文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

フリースはまだ早い、と昨日は思ったが、今日はフリースにウィンドを羽織って仕事場へ。やっぱり寒いときはフリースです。最高気温が20度を下回っているし。少し早めに家を出たら、東海道線の車両が特急電車のような2ドア。これは通勤には使いにくい。妙に混雑しているし。

その電車内でのこと。ドア近くに立っていたのだが、そのすぐ近くに女子高生が。妙にソワソワしてチラチラと私をよく見るのか、何度も何度も目が合ってしまって、なんだか気まずい。私の服にゴミでも付いているのか?それとも頭の上に何か乗っているのか?肩にナニカが乗っているのか?まあ、よくある自意識過剰な高校生なんだろうなあ、と思いつつ、私も同じように、自意識過剰なんだろうなあと反省。

そんなことを考えながら、昨夜娘に聴かれたことを思い出した。10年後はどんな生活なんだろうか?と。宇宙旅行とか、それより10年後にキチンとした大人になるために、今やるべき事をやっておきなさい、なんて説教臭いことを話た。今から10年たつと娘ももう大人と言っても良い年齢だ。これから10年で娘も変わるだろう。だから、娘にとってこれからの10年はとても大切なのだ。

だがしかし!自分はどうか?この先10年で何か変わるだろうか?ふと10年前、20年前の自分と今の自分を比べてみる。自分を取り巻く環境は変わったけれど、ただ時が経っただけで、自分の中身は何も変わっちゃいない。

相変わらず、ヘッドフォンで音楽を聴きながら電車にのって本を読んでいるんだ。そして、電車内で女の子を見かければ、自意識過剰に反応して、妄想したりするんだ。10年後もそうなんだろう。それでもいいさ。