文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

DXセミナーと保守的

最近流行りのDX、といっても巷で流行っている訳ではなく、主に日経新聞上で流行っているに過ぎないのだが、仕事柄DXを無視する訳にも行かず、DX系のセミナーや展示会があると、一応聞いておこうかなあと、イソイソと出かけることが多い。

今日のDXセミナーは品川プリンスのアネックスタワーで行われるとのことで、どこでやるのかと思っていたら、5Fにある大きな宴会場、政治資金パーティーでもやりそうな宴会場だった。この手の会場だとクロークがあるのでコートなど預けられるの便利だし、たいてい飲み物なども出たりするので、他のセミナーよりも楽ちんであることが多い。

セミナーの内容は半分宣伝のようなものが多いが、登壇者の方々が色々な観点で危機感を持っていることがヒシヒシと伝わってきて、良い刺激になった。その反面、自分の仕事場がなんと斜陽なことか。保守的なんだな。このままではヤバイねえ。

ただ保守的なのは仕事場だけではなく、日本は保守的なのかも。相変わらず駅の売店でも現金払いする人も多いし、カード不可の飲食店も多い(特にラーメン屋さんとか)。キャッシュレスの方がトータルの仕事量が減るのは明白なんだから。お釣りを毎日用意したり、締めで現金数えたり、売上を銀行に持っていく必要も無い。

日本の将来像が見えない、発展するイメージが希薄、そういうことも保守的になっている原因かもしれないなあ。