文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」

これは面白かった。ミステリー好きな方にオススメ。ただ気になったのは、描写の視点が今ひとつ分かりにくい。客観的視点なのか、登場人物の視点なのか。それから、最後に「実は。。。だった」みたいな表現が多くて、その辺のオチが少々安っぽいかな。なんて書くと先入観を与えてしまうかもしれないが、一読の価値はある。

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))