神奈川県の新型コロナの新規感染者数が伸びている。しかし、
新型コロナウイルス 感染者数やNHK最新ニュース|NHK特設サイト
を見ると、2021/01/19時点で入院者 病床使用率、 重症者 病床使用率の指標は神奈川県は東京都よりも良い数字になっている。
それでも、神奈川県は新型コロナに対してギブアップしたようだ。
2021/01/08のニュース
神奈川県、濃厚接触者調査の範囲縮小 「保健所の負担軽減」 | カナロコ by 神奈川新聞
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神奈川県は(1月)9日から、市中感染に対する濃厚接触者の調査範囲を縮小し、原則として同居家族らに限定する。濃厚接触者を調べる保健所の業務負担を減らすほか、市中感染がまん延したための措置。感染リスクの高い医療機関や高齢者施設などでの調査は重点化させる。
濃厚接触者の追跡調査を行い、濃厚接触者に対して検査することで陽性者を早期に隔離するのが有効だと言われていたが、新規感染者吸うが伸びて保健所の業務が増えたので「濃厚接触者の追跡調査は縮小する」とのこと。大丈夫なのか。。。
そして2021/01/18のニュース
自宅療養患者は自身で健康観察へ 神奈川県(tvkニュース(テレビ神奈川)) - Yahoo!ニュース
自宅療養中の患者が増加していることを受け、神奈川県は18日、職員らが行っていた患者の健康観察について、患者自身で行うことを基本とする体制に変更すると決定しました。
病床や隔離施設(ホテル含む)は満杯なので、新規感染者は自宅療養をせざるを得ない状況だった。自宅療養者には保健所などから1日2回の電話での生存確認?が行われていが、電話業務が負担なので電話は辞めて、各自で健康観察して下さい、とのこと。かなり乱暴な施策だ。これを医療崩壊と言わずなんと言う?
こうなると、文字通り「自助」かつ「自費」で生き延びるしかない。
保健所の調査縮小 自費でPCR検査受ける動き広がる 神奈川 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、濃厚接触者の調査を縮小し検査対象を絞った神奈川県では、身近に感染者の出た人たちが自費でPCR検査を受ける動きが広がっています。
正直、PCR検査を受けても、その瞬間に感染しているか否かが分かるだけなので、陰性だからと普通に生活出来るわけではない。それでも安心したい気持ちは分かる。ただそれを自助&自費でやるのか。。。なんとも虚しい。。。
そして今日2021/01/19のニュースが極めつけ。
<新型コロナ>「自宅で次々死ぬのか…」 神奈川県担当者「そうなるかも」と危機感 :東京新聞 TOKYO Web
「医療崩壊の可能性」について、阿南氏は会議後の取材に「病院が患者を受けないから、救急が『無理です、無理です』と断ることになる」と話した。「行き着く先」は自宅で次々と人が死んでいくことなのか、との質問には「そうなるかもしれない」と答えた。
もう。。。終末感が漂ってきた。。。泣くに泣けないなあ。。。
こんな状態になる前には、こんなことをやっていたよね。
宣言下の横浜、成人式を分散開催 全国最多の3万7千人(共同通信) - Yahoo!ニュース
肝心の横浜市長は成人式に欠席。病気だから仕方ない。。。けど。。。結果だけみれば敵前逃亡したと言えなくもない。
横浜・林市長が帯状疱疹で入院 市「症状、少し重い」 | カナロコ by 神奈川新聞
横浜・林市長が再入院 市「帯状疱疹で左顔面麻痺」 | カナロコ by 神奈川新聞
こうなると、偉い人同士の責任のなすりつけ合いで、逃亡する人が出るかな、と思っていたら横浜市長が一番でしたね。上手い。世渡り上手。次は黒岩知事か小池知事が「責任取っ手辞任する」とか言いそうだ。菅首相の方が先かもしれないなあ。
どちらにしても新型コロナは終末感あふれる展開になってきた。少女終末旅行でも読み直そう。あんな清々しい終わり方は出来そうにも無いけど。