文書生活 : TEXT LIFE

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アマチュア無線はハンディ機から始めるのが良いのかも

YAESU VX-6を買ってから、バイクツーリングにも近所の買い物にも持ってあるている。時々電源ONにしてROMっている(受信のみ)。

ydf.hatenablog.com

ロケットのアマチュア無線本館の店員さんも言っていた通り「屋外の広い場所、公園とかだとよく受信しますよ」というのは本当だった。たしかに広い場所でONにすると、アマチュア無線っぽい会話が聞こえてくることがある。なるほどねえ。こういう感じなのか。

YouTubeでも見たこアマチュア無線の会話はそっけない感じで、通信できたことを確認する感じだった。これは以下の電波法の規定によるものと思われる。

電波法には、「何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第4条第1項又は電気通信事業法第164条第2項の通信であるものを除く。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。」と規定されている。(電波法第59条)

つまりYouTubeアマチュア無線通信の内容を公開するのは上記に引っかかる可能性があるようだ。

なので実際の会話はちょっと新鮮な感じだった。いわゆる「雑談」なんだな。そして電波法にある「技術的研究」も、なんとなく納得できた。

「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう。」(電波法施行規則第3条第1項第15号)

電源を入れてみても、色々と工夫しないと受信しないのだ。アンテナの種類や向きを変更したり、場所を変えたり、出力がどうしたこうしたと。なるほどねえ、こういうことだったのかと。例えば、短いアンテナよりも長いアンテナの方が感度が良い。これは当たり前のことなのだろうけど、実際にアンテナを交換してみて電波の入り具合を体感すると納得度合いが高い。これが技術的研究か(多分違う笑)。

これらを色々と工夫してみるには、自室で通信機をいじるよりも、屋外で色々と試したり工夫したりするほうがやりやすい。なのでアマチュア無線はハンディ機から始めるのが良いのかもしれない。

ICOM IC-705はバッテリ駆動が可能なので持ち運びOKなんだけど、アンテナを立てる三脚やらアンテナ、通信機本体などなど一式運ぶのは正直面倒。ハンディ機だと本体のみでOK。IC-705は失敗だったかもしれないねえ。色々と操作も複雑だし。その点VX-6はアナログ機で表示も単純、操作も単純なので、最初の1台には良いのかもね。ハンディ機でも複雑なFT5DやID-52より、低価格で単純な通信機の方が馴染みやすい。ただスグに飽きる可能性もあるので、IC-705は自宅保管しておこう。それが良い。しばらくはVX-6を中心に色々と試してみよう。

ただ店員さんがIC-705をオススメするのも分かる。あれは何でも出来るのだ。144/430MHzだけでないオールモード、D-STAR、CW、FT8などなど。オールマイティな1台なので間違いはない。でも最初の1台は単純なハンディ機が良いような気がする。これで不足ならIC-705なのかもね。

YAESUもIC-705のようなSDR (Software Defined Radio) を発売するような気がする。できればFT-818NDのSDR版があればベストのような気がする。

追記

無線免許状の変更の届けを出すのを忘れていたので急いで手続きした。。。ROMなのでセフセフ。。。