文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: SHOEI NEOTEC IIに専用インカムを付ける

ydf.hatenablog.com

北海道ツーリングに限らないがSR400で高速道路を走るのはとても退屈だ。パワーがあるバイクではないので、高速道路ではエンジンと車体に無理をさせないように抑え気味に走る。気を使って単調に走るだけなので退屈なのだ。なので流行りのインカムをヘルメットに付けようかと考えるのだが。。。

高校生の時にバイクで信号無視して警察に捕まったことがある。原因は当時はやっていたウォークマンのヘッドフォンを分解してバイクのフルフェイスヘルメットの中に仕込んで、音楽を聴きながらバイクを走らせるのに夢中だったのだ。しかし夢中になり過ぎて信号無視した挙句、その信号で止まっていたパトカーに即捕まったのだ。逃げようとはしなかったが、パトカーの後部座席に座らされて青切符に記入した。これがトラウマという訳ではないが、嫌な思い出となって「バイクに乗る時は音楽を聴かない」ことにしていた。

それでも高速道路の退屈さの対策としてインカムが欲しいなあと考えていた。愛用しているSHOEI NEOTEC IIにはスッキリ内蔵される専用インカムまである。そのSHOEIも「最近はインナーバイザーと専用インカムのヘルメットが良く売れている」とのコメントを出している(らしい)。NEOTEC IIも後継機が出るとのウワサもあるし(こういうウワサはいつでもあるが、2023/08/31で受注終了らしい)。専用インカムのSENA SRL2amazonやWebike等で出てこない。これは今のうちに探して専用インカムを付けておいたほうが良いかもしれない。幸か不幸かNAP'SにSENA SRL2の在庫があったので付けることにした。NAP'Sは取付工賃2,200円払うとインカム取付をやってくれる。プロに頼めるのはありがたい。しかし若いお兄さんに取り付けてもらったら不備があって、結局年配の人が取付直したのはご愛敬。

こちらがNEOTEC IIにSENA SRL2を取り付けた画像。操作部もほぼ埋め込まれている。ヘルメット左側に[+][□][-]の3ボタン。電源ON/OFFは[+][□]を同時に押す。ヘルメット右側もデザインを合わせるためか交換されている。

SENA SRL2の本体は後頭部に埋め込まれている。一番後ろの小さいゴムをずらすとUSB充電ポートが出てくる。形式がmicro USBなのがツライ。できればUSB Type-Cにしてほしかった。左右のスピーカーとマイクに伸びる配線が見える。

右側のスピーカーとマイク。スピーカー埋め込み部は最初から凹みがあって、そこにスピーカーがはまる。マイクは溝にはめ込むタイプ。マイクがあるとヘルメットかぶりにくいかと思ったが、それほどでもなかった。フリップについているチンガードが当たるほうが気になる。ソロツーリングなのでマイクは使わないかと思ったが、後述する音声コマンドがあるのでマイクを付けてある。画像は内装を外した状態。

左側のスピーカー。スピーカー部分が盛り上がって見えるが、これに内装を付けるとスピーカーは完全に埋まる。加えてヘルメットをかぶる時には一年中バラクラバを付けているので耳は抑えられている状態。

インカム付けると重くなるかと思ったが、NEOTEC IIは元々重たいので重さは気にならない。前述のようにマイクもスピーカーもヘルメットのかぶり心地には問題なさそう。長時間使うと問題があるかもしれないが。

音質はそれほど良くはない。低音が抜けた軽い音だ。元々バイクの騒音、周囲の音が大きいので音質を気にしても意味がない。音量はそこそこありそうだが、小さ目の音にしている。聞く音楽は色々と試した結果、自分の知っている、自分の歌える曲は止めている。どうも信号無視しそうな訳ではないが意識が音楽に行きそうでイヤだ。良かったのはSpotifyのインストのプレイリストで知らない曲だが雰囲気の良い曲、たとえばLo-Fi系のプレイリストが良い感じだ。Lo-Fi系は仕事や作業の集中力を上げるときに聴いている。

操作性はボタンが3個しかないので、操作は複雑怪奇になっている。先人が操作をまとめてくれている。感謝しかない。

SENA SRL2 チートカード

SENA SRL2には音声コマンドがある。上記のURLには音声コマンドの存在はかかれているがコマンド一覧は無い。その理由は、認識されるコマンドは英語のみで、かなり発音を頑張らないと認識されないからだ。ちょっと面倒だが、音声コマンドでしか操作できない機能もある、例えばバッテリ残量チェックとか。スマホアプリもあるのだが、うまく接続できない。なので音声コマンドを頑張るしかないのかも。音声コマンドは別記事にまとめます。