文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Amsterdam 5th day

今日は帰国の日。いつもより早起きして、荷物やお土産をスーツケースに詰める。免税品は一つの袋にまとめて機内持ち込みにする。ルールだと免税手続き時にはその商品を持っていくことになっている。ほとんどの人は持って行かないが、一応念の為に持っていくことにする。免税書類への記入は昨夜済ませておいた。行きよりもスーツケースが重くなったが、なんとか荷物は収まった。ホテルで最後の朝食を食べる。馴染みのスタッフにご挨拶する。名残惜しい。

部屋に戻って荷物を抱えてチェックアウトする。15時まで荷物を預かってもらい、その時間にタクシーも呼んでもらう。行きと同じTESLAにして頂いた。身軽になったところで、ワイフとAmsterdam市内を散策。行きそこねていた雑貨屋、西教会やゲイ記念碑などを見て回る。そんなことをしている間に12時を過ぎたので、これも見損ねていたSt.Patrick教会の内部を見る。ステンドグラスがスゴイ。教会内に明かりがないのに、これほど素晴らしい照明セッティングができるとは。昔の人は紙の存在を信じただろうなあ。英語でのミサの最中だったので一番うしろで静かに見学。涼しいのかと思ったが暑かった。教会は涼しいものではなかった。

教会裏のいかがわしい地区は避けて、オシャレっぽいカフェでランチにする。表参道あたりにあったら流行るだろう。スープ、キッシュ、サラダのセットが木製のまな板に乗って出てくる。ドリンクも自家製オーガニックだったりして。会計は店頭レジで行う日本式だった。

食後もその辺のショップなどプラプラみて、最後にCow Museumに行ってみるが、あいにくとランチタイムで休業。残念だがホテルに戻る。すぐにタクシーが来て、荷物を運んでもらう。チップは遠慮されたが、一応最後なので渡しておく。タクシー運転手にも。空港までの道のりは30分ほど。ほとんどバイパスというか高速道路。TESLAの素晴らしい加速を体感できた。日本ではTESLAが流行ってないという話をドライバーにしたら驚いていた。日本はそういうあたらいし技術が好きなのに、とのこと。TESLAは走りも良いが、室内は広いし荷室も広い。使い勝手は良さそうだ。

Amsterdamスキポール空港に到着。KLMでMunichまで飛んで、そこからANAで帰国する。Amsterdamに来るときにKLMを利用したが、セルフサービスが多いので戸惑う。KLMはOne World系で、ANAはStar Alliance系。なのでKLMでチェックインしてもANAのBoarding Passが発券されない。さらに預けたスーツケースが羽田まで到着するのか?ちょっと不安。係の人に聞くと「大丈夫」とのことだが、後にこれがテキトーな嘘だと分かる。

本来ならばEU圏を離れるMunichで免税手続きをするのだが、時間があるのでスキポール空港で手続きすることに。免税手続きはEUから出国したエリアにあるので、Passport Controlで一度EUを出国して、免税手続きを済ませた。税関と免税カウンター空いていたが、中国人とオッサンが返金に2週間かかるのは遅すぎると抗議していたし、韓国人のオネーチャンは免税書類に不備があったらしく、マドリッドのブルガリに電話して交渉していた。もう少し心穏やかに出来ないのかね。自分の手続きはあっさり終了。そこそこの金額が戻るらしい。ここから再びPassport Controlを経てEUに入国。面倒だったが乗り継ぎのMunichで時間が無さそうなので済ませておいたが、後にこれが正解だったことを知る。

フライトを待つ間にANAのBoarding Passをどうするかスマホで調べる。EUに限らず出国手続き時にBoarding Passを見せることが多いのだ。ANAのサイトを調べると、CheckinはOnlineで完了したので、Boarding PassをEmailで送付して、Online Boarding Passで済ますことにした。色々と操作して、ワイフと自分のスマホにEmailでBoarding Passを受け取る。念の為Offlineでも使えるようにPDF化して表示できるようにしておく。後にこれが正解だったことを知る。

スキポール空港からのフライト時間が近くなったがゲートが変更になっていた。KLMのBoarding Passに印刷されたゲートの隣だったから良かったようなものの、全然違うゲートだったら全力疾走が必要だったな。搭乗手続き時に引っかかって調べてもらったら、案の定預け入れ荷物がMunich止まりだったようだ。その場で手続きしてもらって羽田まで行くようにして頂いた。が、これが後に嘘だったことが分かる。

スキポール空港からMunich空港までは1時間半程度。圧倒言う間に到着。飛行機降りたところにANAの職員の方が居て、NHXXX便ご利用の方はいらっしゃいますか?と声をかけている。私とワイフを含めて3名が該当者だった。ANAはこのターミナルではなく、反対側のターミナルで移動に時間がかかるので迎えに来た、とのこと。バスで移動するのでご案内することのこと。徒歩で移動も可能だが、再度セキュリティチェックを受けることになり、時間がかかるらしい。複雑な経路を通ってバス乗り場で案内して頂く。そこからマイクロバスに乗って別のターミナルビルへ。そこから更に結構歩いてゲートに到着。ANA職員の方の案内はここまで。ここからはPassport Controlを経由で搭乗ゲートまで移動する。搭乗開始時間まで25分。Passport Controlには長蛇の列。これはギリギリかも。Passport Controlの向こう側には免税店があるので、実母のお土産のチョコレートなどを買わなければならないのだ。Passport Controlを通過して免税店でチョコレートを5分で購入。搭乗ゲートに行ったら搭乗始まっていた。

ここで当然ながら免税手続きの時間も無く、ANAのカウンターに行ってBoarding Passを印刷してもらう時間もない。スキポール空港で頑張っておいて良かった。そして搭乗しようと列に並んでいたら、ANAの人が私とワイフを探している。案の定スーツケースの件だった。やっぱり手続きに間違いがあったようで、ギリギリでスーツケースとともに羽田に戻れることになったそうだ。KLMはヤバイので次から避けよう。ANA最高。

搭乗ゲートでスマホでBoarding PassのQRコードをかざして通過。飛行機内の席について、無事に帰路に付けた。787系だったので、Economy Classでも比較的席に余裕があった。それでもPremium Economyとの差は歴然としてある。次は最初からPremium Economyにしよう。機内では寝ないようにしていたが、6時間ほど爆睡。感覚的にはあっという間に羽田に到着。台風の影響で機体が揺れた。

雨降りの羽田に降り立つと猛烈に蒸し暑い。この湿度の高さはEU圏にはない。ターンテーブルにスーツケースも無事に出てきて一安心。雨がひどくなりそうなので、空港からタクシーで帰ることにする。車椅子用のワンボックスタクシーで自宅まで。相当料金が高いかと思ったが、そうでもなかった。もちろん海外よりは高いが。

タクシーから荷物をおろして頂いて頂いた。自宅付近は小雨で助かった。久しぶりの自宅だ。シャワーを浴びてから荷物を解いてお土産を配る。Pride Paradeの旗とか、半分はネタのようなお土産だ。ちょっとでも笑ってもらえれば。

これで今年の夏の旅行は終了。今週は休息して来週から働きます。

(写真は後日UPする?かも)