文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: GWに伊豆へ

GWは大渋滞するので例年は出かけないのだが、今年は土日祝日ではない月火に有休を付けたので、一応平日なら大丈夫だろうとSR400で伊豆にツーリングに行くことにした。SP忠男のサイレンサーを付けてから遠出するのは初めてだ。そう考えると12月からSR400にまともに乗っていないことが分かる。

出かける前にガソリン満タン。どんより曇り空だったのでレインウエア上下を防水袋に入れてリアに縛り付けておいた。それ以外の荷物は無し。気軽でいい。SR400に大荷物は似合わないと思っている。

西湘バイパスを西へ走る。ずっと工事中だった下りPAもオープンしていた。ちょっと立ち寄ろうかと思ったがバイクがびっしり停まっていたので通過する。そのまま石橋出口を出て真鶴道路へ。ここは現金支払いのみなので財布から千円札を出したら、お札が数枚地面に落ちてしまった。以前だったらパニックになっていたが、最近はこの手のトラブルでもノンビリと対応している。まあ多少のトラブルは仕方ないと思えるようになってきた。良いことだ。その先の熱海ビーチラインも現金支払いのみ。料金が300円と値上げしているような気もする。伊豆スカイラインが500円しないので、ちょっと高い気がするな。

この辺まで走っても交通量は少なくないが渋滞は無い。GWだが平日なだけある。結構順調に走れていていい気分だ。ダラダラと休憩も無く走って昼前に下田の手前の尾ヶ崎までくる。

ここは高台なので眺めが良くて白い砂浜を見下ろすことが出来る。ここまで来るとバイクも少なめ。天気も完全に晴れて良い感じになっている。今日は当たりかもしれないな。ここから下田の道の駅へ行ってお昼ごはんを頂く。いつもなら下田ハンバーガーを食べているが、空いているので市場食堂で和食を頂くことにする。ここも行列していないのでスグに食べることが出来た。

お腹もいっぱいになったので午後のコースを考える。いつもなら下田から天城峠に抜けて冷川ICから伊豆スカイラインに入るのだが、今日は時間があるので西伊豆松崎町から仁科峠を越えて天城に下ることにする。仁科峠は道幅は狭いが四国ほど酷くはない。それでも路面はコケが生えているし落ち葉も多いけど、それほど酷くは感じなかったな。酷道に慣れて鈍感になっているのかもしれない。

天城に降りて冷川ICまで再び酷道を走る。以前より楽に走れる気がするのは、SP忠男サイレンサーの効果かもしれない。このSP忠男サイレンサーは全般的にパワーが増す、特に高回転域でパワーが増すような気がする。SP忠男Power Boxは低回転域のパワーが増すというかトルクが増す感じが素敵だが、サイレンサーは高回転で馬力が上がるような、スピードが伸びやすい感じがする。

冷川ICから伊豆スカイラインに入ると、余計にスピードの伸びを感じられる。ガラガラに空いているので比較的自由に走れるので、スピードの調節もしやすい。その分だけサイレンサーの効果も感じやすい気がする。ただし振動はスゴク増える。ステップ、シートからの振動がスゴイ。ハンドルからの振動は昔からだから大差ないけど、サイレンサーのドパパパ感が振動として来る。これは苦手な人は疲れるかもしれない。自分は大丈夫っぽい。今日も2時間に1回程度の休憩しか取っていないが、特に猛烈な疲れを感じることは無いな。ただ数カ月ぶりの長距離なので背中に変な力が入っているかもしれない。

伊豆スカイラインPAからパラグライダーが良く見える。すごく近くからテイクオフしていたことを後で知る。楽しそうだが怖いかな。富士山は雲がかかって少しぼんやりとしか見えないが、もうそういう季節なのだろう。早朝なら少しははっきり見えるかも。今なら少しだけ雪が残っている。

それにしても空いている伊豆スカイラインは走っていて楽しい。関東近辺なら一番お勧めしたい感じだ。今日は天気も回復して良い感じだった。次も有休で走りたいところだな。