文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

自宅から最寄り駅へ向かう道が、大きな環状道路を造るために壊すことになった。今朝は通れたのだが、帰宅時にはもう閉鎖されていた。自分が小学生のころから通った道なので、ちょっと寂しい気持ちだ。車が通ると両脇をするくらい細い道なので、徒歩か自転車、バイクだけが使う道だった。

近所に小学校から高校まで一緒だった女子がいた。別に好きな訳ではないんだけど、その道を彼女と駅まで自転車を二人乗りしたこともあった。運動神経抜群でで陸上県大会で優勝してしまうような女子で、運動音痴の自分はいつも小馬鹿にされていたのだが、二人乗りの時だけは話し方も大人しかったなあ(軽いツンデレ)。

彼女は今でも近所にすんでいて、立派に母親をやっている。小学校の運動会とかで会ったりすると、自分が徒競走が遅かったことを未だにからかわれたりするんだ。

古い道が無くなって寂しいが、新しい道路が出来れば、新しい良いこともあるんだろう。