文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

春節が始まって、仕事は一息ついたので楽器屋巡りする

春節は2月8日から始まった。良かった。仕事が少し楽になった。春節前(大晦日らしい)に低品質の納品物を乱発されて、怒りたいやら泣きたいやら、複雑な心境で片づけた。若い上長は「納品前にそちらで相互チェックしてください」との厳しい要求を突き付けてくれたので、多少は品質向上が見込める。あんまり期待して無いけど。

仕事が少し楽になり、気持ちも少し楽になったので、仕事場の帰りに楽器屋に寄ってみた。仕事場から一番近い楽器屋でベース専門店という珍しい店だ。今まで行ったことは無かった。理由はYouTubeを見る限り、ちょっとノリが合わないかも、と思ったからだ。若い社長と若い店員で頑張ってやっている感じが、半分以上おじいちゃん化している年齢にはキビシイかなと。それでも品揃えに興味はあるので行ってみた。珍しいメーカーのベースを揃えているのだ。

店はビルの上階にあって、土足禁止だった。初めてのことだ。店内は広くはないがベースがビッシリ並んでいる。良い眺めだ。眺めるだけでも満足度が高い。聞いたことないメーカーのベースがあったりして良い感じだ。店員は積極的に声をかけてこないスタイルなので、気楽に見れるのは良い。お目当てのフレットレスベースは少なくて(というかどの楽器屋でもフレットレスは少ない)2本だけだった。1本はMomoseのカスタムでCrew ManiacsのJackson 5っぽい作り。店員曰く、Crewはディバイザー(Momoseを作っている会社)で作っているので、Crewより作りが良いとのこと。ただし5弦だったのでパス。もう1本はSireの5弦。こちらも良い感じだったが5弦だったのでパス。惜しいなあ。最近は5弦がメインなのかも。

週末には新宿と新大久保の楽器屋に行ってみた。新大久保にはクロサワのベースセンターがあったはず。ショップの地下フロア全部がベースだった。のだが、地下フロアはコントラバス専門ショップになり、ベースセンターは1Fの一角にあるのみ。残念だわ。フレットレスは1本調整中のみ。ちょっと残念。TC楽器も行ってみた。こちらもエレキ系が減ってアコギが増えていた。フレットレスは数本あったが状態が悪く今一つ。Tuneの4弦を試奏させて頂いたが、フレットを抜いたモディファイのようで弦高が高く良くなかった。ブリッジを見るとこれ以上下がらなそう。

新宿はイシバシを見てみたが、フレットレスはフェンダージャパンの4弦のみ。こちらも弦高が高めで今一つ。しかも中古なのに新品近い価格。最近の価格上昇は中古楽器にもあるようだ。これなら新品買った方が良い。

最近は楽器屋といえばフレットレスベース探しになっている。フレットレスベースは種類も作っている本数も少ないので、中々良いベースに出会えない。もちろん買える値段でないと意味が無い。

今使っているフレットレスは良さげなベースを買って、フレットレスにモディファイしたものだ。なので、弦高があまり下がらないのだ。下げすぎるとテンションが減って鳴らなくなるし、そもそもブリッジの限界まで下げても、自分が求める高さまで下がらない。なので最初からフレットレスとして作られていて、弦高がベタベタに下げられるフレットレスを探しているのだ。

今まで「これは当たりか!?」と感じたベースは、下倉セカンドハンズにあった。ボロボロのフェンダー。試奏したらすごく良かった。魂を持っていかれそうな音がした。が、セカンドハンズはメンテに不安があるし、ボロい割には高かった。買って別の店でメンテしてもらえば良いのかもしれないがなあ。中古のベースはネックが不安なんだよ。反っていたり、ねじれていたりするのもあるからな。

もう一つはCrew Maniacsのジャズベっぽいフレットレス。これは指板を厚くして弦高下げられるにようなっている。一度試奏したが、弦高が高く設定されていて思ったような音が出ていなかった。ラウンドワウンドだったし。自分はフラットワウンドのフレットレスが大好きなのだ。たぶん、Crewをフラットワウンドに張り替えて、弦高下げてもらえば理想的なんだろうな。値段はセカンドハンズのボロより安いし。

カメラを手放してお金が少し入ったので、真面目に新しいフレットレスを考えたいなあ。