文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

きみになりたい

佐内正史氏の「きみになりたい」が届く。デジタル撮影かもしれないが、フイルムっぽいというかアナログっぽい写真である。よくあるグラビア写真のような「紙が切れそうな笑顔」は無い。反対にぼんやりとしたような雰囲気の中にモデルの女性の存在感が非常に魅力的に光っている。

特にアップよりも、5mか10m離れた位置から撮影された写真がなんと良い雰囲気だ。「目線の高さの写真」というか、味があるんだなあ。撮影する人の腕というか、カメラマンの作品なんだろう。

何かこう、甘い感情を揺さぶられ、街に飛び出したくなる。そんな写真なのだ。今日は久しぶりにアナログカメラでも持ち出してみようか。ポラロイドも良いかもね。