文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

なんだかなあ

横浜市内某所に娘さんをクルマで送り届けた。目的地は住宅街に隣接した公園のような場所なんだが、その公園に隣接する道路は行き止まりになっていて、クルマは基本通らない。その行き止まりの手前に、交通の邪魔にならないように(というか、ここはクルマが通らない)クルマを停めて娘さんを下ろそうとしたら、少し離れた住宅の裏口が開いて、老人がツカツカとコチラに歩いてきた。


その老人、身振り手振りで大きな声で何かを訴えているんだが、遠方なので良くわからない。何か怒っているようなんだが、「ここにクルマを停めるな!」ということを訴えていたようだ。クルマのところに来て、私に向かって大声で喚いている。ちょっとアレレな人なようだが、非常に失礼な物言いなので、なんだかな、という感じだ。


その公園の看板で、駐車禁止とは書かれているが、停車禁止とは書かれていない。人を下ろすだけなら問題ないと判断したんだが、その老人の判断ではダメなんだろう。こちらの話には耳も貸さず、大声で喚くだけだ。


クルマから降りると、コチラに向かってきて、相変わらず喚いている。「人を下ろすのもダメ」「荷物を下ろすのもダメ」「とにかくダメなものはダメなんだ」ということらしい。曰く「この俺が公園の管理人なんだ!」とのことだ。どう考えても違うだろう。たぶん老人の頭の中では、自分が周辺を管理してやっている、そんな感じなんだろうな。


この老人の勢いだと、自分の娘に絡んでくるような気がしたので、とにかくその老人を自宅に帰らせることにした。案の定、娘に近づいていくので、ちょっとカラダを当てて、その老人の自宅の方向に一緒に歩きながら誘導して、なんとか自宅に戻した。近づくとお酒の匂いがプンプンしていたので、かなり酔っているんだろうな。


いわゆる「煩い老人」の類だったが、甚だ迷惑な存在だな。たまに電車に乗ると、この手の煩い老人が我が物顔で騒いでいるが、注意すると余計に面倒なことになりそうなので、注意もしにくい。DQNと同じだな。困ったもんだ。