文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Gibson 2016 1958 ES-335 VOSを手に入れたった

昨日は代休を頂いた。これで今月は毎週連休だった。素晴らしいことだ。いっそ週休3日制でも良いのではないだろうか。

涼しくて天気も良いので、出かけることにする。出かける気分になるのは久しぶりだ。すこし復活の基調があるのかも。良い事だ。この前から考えていた、ギターを整理して(下取りに出して)新しいギターを買いに行くことにする。昔は楽器といえば御茶ノ水だった。最近は渋谷、池袋、新大久保あたりも充実している(新宿池袋はイケベ楽器が頑張っている)。あとは通販も盛況らしい。楽器屋の通販や、Digimart、J-Guitarも充実している。以前なら数箇所の楽器屋を巡り巡って探すのだが、前述の通り楽器屋のサイトをチェックして、目星をつけてから楽器屋で確認、という感じだ。

今回のターゲットはセミアコ。きっかけは井戸沼氏の映像。

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この中で井戸沼氏の理想のギターとして「音はセミアコ、形はテレキャス」という表現がある。セミアコの音、音色ってどんなだっけ?と色々と調べてみたりしているうちに、あ~セミアコ良いよね、セミアコが欲しくなってきた。本当はYAMAHA SGの音が好きなので、SG買おうかと思ったが、新しいSGは昔のSGとかなり違う。というか全く別もの。昔のYAMAHA SGって甘くて太くて、ちょっとセミアコに似てるような気がする。

楽器屋のサイト、Digimartなどで色々とチェックしてみたが、そもそもセミアコ自体は種類が少ない。有名どころだとGibson ES-335系、Epiphone、GretschYAMAHAIbanezぐら。1店舗で扱っている本数も少なめ。その中でも圧倒的に在庫が多いのがクロサワ楽器 G-CLUB Tokyo。Gibson専門店でES-335系の在庫は素晴らしい。下取りに出すGibson SGとFender Jazz Bassを愛車Z4号の助手席に置いて、首都高を走って御茶ノ水へ。明大地下駐車場にZ4号を入れて、ギター2本抱えて駿河台下のG-CLUB Tokyoへ。

3Fのセミアコフルアコのフロアにて下取りの2本の査定をして頂いている間に、事前に目星をつけていたコレを物色。Gibson 1958 ES-335 VOSの2016年製。中古だけどあんまり使われた形跡は無い。

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VOS仕様なので見た目は渋い。とりあえず試奏させて頂く。第一印象は、とにかくネックが太い。太いです。Fender Jazz Baseより太い。あぁ昔のYAMAHA SGもこんな感じに太かった。太い割には握り心地は悪くないし弾きやすい。音の方は超マイルド系で、トーン絞るとフルアコっぽいかも。音のバランスも良い。他の同価格帯のES-335も数本弾かせていただいた。Late 60'sは音がキラキラ系でセミアコっぽさが少なく、逆にモダンな音がすると言われた新品2018モデルの方が比較的マイルド。これはネックも細いので楽かも。しかし最初の1958 VOSの超マイルドサウンドが良い感じ。井戸沼氏もデジマート地下実験室で言っていたが、ネックの太さが音に与える影響は大きいんだな。

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その後、アンプを変えて試奏したりして、結局最初の1958 ES-335 VOSを買うことにした。下取りの2本の分を差っ引いて差額を支払う。その後、弦高を下げてもらったが、なんとなく落ち着かないので、元の弦高に戻してもらった。マイルドさが失われたような気がして。

最後にハードケースに入れてもらったが、これが重い。ギター本体は3.5kgなのにケースは何キロあるんだ?恐ろしい重さだ。金属でも入っているのか。