文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

今年の海外旅行記は無しよ

先週の月曜日に両親とワイフを連れてのイタリア・フランス旅行から帰ってきた。いつもなら旅行記などを書いているのだが、今年は無しだ。なんせ、旅行中に全く余裕が無かったからだ。

両親の海外旅行経験といえば、4年ほど前に香港だけ。それも自分が同行したので、空港での手続きからホテルのチェックインまで、全て自分が行ったので、両親は全く何も知らない状態。レストランでの注文も全て自分が代行している。

両親が欧米に行くのは初めて。英語はおろか、ローマ字、アルファベットも危うい状態なので、前回の香港以上に全く何もわからない状態。なので、自分は完全にプライベート・ツアコン、通訳、荷物運びの状態。

そのくせ、両親ともプライドだけは高いので、そのプライドをへし折らないように、余計に気を使う。70歳ちょっとなので、融通も効かず、耳も遠いし、理解力も低下している。足元も普通の道なら大丈夫だが、階段はもちろんのこと、ちょっとした段差も気を使う。

道案内するにしても、自分も分からないので、Google Mapで検索しまくり。地下鉄や美術館のチケット、パスポート、ボーディングパスも全て自分が管理するので、改札前で切符を渡して、改札過ぎたら切符を回収する感じ。

レストランのメニューも自分が大体のところを読み上げて、その中から選んでもらうんだが、時々、メニューに無いものを欲しがったりする。メニューの内容も分かりやすい日本語表現にしないと分かってもらえないしね。

 

まあ、それでも、旅行を楽しんでもらえたので良しとしよう。最後は帰りたくないと言ってたしな。今回の旅行は手間暇カネをかけすぎた、金銭的な意味だけじゃない、贅沢な旅行となった。次回は。。。無いな、たぶん。