文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ワクチン3回目接種

少しワクチン接種券が届いた。2回目のワクチン接種をしたのが8月半ばだったので、接種券が届いたのが遅かった。というか、住んでいる自治体の仕事が遅かったようだ。自分より遅く2回めを接種して、3回目は早く届いた自治体が多かったからな。観光事業には税金を使うけど、基本的インフラにはカネを使わない自治体だからな。

届いてスグに予約をしたのだが、その時点でファイザー製のワクチンの予約枠はほとんど無かった。あとは全てモデルナ製。娘さんからはモデルナ製は副作用が重いので、ファイザー製を接種するよう勧められていた。とはいえファイザー製ワクチンの予約枠は極小。それでも必死に検索すると寿町の病院と中華街の病院の2箇所に空きがあった。寿町は日本三大ドヤ街の一つなので、治安が悪すぎる。もう一つの中華街の病院というのもなんだか不安を感じる。が、背に腹は代えられない。中華街病院にワクチン予約を入れた。

今日はそのワクチン接種の日。仕事場を少し早めに脱出して中華街病院へ向かう。中華街のど真ん中にあるのかと思ったが、中華街から少し外れたマンション街の一角の雑居ビルの3Fにあった。Google Mapsが無いと行かれない。エレベータを降りると、最近の病院にしてはかなり殺風景な待合室に多くの人が座って待っている。診療待ちなのかワクチン接種待ちなのか不明。話し声はほぼ全て中国語。中国人は声が大きいというか、中国語はハッキリと発音する必要があるので、どうしても大きく、というかやかましく聞こえてしまう。

受付は完全に厚手のビニールで覆われていて、受付のお姉さんにビニールの隙間から接種券を渡す。待合室で待つように言われたが、日本語は流暢、というか日本語ネイティブじゃない人が離す日本語が上手、というレベル。他の中国人が話しかけると普通に中国語で対応しているので、中国語が母国語なのだろう。

少しして名前を呼ばれる。この名前の呼び方がたどたどしい。若干の不安感があるけど、まあ先生は大丈夫だろう。診察室の廊下にパイプ椅子が並んでいて、そこで待つと先生が来て説明を始めた。日本語半分、中国語半分。まあ意味は分かったけど、日本語はたどたどしい。そういう病院なのねえ。

肩を出して待っていて下さいとのことなので、シャツを脱いでTシャツの袖をまくってワクチン接種を待つ。カラカラカラと軽いワゴンの音が聞こえてきた。廊下に並んで座っている人に、先生が移動しながら順番にワクチン接種していくようだ。。。と思ったら、先生ではなくて看護師の人がワクチン打ってる。おぉ、医師免許あるだろうなあ。。。ワクチンの入った注射器がたくさん、無造作に箱の中に入っているし、なんとなく雑だなあ。それでも、慣れた手付きでスパスパとワクチンを打っていくので、まあ、これで良いのか、と思うことにした。

自分にもワクチンがサッサと打たれて、15分待ったら帰っていいよ、とのこと。かなりあっさりしている。ワクチン1回目と2回目は良く知っている病院で打ったので、一人ずつ診察室に呼ばれて、先生から直々にワクチンを打っていただいた。それと比べるとねえ、ちょっと不安が残る感じだ。

それでも我が自治体では貴重なファイザー製ワクチンを打てたので良しとしよう。発熱などの副反応は今のところ無し。明日は有休。ワクチン対策、ではなくて、2陸特の試験勉強だ。