335を手に入れたので、ES-335用のエフェクターを揃えたい。今あるエフェクターはLes Paulの音に合わせて選んだので、ES-335には合わないのもある。

ALBIT GC-1は押しの強い色が無いので、ES-335でも問題無い。BOSS Digital Delayももちろん問題無い。欲をいえばAnalog Delayが欲しい(Analog Delay mode付いてるけどな)。MXR Analog Chorusも悪くはないが、モジュレーションがキツイかも。もうちょっと甘いのが良いかな。

問題は歪み系でProvidence HEAT BLASTERはどうやっても合わない。Compressionがキツイかも。もうちょっとユルイ感じのOver drive、流行りの言葉で言えばTransparent系と呼べば良いのか、そういうのが良いねえ。ES-335の音色にチョコッと歪が乗るような。

本日新装開店したイケベ楽器渋谷店に行ってみた。元はMUSICLAND KEYが入っていたビルに、周辺に散っていたイケベ系のショップを集めたようだ。その店の一つ、アンプステーションへ。お目当ては前回も試したIbanez NU Tubescreamer。なら前回Irodori買わないでソッチを買っておけば、とも思った。が、どうもIbanez NUと相性が悪いというか、タイミングが合わない、すれ違ってしまうんだよねえ。案の定、今回もすれ違いで展示が無かった。うむむ。早速店員さんを呼んで、ユルイ感じのOver driveでNU Screamerみたな感じで、セミアコ用と伝えて、良さげなエフェクターをチョイスして頂いた。最近のエフェクター事情はサッパリ分からないから、選んでもらったほうが良いのだ。イケベ楽器の店員さんは知識豊富というかオタクっぽい人が多いので、店員さんも少し悩んだ上で慎重に選んでいた。その結果、出てきたエフェクター

Fulltone FULL-DRIVE 1

VEMURAM Jan Ray

GREER AMPS LIGHTSPEED Organic Overdrive

この店の良いところは試奏用にES-335も用意されていることと、防音室で試奏できるところ。素晴らしいねえ。じっくり試奏できる。最初のFULL-DRIVEから勧められた。これはmode切り替えスイッチがあってVintage, FM (flat-mid), CC(Comp-Cut)を変えることが出来る。VintageがIbanez TS-9のコピーらしくOverdriveらしい音がするとのこと。色々とイジってCCが一番良い感じだと伝えると、次にLIGHTSPEEDを勧めてきた。これが一番自分のイメージしたOverdriveの音に近い。生音に歪みが薄くのった感じで、ギターの音を邪魔しない。コレですよ、この音。もう決めた!と思った。。。VEMURAMを弾くまでは。

店員さんイチオシがVEMURAM Jan Ray。とにかく推してくる。正直LIGHTSPEEDに決めようかなと伝えても推す。そんなに推すならイチオシならばとVEMURAM Jan Rayを試奏してみたが、これが予想外の良い音がする。ES-335が良いギターになったような錯覚を受ける。試奏用のES-335が音が硬めだったけど、箱鳴りしているかのように聴こえる。これは何だ?前回のIrodoriを選んだ時のような感じで、これだけ異色だな。確かにOverdriveなんだけどね。中域あたりが上手くboostというか色付けされているんだろうか。これは良い。良いねえ。欲しい。

ただし、FULL-DRIVEが2万円、LIGHTSPEEDが3万円弱、Jan Rayは4万円弱というお値段。ちょっと高いね。でも、それだけの満足感がありそうな気がして、Jan Rayを買うことにした。幸いにも開店スペシャルで通常よりポイント10倍で4千円弱のポイントが付いたので良しとしよう。

帰宅して自分のES-335でJan Rayを試してみたが、確かに深みのある良い音になる。特に単音で弾いた時、ソロフレーズを弾いた時に良い感じだ。Les Paulで試してもも原音残して深みが増したような気がする。ああ、良いねえ、ギターは良い、エレキは良い。と、思えるような音がする。GC-1/Idorodi/Jan Rayと組み合わせて至福のときだわ。

 

ストライプのダブル・スーツを注文してきた

急に寒くなったような気がするが、11月なのでこんなものかもしれない。暑いのは我慢できるが、寒いのは我慢できないので、人より厚着することも多い。それでも、最近は人並みになってきたような気がする。加齢の影響か。

最近はジャケットにパンツで通勤しているが、時々寒い感じがして、ちょっとイヤな気分になる。そう、寒いとイヤな気分になる。寒いのキライだから。なので、薄手のコートか厚手のジャケットを買いたいなあと思っている。ただ、今まで薄手のコートを買ったこともあったが、あんまり使われない。使う期間が短いからな。なので、今回は少し厚手のウール生地でジャケット、パンツ、というかスーツを買うことにした。

いつもの横浜タカシマヤに行き、紳士服オーダーのお店でダンディなA氏に対応して頂いた。今回は今までお願いしていた、ちょいカジュアル目のジャケット・パンツよりも、スーツ寄りにしたい。なのでジャケットの丈も長め、パンツ裾も長めで太め。というイメージを伝えたら、奥の倉庫から厚手ウールのストライプ生地を持ってきた。ブラックに細い白ストライプで、ストライプ幅が広い、かなり広い。なかなか良い感じといか、ちょっと下品(笑)かも。参考に持っていったコリン・ファースの写真(Kingsman)より下品でカッコいい(笑)。せっかくの生地なので、ダブルにしてもらって、ラペル幅も広く、サイドベンツにして頂いた。裏地はシルバーが良かったが、良いのが無かったのでコットンキュプラのダークグレーの落ち着いた雰囲気にした。表地が派手だからな。ボタンは黒水牛の6個ボタン。仕上がりは月末までかからないとのころ。意外と早い。

ES-335を弾いてみた

週末に手に入れたGibson ES-335。自宅でじっくり弾いてみた。お店で試奏した時から分かっていたが、分かって買ったが、確かにネックが太い。というか厚い。分厚い。嫌な感じはしない。Lap Axeのネックも分厚いので、というかLap Axeの方が厚いので、違和感は無い。椅子に座って抱えた感じも悪くない。右腕脇で固定する感じなので、ギターの収まりが良くて、ネックが安定して弾きやすい。アコギのようなサイズ感だからな。

肝心の音の方は、ALBIT Pre Amp A1FD Pro+ADA GSC-3(Cabinet Simulator)を通して聴くと、なかなか良い感じ。EQをフラット気味して、Cabi SimもVintage寄りにするとより良い感じ。これは生音で聴いたら駄目な感じだな。不思議とLes Paulはアンプ通さずに聴いても違和感無いので、ちょっと弾くときは生音を聴いている。これが悪くないんだな。しかしES-335の生音は駄目、というか違和感がある。必ずアンプを通して聴きたい。というかアンプ通さないとセミアコの音、ES-335の音にならない。当たり前か。当初セミアコだから生音OKと思っていたんだが。

A1FDのSend/ReturnにALBIT Compressor GC-1とIrodoriをつないでクリーントーンを聴くのが一番良い感じだ。欲を言えば軽いリバーブが欲しいところ。リバーブ持ってないんだよねえ、欲しいねえ。しかし、今どきリバーブだけ買うのもねえ、マルチエフェクター買うべきだよねえ。Line 6 HX Stomp良い感じだよねえ。と、散財一直線な妄想が吹き上がる。

弾いていたら、以上に指が痛くなった。ストップテールピースを少し緩めてテンション弱くした。Les Paulとほぼ同じセッティング。弦の太さも同じ。これなら良い感じだねえ。バターのようなチョーキングが決まる感じ。あぁ、予想以上に良いギターだなES-335。

Tokyo EffectorのIrodoriは良い感じ

ES-335が手に入ったので、これに合わせたEffectorが欲しい。早速楽器屋のEffector売り場に行ってみた。自分のエフェクタの知識は30年ぐらい前で止まっている。なので、最近のEffectorのことはサッパリ分からない。基本的には変わってないのだろうが、メーカーが物凄く増えた。

こういう時はBOSSを買えば問題無いんだろうけど、BOSSのEffectorはあんまり好きじゃない。もちろんBOSSの製品は品質は最高だし、安いし、使い勝手も良い、トラブルも少ない、音も良い。良い事ずくめなんだけど、色気が無いような気がしている。なので色気が不要なEffectorはBOSSを買うが(例えばDigital Deleyとか)、歪み系やComp系はBOSSは避けている。

今回はES-335用に非常に軽い歪み系を買うことにした。Comp系も欲しいけど、ALBIT GC-1があるので、たぶん用が足りるだろう。正直、どのメーカーの歪み系が良いかサッパリ分からない。唯一気になっているのはIbanezNTS NU Tube Screamer。KORGノリタケの共同開発の最新式真空管を使ったOver DriveでCleanとOverDriveのMixが出来る。セミアコのウォームサウンドに合うのでは?と勝手に思っている。それ以上は想像もつかないので、店員さんにセミアコで使えそうなOver Driveをチョイスして頂いた。

NTS含めいくつか出して頂いて試奏してみた。できればセミアコで試奏したいところだが、Effector売り場に試奏用セミアコは無いので、Les Paulで代用してみた。気になっていたNTS NUは確かに良い。設定次第でセミアコに合うだろう。けどストラトの方が合いそうな気もする。

その他色々と試奏して、引っかかったのがTokyo EffectorのLimetone Audio "Irodori"。Over DriveではなくBoosterだった。私がセミアコOver Driveを選んで欲しいといって、これをチョイスした店員さんは素晴らしい。

tokyo-effector.jp

Levelつまみが一つと、mellowとvividを切り替えるスイッチが一つ。それだけ。Levelをゼロに設定して、mellowに切り替えて、Les PaulのフロントP.Uで弾くと、なんとも良い感じのサウンドになる。あぁこれはセミアコで弾いてみたいかも。ONしっぱなしでも良いかも。単体Effectorにしてはちょっと高価だが、Irodoriを買うことにした。NTS NUは次回にする。

自宅に戻ってES-335をつないで鳴らしてみた。ああ、これは良いかも。Level上げるとほんの少し歪むし、Level上げなければ、クリーントーンのままで良い感じになる。音質がどう変化するのか、説明が難しいな。セミアコ向きなのは確かだ。

 

Gibson 2016 1958 ES-335 VOSを手に入れたった

昨日は代休を頂いた。これで今月は毎週連休だった。素晴らしいことだ。いっそ週休3日制でも良いのではないだろうか。

涼しくて天気も良いので、出かけることにする。出かける気分になるのは久しぶりだ。すこし復活の基調があるのかも。良い事だ。この前から考えていた、ギターを整理して(下取りに出して)新しいギターを買いに行くことにする。昔は楽器といえば御茶ノ水だった。最近は渋谷、池袋、新大久保あたりも充実している(新宿池袋はイケベ楽器が頑張っている)。あとは通販も盛況らしい。楽器屋の通販や、Digimart、J-Guitarも充実している。以前なら数箇所の楽器屋を巡り巡って探すのだが、前述の通り楽器屋のサイトをチェックして、目星をつけてから楽器屋で確認、という感じだ。

今回のターゲットはセミアコ。きっかけは井戸沼氏の映像。

www.youtube.com

この中で井戸沼氏の理想のギターとして「音はセミアコ、形はテレキャス」という表現がある。セミアコの音、音色ってどんなだっけ?と色々と調べてみたりしているうちに、あ~セミアコ良いよね、セミアコが欲しくなってきた。本当はYAMAHA SGの音が好きなので、SG買おうかと思ったが、新しいSGは昔のSGとかなり違う。というか全く別もの。昔のYAMAHA SGって甘くて太くて、ちょっとセミアコに似てるような気がする。

楽器屋のサイト、Digimartなどで色々とチェックしてみたが、そもそもセミアコ自体は種類が少ない。有名どころだとGibson ES-335系、Epiphone、GretschYAMAHAIbanezぐら。1店舗で扱っている本数も少なめ。その中でも圧倒的に在庫が多いのがクロサワ楽器 G-CLUB Tokyo。Gibson専門店でES-335系の在庫は素晴らしい。下取りに出すGibson SGとFender Jazz Bassを愛車Z4号の助手席に置いて、首都高を走って御茶ノ水へ。明大地下駐車場にZ4号を入れて、ギター2本抱えて駿河台下のG-CLUB Tokyoへ。

3Fのセミアコフルアコのフロアにて下取りの2本の査定をして頂いている間に、事前に目星をつけていたコレを物色。Gibson 1958 ES-335 VOSの2016年製。中古だけどあんまり使われた形跡は無い。

www.gibson.com

VOS仕様なので見た目は渋い。とりあえず試奏させて頂く。第一印象は、とにかくネックが太い。太いです。Fender Jazz Baseより太い。あぁ昔のYAMAHA SGもこんな感じに太かった。太い割には握り心地は悪くないし弾きやすい。音の方は超マイルド系で、トーン絞るとフルアコっぽいかも。音のバランスも良い。他の同価格帯のES-335も数本弾かせていただいた。Late 60'sは音がキラキラ系でセミアコっぽさが少なく、逆にモダンな音がすると言われた新品2018モデルの方が比較的マイルド。これはネックも細いので楽かも。しかし最初の1958 VOSの超マイルドサウンドが良い感じ。井戸沼氏もデジマート地下実験室で言っていたが、ネックの太さが音に与える影響は大きいんだな。

www.youtube.com

その後、アンプを変えて試奏したりして、結局最初の1958 ES-335 VOSを買うことにした。下取りの2本の分を差っ引いて差額を支払う。その後、弦高を下げてもらったが、なんとなく落ち着かないので、元の弦高に戻してもらった。マイルドさが失われたような気がして。

最後にハードケースに入れてもらったが、これが重い。ギター本体は3.5kgなのにケースは何キロあるんだ?恐ろしい重さだ。金属でも入っているのか。

手持ちのギターを整理

最近は少し気持ちに余裕が出てきてギターを手にする時間が少し増えた。ポロポロと弾いているのは遥か昔に弾いていた曲。完全に忘れたと思っていたが、昔の譜面を見ながら音を追っていると、指のほうが曲を覚えていたりしていて、。2小節音を拾うと、次の4小節はスラスラ弾けたりするのである。記憶とは思い出せなくても残っているものなのだな。もしかしたらすべて覚えていて、思い出せないだけなのかも。

手持ちのギターは、ベース含めて、知らぬ間に6本になっていた。ギターの繁殖力は恐ろしい。その中には殆ど手付かずのギターもあったりする。買っては見たが、相性が悪いギターというのはあるものだ。お店で試奏しても、相性は分からない。この前、FIAT500号にサヨナラしたばかりだが、今回はギターを整理しようかと思う。別に死に支度をしている訳ではなく、新しいギターが欲しくなっただけだ(笑)。これ以上増やすと置き場所が無いので、2本ほど下取りにでも出すかなあ。

稼働率の低い筆頭はベース。Fender USAのJazz Bass。当初はバンド再開という話もあったが、メンバーが転職したりして難しくなったので、Bassは不要となった。元々はギター弾きだし、ギターの方が楽しいからな。次に稼働しないのがGibson SG Standard。これはLap Axeに置き換わった。メインのLes Paul Standardは重たいので、気軽に弾けるギターが欲しくてSG買ったが、すぐにLap Axeも買ってしまったので、お気軽ギターはLap Axeになった。それにしてもLap Axeの手に取りやすさ(弾きやすさではない)は最高レベル。これにVox Amplug2の組み合わせはZo3レベルのお気軽さだ。そしてZo3よりも小さくてカッコいい。

フェルナンデス エレキギター ZO 3 '11 BLK W/SC

フェルナンデス エレキギター ZO 3 '11 BLK W/SC

 

 なのでこの2本は下取りですな。で、新しいギターに何を買うか?は考え中で、この考える時間が最高に楽しい。本当に楽しい。そして弾くともっと楽しい。