文書生活 : TEXT LIFE

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クリスマスプレゼント(自作自演)

今年のクリスマスプレゼント(自作自演)は色々と考えた末にエンジニアブーツにした。何足目でエンジニアブーツ?とも思う。まあそれでも良いではないだろうか。

今持っているエンジニアブーツは2足。

一つはWild Wingのえんじ色のエンジニアブーツ。これはエンジニアというよりはライディングブーツでNAP’Sで買ったもの。薄手のレザー製でサイドにジッパーがあるので脱ぎやすい。ショートブーツに近い。ポイントはWild Wingならではの厚底なのだが、実は後述する安藤製靴やKADOYAの方が厚底だ。元々エンジニアブーツは厚底なのだ。昨年のお遍路はこのブーツで行ったが、薄手なので安心感は少ない。その分軽くて扱いやすいが、歩きやすい訳ではない。その辺はエンジニアブーツなのだな。

もう一つは安藤製靴のエンジニアブーツ。これもショートブーツに近いが、安藤製靴だけあって厚手のレザーでがっちり作られている。なので非常に重たいが、Wild Wingよりも歩きやすい。これはラスト(靴製造時の木型)が日本人の足にあっている、というか自分の足に合っているからだろう。値段も高いがつくりも良い。普段使いも問題ない。非常に良い靴だ。

しかしこの二つはショートブーツに近いので、バイクでバリバリ使うには少し心もとない。安藤製靴はガッチリ作られているので安心感は高いが、やはりロングツーリングじにはロングブーツの安心感が欲しい。特に涼しい、寒い季節にはロングブーツが欲しい。なのでエンジニアのロングブーツを探していた。

有名なRed Wingはラスト(木型)が足に合わないので、以前試した時に断念した。できれば安藤製靴のロングブーツが欲しいのだが、以前に社長に聞いたら「そのうち作るかもねえ」とは言っていた。そううち、って数年後かな?と思っていたらKADOYAのエンジニアブーツは安藤製靴製造だったらしい。

ということで浅草の言問通のKADOYAさんへ行ってきた。

平日夕方だったの空いていたのでゆっくり見ることが出来た。店員さんに話を聞くとKADOYAのブーツで安藤製靴製造は3種類あった。一つはウエスタンブーツですでに廃盤(多少在庫はあるかも)。残り二つはエンジニアブーツでソールがビブラムソールのゴツイタイプと比較的平たい普通のエンジニアのタイプ。自分が持っている安藤製靴のエンジニアは後者だ。二つのエンジニアブーツを見せていただく。やはりゴツイソール、ビブラムソールの方がカッコいい。しかし、ソールが厚くなるのでバイクの操作性に影響がありそう。たぶんソールが薄い方がシフトやブレーキはやりやすいだろうなあ。でも慣れも大きいかもな。第一印象でビブラムソールのエンジニアブーツにした。サイズは安藤製靴と同じ25.0cm。在庫があったので出してもらい、そいつでサイズを確認してOK。

外箱には「作成:安藤製靴」の文字がある。KADOYAと安藤製靴、いわゆるダブルネームというやつだ。これは美味しい。当然ながら厚手のレザーで作られているので非常に重たい。ロングブーツなのでふくらはぎまでカバーする感じだ。持って帰るには重たいので配送を依頼した。

こちらが届いたエンジニアブーツ。底がかなり厚いので、今までで一番の厚底ブーツとなった。SR400の足つきが更に良くなった感じだ。素晴らしい。試し履きしてSR400号で走ってみたが、まあ最初なので足首の動きが固くシフトに少し手間取った。しばらく走れば大丈夫っぽい。足になじませるのに時間がかかりそうなので、仕事中にも履いていたがスーツにコレでは合わないだろうなあ。新年はデニムで出社するかなあ。