文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

軟骨伝導ヘッドホンは地下鉄には無力なのでOladanceを追加

ydf.hatenablog.com

愛用している軟骨伝導ヘッドホン。音量は小さ目だが音のバランスは悪くない。音の定位も普通に聴こえる。それでいて耳穴を塞がずに、鼓膜が振動して聞こえる。なんとも不思議なヘッドホンだ。会社で仕事している時に音楽を聴くには最適。周囲の音が聞こえるし、声かけられても普通に応答できる。これは素晴らしい。

しかし周囲を音が聞こえるので、地下鉄車内では無力。音量最大にしても良く聴こえない。音量最大にすると振動が大きくなって耳の当たりがくすぐったい。なので最大にはしたくない。こればかりはなんとも出来ないだろう。

コロナの勢いは収まっている雰囲気だが、地下鉄は車内換気のために窓を開けて走行するのが当たり前になっている。そのために地下鉄の走行音がトンネルに反響している騒音も大きい。これは地上を走る電車が窓を開けても反響音が無いので、軟骨伝導ヘッドホンでもソコソコ使えたのだけれど、地下鉄では軟骨伝導は無力だ。

あまりに聞こえないのがストレスに感じてきたので、別のヘッドホンを探すことにした。カナル式は自分の耳には合わないようで、耳の形状というか耳垢を耳穴の奥に押し込んでしまうようで、耳鼻科での耳掃除回数が増えそう。なのでカナル式は除外。すると選択肢はオーバーヘッド、骨伝導、イヤースピーカー。骨伝導は軟骨伝導と同じで地下鉄では無力だろうから除外。オーバーヘッドは冬場は良いけど夏場は暑いし邪魔になる。すると残るはイヤースピーカー式。

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以前はSONY EarDuo XEA20がすごく気に入っていたけど、やっぱり地下鉄には向いていない。これは耳穴に向けて音をダクトで流し込むような方式だったので、耳穴を全く塞がないタイプ。形状とか見た目は気に入っていたんだけどね、SONYでも廃盤になっている。

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信頼している小寺さんのAV Watchの記事で耳を塞がない「耳元スピーカー」を紹介している。ビクターのHA-NP35Tと香港のDancing Technology社のOladance。これのどちらかにしようと試してみたら、Oladanceの方が耳への収まりが良かったのでOladanceにしてみた。音質的にもOladanceの方が良さそうだし、耳への重なり方?も良い感じだ。周囲の音より音質重視っぽい気がする。

Oladanceはバッテリ部とスピーカー部がつながった形状で、つながった部分が耳上にひっかかり重さのバランスを取っている気がする。バッテリも比較的大きい。スピーカー部にはダクトの穴も開いている。気になったのはケースにバッテリーが無い点。この手のはヘッドホン本体が小さいのでバッテリ容量も小さく、ケースのバッテリでちょくちょく充電する使い方なのだが、Oladanceはヘッドホン自体のバッテリが大きいのでケースのバッテリを省いたのかもしれない。バッテリ付きケースは別売になっているので入手は可能だがサイズが大きめなので悩むところだ。