明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
おせち料理の写真を載せてお正月の雰囲気を出しています。
元旦かやっているのは(お正月とは全く関係なく)SR400のリアウィンカー移設。以前から検討に検討を重ねて、あれやこれやと脳内シミュレーションを繰り返し繰り返し、なんとなく目途がついたので、実行に移すことに。
これが移設前の状態。これはこれで素敵だが、大型のサイドバッグを付けるとウィンカーと干渉するので、小さいサイドバッグを使うことになる。もう少し大きいサイドバッグが欲しいのだ。
最初はシートを取り外し。SR400のシートはボルト二本で止まっているのでラチェットレンチで外す。するとECU(ETCではない)が見える。ECUブラケットの下に配線コネクタがまとまっているので、EUCのブラケットのボルト三本外してECUをズラす。
ECUブラケットをズラしたら配線を確認する。これを忘れると後でとても困る。今回はブレーキランプ脇にリアウィンカーを移設するので、ブレーキランプとリアウィンカーの配線を確認する。
ブレーキランプは黒青黄の3配線。黒(グランド)青(常時点灯)黄(ブレーキ)と思われる。青と黄は逆かも。
リアウィンカーの配線は左右とも赤黒。黒(グランド)赤(信号線)。これは純正ウィンカーではないので赤黒。
左右が分からなくなるので、左ウィンカーの配色は茶、右ウィンカーは緑、とメモしておく。
配線を確認したらブレーキランプとリアウィンカーの配線を外す。そしてウィンカー本体を外す。リアウィンカーを外すには薄口スパナ17が必要。擦ると傷になるので養生テープで養生しておく。
ブレーキランプの取り外しは少し面倒くさい。ナンバープレートを外してから、リアフェンダーの裏のナット4個を緩める。そして、リフレクターを固定しているボルト2本を外す。
すると奥に2本ボルトが見えるので外す。これでブレーキランプ本体が外れる。
ウィンカーとブレーキランプが外れたので、これを室内に持ち込んで配線を作っていく。
リアウィンカーを移設するにはブラケットが必要。今回はシムズクラフトのブラケットを使う。ソコソコのお値段がするが、作りはかなり頑丈。しかしシムズクラフトでは「ノーマルウィンカーは推奨せず小型ウィンカーを利用してください」とのこと。
リアウィンカーを移設するには新しい配線が必要になる。これは面倒なので今まで躊躇していた。リアウィンカーをそのままブレーキランプの脇に持っていくとリアまで7本の配線を引き回すことになる。
しかしブレーキランプの配線穴がそんなに大きくないので配線本数を減らす必要がある。そこでウィンカー右、ウィンカー左、ブレーキランプのグランドを共用して1本にする。これで配線が7本から5本まで減らすことが出来る。
そしてバイク本体側でグランドを再び3本にする。絵で描くと簡単だが作業はメンドイ。配線にはエーモンの0.75seqを使った。たぶんYAMAHA純正も同じ太さだと思う。圧着端子はクルマやバイクで良く利用されるエーモンのギボシ端子。
ブレーキランプ側の配線。ブレーキランプの青と黄の配線はランプ直結。ブレーキランプの黒(グランド)はランプの下部に平端子で接続されている。このグランドをパラにしてウィンカー用のグランド2本を新設。青と赤の配線はウィンカー左右の信号線。
ウィンカーにも30cmぐらいの配線とギボシ端子が付いている。これをブレーキランプの脇で使うには長すぎる。短い配線に作り直しても良いのだが、後で気が変わって元に戻したくなるかもしれないので、ウィンカーの配線はそのままにした。
配線の目途がついたのでブラケットを取り付けてウィンカーを取り付け。なんとなくホンダっぽい雰囲気が漂う。最近はブレーキランプとウィンカーが一体ユニットのになったバイクが多い気がする。ウィンカーはデイトナ製。
反対側はシムズクラフトのブラケットが目立つ。ブラケットの向こうはブレーキランプの本体。純正にはブレーキランプ本体の手前に鉄板が一枚挟まっていて、この鉄板でブレーキランプを固定している気がする。シムズクラフトのブラケットはこの鉄板の代わりになっていると思う。
配線はコルゲートチューブに押し込んだ。配線5本が入るコルゲートチューブは直径8mmでかなり太い。これでSR400に取り付け出来るのか若干不安が残る。
明日は仮配線して動作確認してから取付だ。予想以上に良い仕上がりになりそう。