文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

バイク本

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SR400が来るというので、色々と準備している。猿号(HONDA Monkey Z50)があるのでバイクにとりあえず乗る装備はあるが、猿号と中型であるSR400は別物、というか猿号は別物だから色々と準備が要る。モノは少しずつWebikeで買い揃えている。NAP'Sに行っても良いが大混雑しているので今は敬遠している。

そして少し知識の方も整理しておこうと思って本を買っている。バイク運転の知識は教習所で習うことも多いが、教習所で習ったとおりに公道でバイクを運転すると即死する、と思っている。いや即死は言い過ぎだな。危険を伴うこともある、ぐらい。

例えばキープレフトはやらないほうが良いし、カーブを小さく小回りで曲がるのもやめたほうが良い。

キープレフトすると、道路の開いた空間にクルマが入ってくるし、路肩は砂利やゴミ、路上駐車のクルマもある。側道から飛び出る自転車、道路沿いの駐車場から出てくるクルマなどなど危険に近い位置にあると思う。なので、バイクは道路の真ん中を走った方が良いと思う。

カーブを小さく回ると、特に左カーブを小さく回ると見通しも悪いし(教習所は見通し良いけど)、前述のキープレフトの危険もある。小さく回るとバンク角も大きくなるし、コケる可能性も出てくる。また、登り坂の左カーブを小さく回れば傾斜角も大きくなって、スピード落としたときにギア選択間違えれば最悪登り坂カーブの途中でエンストという考えたくないケースもある。

と、偉そうに書いている内容がこの本に書いてあった。この本は大学生のときに読んでいた本で非常に良かった記憶がある。この事始めの本は初めてバイクに乗る人向けの本。もう一冊の本はバイクに乗り始めた人が読むと納得感がある内容になっている。

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両方とも著者、イラストレーターは同じ人。内容は仕組みというか理屈が書いてある。昔はこういう本が多かったような気がする。最近はどうなのだろうか。

書かれたのは80年代なので、文体もイラストも80年代テイスト。かなり歴史を感じる。夏目漱石森鴎外も文体に歴史を感じたように、今の人が読むと、同じように歴史を感じるのだろうか。

前者の本は87年初版で2007年に28刷と長寿だが絶版。しかし、古本の流通は多いようなので入手可能。

後者の本は初版は85年ぐらいだったと思うが、2012年に新装版が出ている。未だに発売継続。

どちらの本は名著なんだそうだ。スゴイな。

この2冊は最近amazonで書い直した。古い本なので紙本で買った。kindle版も無いし。2冊とも大学時代に友人Nに貸したっきり帰ってこない。ヒドイ。当時はバイクブームでNもバイクに乗り始めだったので貸したんだが、非常に気に入ったようで返してくれなかった。ヒドイ。

そのNも今では母校で教授をやっている。スゴイ。偉い人になったんだから返してくれよN教授(笑)。

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