文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

4アマ試験勉強してから証明写真を撮る

日曜日は図書館で試験勉強。朝早めに行ったので少し広めの机が確保できた。両側は大学受験生らしき学生。集中して勉強している。自分もこうありたい。相変わらずスースーと涼しい風が入ってくる。その割にはスマホの電波は細々としていてまともにつながらない。スマホなど見ずに勉強しろということか。

図書館にあったアマチュア無線の本を勉強の合間に少し読んでいたら、知らないおじさん(自分より少し年上か?)から声をかけられた。無線をやっているそうだ。スグに離れていったが、戻ってきて紙を頂いた。そこにはコールサインと名字が書かれていた。合格したら連絡ください、という意味だろう。

人懐っこい、(故)和田勉のような人だったな。無線をやっている人を見たのは2人目だ(1人は先日お亡くなりになったが)。

夕方前に工学パートが一通り終わったので。勉強終了にした。試験要項を確認すると、試験の時に写真が1枚必要で、合格したら「同じ写真をもう1枚」必要になるとな。今持っている証明写真は1枚しかない(2年前に撮影した)。「違う写真の場合には2枚提出」と書かれていたので、改めて証明写真を撮る。

図書館の近所に写真館がある。昔々から営業していて、高校入試の写真もここで撮った。久しぶりに行ってみると来週には営業終了の案内があった。では最後に証明写真をお願いしたが、既にスタジオは取り壊し中で撮影できない。これは残念。創業は大正時代だった。

駅の向こうにカメラのキタムラがあったので、そちらで改めて証明写真を撮って頂いた。顔の向きやら体の向きを直されて数枚撮影。最後に口角上げて撮らされた。撮影が終わったら画面で写真を選ぶ。最後に撮った口角上げた写真を選ぶ(キモいな)。加えて美肌やら何やら補正するかと聞かれた。補正するとプラス500円かかると。スタバのコーヒー1杯分なので補正して頂いた。スマホの写真アプリのような補正だが、証明写真ならニーズあるだろう。ぱっと明るい雰囲気になっている。最後に背景画像を選んで合成して終了。後はプリントを待つだけ。

先の写真館ではスタジオに実物のスクリーンが何枚もあって、その前に座ってスクリーンを選んでから、大きな大判カメラで証明写真を撮影していた。今はデジカメだろうけど。きちんとした証明写真を撮影してくれただろうけど、顧客のニーズに合っているのはキタムラの方だと思う。リアルな証明写真より、見栄えがする証明写真が求められていると思う。老舗の写真館が営業終了するのは残念ではあるが、ニーズに応えられないのでは仕方ない。

良し悪しは常に顧客が決める、と先代の役員が言っていた。その通りだ。