文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

AmsterdamからKinderdijk観光

ワイフの「風車が見たい」とのリクエストでKinderdijkに行ってきた。発音はキンデルダイクと日本語のカタカタ発音で通じる。

Amsterdam近くのZaanse Schansザーンセスカンスにも風車があって、こちらは行き帰りも楽で、日帰りツアーも沢山ある。KinderdijkはUNESCO世界遺産になっていて、こちらの方が風車も沢山あるし風情もあるらしい。ただKinderdijkはAmsterdamから遠いので時間がかかる。しかも交通の便も悪い。

ここにAmsterdamからキンデルダイクへの行き方をメモしておく。

[1]Amsterdam中央駅でRotterdamまでの往復切符を買う

Amsterdam中央駅にはDomesticとInternationalの切符売り場があるので、Domesticの切符売り場カウンタでRotterdamまでの往復切符(Dagretour)を買う。往復はその日のうちなら使える。この切符が30.40€。急行券の往復券(ICd Toeslag dagretour)も一緒に買う。これが4.80€。ちなみに券売機でも買える。ちなみに二等車用切符(Klasse 2)。

[2]Intercityという急行でRotterdamに移動する

Amsterdam中央駅には自動改札(日本とほぼ同じ)がある。この自動改札は切符が無くても出入り自由なのだが、買った切符を改札にかざした方が良い。切符には"Check in and out is required"と書かれている。ちなみに切符にはICタグが入っている。トラムの切符にも入っている。使い捨てなのにコストがかかっている。

Rotterdam行きの列車ならThalys以外で二等車(Klasse 2)ならどれでも乗れる。二等車には客車側面に2と書かれている。日本の急行(特急?)に相当するIntercityという列車に乗るのだが、時々Intercity Directという列車がある。これはAmsterdamからスキポール空港とRotterdamをダイレクトにつなぐ路線で、途中スキポール空港にしか停車しないのでオススメ。

[3]WaterBus乗り場に移動する

Rotterdam駅の自動改札(ここは切符をかざさないと開かない)を出ると目の前にTourist Infoがある。ここでWaterbusにのってKinderdijkに行きたいというとWaterbusの時刻表と乗り場を教えてくれる。駅からWaterbus乗り場までは徒歩30分。歩くのが嫌な人はトラムを使う。トラムのチケットは1 Hour Ticketをトラム内で買う。帰りもトラムを使うか、途中で下車したい(途中に美術館などある)場合には1 Day TicketをTourist Infoで買う。1DayTicketはTourist Infoでしか売ってない。

[4] WaterbusでKinderdijkに移動する

Waterbus乗り場Rotterdam Erasmusbrugは一つしか無いが、ここに複数の路線が来る。202という路線がKinderdijkへの直行便。この直行便は基本的に夏場しか動いてない。しかも2時間に1本で、1日4便しかない。08:35/10:35/12:35/14:35。当然Kinderdijkからの帰りも4便しかない。10:03/12:03/14:03/16:03。これに合わせて計画する必要がある。Waterbusは所要時間は公称30分。実際には行きは45分かかった。帰りは30分。行きは河を遡るので時間がかかるのではないだろうか。

[5] Kinderdijkを観光する

Kinderdijkは広い場所に風車が散在して昔のオランダの風景が残っている。かなり素晴らしい。一見の価値ありだ。しかし広いので歩いて見学すると、たぶん90分はかかるだろう。歩くのが嫌な人は、クルーズ船(水路を一周して全部の風車を見る。所要時間30分)か、Hop-On-Hop-Off船(途中何箇所かで乗り降りできる船)、レンタル自転車のいずれかを利用する。自転車道が独立して走りやすいので(さすがオランダ)、レンタル自転車はオススメかも(雨が降ると辛いけど)。

風車の中を見学できるが、見学するにはKinderdijkの入り口でTicketを買う必要がある。

食事ができる場所が入り口近くに一つ、入り口から15分ほど歩いた場所に一つあるだけ。途中ベンチもあるので、お弁当を持ってくるのもアリだろう。当然途中で飲み物も売ってないので、必要な人は準備しておいたほうが良い。また、真夏でも曇るとかなり涼しいし、雨が降ると(オランダは雨が多い)寒いぐらいなので、何か羽織るものと折りたたみ傘があったほうが無難。ウィンドブレーカーがあると良いかも。

一番の問題は帰りの直行するWaterbusが4本しかないので、これに合わせて計画して移動するのが面倒なこと。最悪乗り損ねた場合、Waterbusを乗り継げばRotterdamまで戻ることは出来るようです。

 

こんな感じでKinderdijkに行ってきました。自分の場合には10:35のWaterbusでKinderdijkに行って12:03のWaterbusで戻りました。なのでKinderdijkには1時間も滞在してません。ワイフの膝が悪いので、これぐらいで十分です。それでも結構見れます。

Kinderdijkへn行き帰りは面倒ですが、それなりの価値があると思います。

#写真は後日UPします