文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

フルギとMARY QUANT

先週のフリマは今一つ、というかダメだった。

フリマに行く - 文書生活 : TEXT LIFE

なので今週はコチラのフルギフェスに期待している。フルギフェスは、私の記憶通りで、大井競馬場で開催していたがコロナで3年間中止になっていた。今回は場所を東京ビッグサイトに変更して開催となった。

ビッグサイトにはバイク置き場が無かったはずなので、臨海線でビッグサイトまで行く。臨海線車内にはフルギフェスに向かうであろう雰囲気を漂わせるファッションに身を包んだ人々が居る。加えて様々なオタ系の人々、腐女子系の方々も散見される。良い感じだ。

国際展示場駅からビッグサイトまでを久しぶりに歩く。展示会にも行かなかったので数年ぶりかもしれない。少し懐かしい感じだ。ビッグサイトのホールでは様々なイベントが開催中で、西ホールは同人誌イベントで腐女子の方々はそちらに流れていった。ドール系のイベントもあるようで、ゴスロリ系の方々はそちらに消えていった。

フルギフェスは東2ホールのみ。入り口で入場料500円を支払って入る。中は予想以上に混雑している。東京競馬場では屋外開催だったので、明るい雰囲気だったが屋内だと若干暗い。寒くないので良いけど古着には合わないかな。大手古着屋が大きな面積を占めているので、出展者数は減ったのかもしれない。以前よりもマトモな古着に見えるのは屋内だからか。アヤシイ雑貨系が減ったのはさみしい限り。

それでも何故かビンテージハーレーWLAとか展示されていて、ちょっと良い雰囲気でした。お目当てのフレンチ・モーターサイクルコートはあったが4万円以上なのであきらめた。マントが2種類あったが、一つはダークグリーンで良い感じだがサイズ合わず。もう一つは完全にコスプレアイテムのようでカッコいいけど使えない感じで、こちらも諦め。それ以外は目についたアイテムは無く、普通に古着というか心躍るものは無かったな。まあ、それはそれで良い。次回を楽しみにしよう。東京競馬場に戻ってくることを期待している。

早めにビッグサイトを後にして臨海線直通で渋谷に出る。最近は風紀が悪いので足が遠のいていたが、MARY QUANT展があるのでBUNKAMURAに行く。入場料1,700円は伊達ではなく、なかなかに見ごたえがある展示だった。解説文書もしっかりしている。ここでもヴィダルサスーンの名前がチラホラ出てくる。Swinging Londonのキーマンだったのだろうなあ。映画「マイ・ジェネレーション」にも頻繁に登場していたし。

映画「マイ・ジェネレーション」 - 文書生活 : TEXT LIFE

MARY QUANTはファッションデザインに限らず幅広く活動していたことを知る。型紙まで出していたとは驚いた。自信をもって世に打ち出していたのだろうなあ。

60年代はそれまでの型にはまった文化や習慣を打ち壊して新しい社会を作った時代だったのだろう。その時代に活動できた人は羨ましい。21世紀の現代はどうだろうか?打ち壊すべき何かがあるだろうか?打ち壊すための活動はあるだろうか?