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SR400: バイク用バッテリーのことを調べてみた

ydf.hatenablog.com

SR400号のバッテリー交換を良い機会として、バイク用バッテリーのことを少し調べることにした。クルマ用バッテリー、バイク用バッテリーのことは全く知らない状態だ。先日もVW Poloを車検に出してバッテリー交換してもらった。全てディーラー任せだ。もう少しバッテリーのことを知っていても良いのではないだろうか。

バッテリー会社

国産だとGSユアサ、古川電池が有名。バイク用品店で良く見かけるAZバッテリーは中国製らしい。その他DAYTONAも出していたりと少数派もある。国産の2社を選びたいところ。YAMAHAGSユアサを純正パーツとしている。高いけど。

バッテリーの寿命と交換時期

バッテリーは長く使っていればヘタるのは知っている。知っているけど「長く」とは?どれくらいなのか?少し調べると利用頻度や利用状況によって異なるらしい。GSユアサによると、製品保証は「12ヶ月または2万km」だそうだ。GooBikeの記事によれば「バッテリーの寿命は走行距離が5万kmに達した前後」とある。バッテリーがヘタったら(例:セルでエンジンのかかりが悪い)スグに交換という訳ではなく、充電しても良いらしい。ところでSR400はセルが無いので、バッテリーのヘタりはどうやって判断するのだろうか?

バッテリーの充電

ここは全く知識が無かった。ネットを調べてみると、積雪が多い地方のバイク乗りは冬場は乗れないのでバッテリー外して春までバイクを保管。春先にバッテリー充電してから乗り始めるとか。バッテリー上がりも良くあるトラブル(例:3ヶ月乗らない)で、バッテリーの充電は良くある話らしい。今まで1ヶ月バイクに乗らないということは無いので(ただし猿号は除く)バッテリー上がりは未経験だった。安いバッテリー充電器は持っていても良いのかも。

(追記)

猿号(Monkey Z50)は「なーんかエンジンのかかり悪いし、ウィンカー付けるとヘッドライトが少し暗くなるなーハハハァ」とか思ってたらバッテリー盗まれてたことがあった(笑)。猿号はバッテリー無しでも走ってしまう。

バッテリーの種類

クルマ用バッテリーは様々な種類があるようだが(例:EV用など)、バイク用は大きく分けて2種類、1)VRLA(制御弁式)バッテリー、2)開放式バッテリー。後者の開放式はバッテリー液の液量を確認して、時々精製水を補充する。現在は前者のVRLAは密閉式とも呼ばれている(?)メンテフリー。SR400は後者を利用している。

リチウムイオンバッテリ

上記のバッテリーに加えて、最近はリチウムイオンバッテリーもある。小型軽量ハイパワーが特徴。ただし従来のバッテリーからの置き換えを考慮して、サイズは同じで非常に軽い作りになっている。webikeの記事が詳しい。バイク用はリチウムポリマー系ではなくてリチウムフェライト系の電池らしい。SR400のバッテリーサイズは非常に小さいので、リチウムイオンに変えてグリップヒーターや電熱服を使えるようになると良いなあ。冬は寒い。

リチウムバッテリーの基礎知識 | リチウムバッテリー特集

SR400は約半世紀前の設計なので技術の進歩からは置いてきぼりになっているので、時々バイクの最新技術を調べてみるのは良いことだろう。セルなしABSなしなんでなあ。

色々と調べてみて、とりあえずバッテリー充電器は一つ買っておくことにした。前述のVRLAバッテリーに使う充電器はVRLA対応の充電器が必要になる。この充電器は対応している中では比較的大丈夫そうだったので、コレにしてみた。使う機会が無いことを祈っている。それでも寒くなると乗る機会が減るからな。バッテリー上がってしまうかも。今年の冬は寒そうだし。