文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

RICOH GR IIIxを手放す

10年前は仕事場の写真部(非公式)のメンバーとして活動していたので、多数のカメラを持っていた。レンズも沢山持っていたし、フルサイズセンサーに300mm F2.8なども多用していた。アナログのLeica MPも良く使っていて、毎月20本ぐらいフィルムを現像に出していた。ヨドバシで普通にフィルムが手に入った頃だ。

仕事場が移転になった頃に写真部の活動が下火になって、以降はカメラから興味が失せてしまった。光学機器への興味は双眼鏡へと移り、カメラはほぼ全部売り払ってしまった。その一部はバイク資金になった。

それでも1年半ほど前にRICOH GR IIIxを買った。

ydf.hatenablog.com

その前にもRICOH GRシリーズは2回ほど買い、どちらも手放した。これで3度目のGR。これは28mmではなく40mmのGRなのできっと使うだろうと思っていたが、結局数えるほどしか使わなかった。スマホで写真を撮るのが当たり前になって、スマホのカメラの画質が良くなって、スマホで写真を補正して、スマホから写真を共有することで写真が完結するからだと思う。それでもGRは画質が良いので使うだろう、なんていったって仕事場では画質も気にするような作業もあるし、なにせカメラは好きだ。。。と思っていたが、結局使わなかった。

街中で気軽にスナップ写真を撮れなくなったのも大きく影響していると思う。

使わなくても愛着があるとか、時々いじると楽しいとか、そんなデバイスは手元に残してあるが、どうにもGRには愛着が湧かなかった。

ならばと、新宿の某カメラ屋にGRを売却することにした。週末に時間があったので新宿までM240号を飛ばして(バイクはまだ寒い)某カメラ屋に直行。見積もりの受付をして、2時間後に再びカメラ屋に行くと査定が出ていた。予想以上に高額でビックリした。最近の価格高騰はカメラ下取りにも出ているのかもね。

そういえば中古ギターの価格も上がっているし、新品と大差ない価格の中古も出てきている。GRもそんな価格で売られるのだろうな。新しい持ち主のことろで活躍することを願っている。