文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SR400: 勝沼フルーツラインを行く

梅雨明けだ。待望の梅雨明けだ。いつもより早起きして03:30から準備したが、久しぶりなのであれこれ忘れ物して結局04:30に出発。綾瀬スマートICか東名に乗り、圏央道から中央道に入る。ここでエアバッグのケーブルつないでないことに気づく。全くエアバッグの意味が無い。直ぐに談合坂SAに入り、ついでに朝ごはんにする。この時間だと飲食店やってないのでコンビニおにぎり2個食べていたが、よく見ると吉野家とラーメン屋は営業中だった。次回は利用しよう。

今日は暑くなると聞いていたので、モンベルの速乾長袖シャツにKOMINEのメッシュベスト、KADOYAのメッシュジャケット、KADOYAのパンチングレザーパンツにした。早朝だと高速は寒いぐらいだ。

エアバッグのケーブルも確認して再出発。今日のルートはあんまり決めていないが、とりあえず勝沼ICで降りて勝沼フルーツラインに入る。ツーリングマップルでもオススメのルートになっているだけあって、甲府盆地が見渡せて果樹園の間を軽くアップダウンを繰り返しながら走る、快適なルートだった。

途中を右折して国道411号の大菩薩ラインに入る。タイトコーナーが続くかなり標高を稼ぐルート。交通量が少なければかなり楽しいルート。ハードな道志みちみたいな感じ。標高が高くなるにつれ寒くなってくる。道路脇の気温表示は15℃。これではメッシュジャケットでは寒いな。途中でレインウエアの上だけ着ようかと思ったが、なんとか耐えられそうなので丹波山の道の駅まで我慢して走る。

今日の計画は道の駅たばやままでしか決めてない。温かいコーヒーを飲みながら今日これからのルートを考える。一つは、大菩薩ラインの先にある奥多摩湖から奥多摩周遊道路に入る。これは楽しそうだが、出口があきる野市の市街地になってしまって、そこで終わる。もう一つは丹波山から県道18号(上野原丹波山線)で南下して上野原に出る。山の中をひたすら走るルート。上野原から新しいルートを考えられるので、後者の県道18号で行くことにする。

県道とはいえかなり狭い道で、房総半島にある舗装林道に近い雰囲気。舗装林道ほど苔むしていないので走りやすいが対向車が来ると肝が冷える。いつものように慎重に走るが、風景を楽しむには慎重に走るぐらいが丁度いい。所々に集落があったりして、なかなか趣き深いルートだ。

1時間ほどで上野原に出たのでコンビニで休憩。朝ごはん食べたはずなのにお腹がが減ったのでエナジー補給する。目の前を桂川が流れているというか、湖みたいな雰囲気で多数の人が釣りしている。ルアー投げている人が多いが何を狙っているのだろうか?スマホで探すと県道35号で上野原から都留に抜けるルートがあった。都留で少し早いお昼ごはんを食べるにはちょうど良い。このルートも舗装林道に近い感じだが、なんと路線バスが走っているそうな。途中ですれ違ったが、この細い道で運転するのは神経使いそう。途中にポツポツと集落があるので、その人達向けなんだろう。

11時少し前に県道35号が終わって都留に到着。駅近くには飲食店が多数ありそうなので、とりあえず進むと夢庵があったのでそこに入る。以前にここに来たことがあったような気がする。確かW400号を買ってスグの頃に遠出をしようとして、道志みちから都留に抜けるルートに入って、この夢庵でお昼を食べたのだった。15年ぶりぐらいだろうか。ちょっと感慨深い。

天丼を注文したが、量が多くて少し残した。天丼は胃にもたれるねえ。食後に白湯を飲みながらルートを考える。まあ直帰しても良いんだけど、まだ11時前だしね。アニメ「スーパーカブ」で小熊が修学旅行のバスを追いかける時に使った御坂みちは走ったこと無かったので、都留から河口湖まで出て御坂みちで北上して、中央道の一宮御坂ICから中央道で帰ることにする。

Garminのナビに河口湖の湖畔の無料駐車場を目的地設定したが、相変わらずのポンコツとアウトドアデバイスの癖が抜けず、何かと「トレイルルート」を指定してくる。バイクじゃ走れないよ。別の道に進んでルート再検索がかかるが、相変わらずトレイル指定してくるので、もうナビは止めて地図表示だけにする。あんまり意味無いよねえ。別のナビを考えたほうが良いかも。

ナビを使わず河口湖まで移動して一休み。ここから御坂みちを走ってみるが、道幅も広くて走りやすい。その分、交通量も多くて、あんまり価値ないかも。やっぱり舗装林道が好きだなあ。中央道に入ると各所で渋滞表示が出ている。通過に40分とか出ているので、相模湖ICで降りて一般道で帰ることにした。しかし、神奈川県に入った途端に交通量が激増して、どこでも渋滞な状態で、まともに走れず。かなりの時間を使って帰宅。素直に渋滞にハマっていればよかったかもしれない。