文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

緊急事態宣言解除の御徒町へ

クルマ運転用のメガネ、遠くを見るメガネのフレームが歪んでしまった。右側が下がっているようで、遠くの像ががハッキリと結像しない。運転もシンドいのでメガネ屋で調整が必要になった。メガネは御徒町の白山眼鏡で作っているので、御徒町まで行くことに。電車はコワイので愛車M240号で自宅を出るも、近所で既に大渋滞。これはツライと帰宅して電車で行くことにした。

電車もソコソコ混んでるし、スーツケース持った人も目立つ。皆さん外出されているんだろうが、自分も外出している一人なのだ。不要不急の外出は自粛と言われているが、こんなに天気も良いし、桜も満開だし、緊急事態宣言も解除されているし、学校は春休みだし、新学期前の最後の週末だし。これでは外出自粛するのが難しい。外出自粛を言っている行政には、外出自粛は難しいという認識はあるのだろうか。

御徒町で下車。混んでるだろうなと思ったが、やっぱり混んでいる。昔の御徒町のイメージそのままだ。最後に来たのはいつだろうか。コロナ前なら1年数カ月ぶりだ。メインのアメ横通りは大混雑で人とぶつかりそうなので人の少なそうな通りを選んで白山眼鏡に行く。店内もそこそこ混んでる。土曜日だしねえ。歪んでしまった遠く用のメガネの、ネジが緩んでいる近く用のメガネを調整してもらう。遠く用のはかなり歪んでいるようだった。バイクのヘルメットが原因かもしれないな。ヘルメット用のメガネを新調した方が良いのかもしれない。新しいヘルメットが届いたら考えよう。かなり時間をかけてメガネを調整して頂いた。ありがとうございます。儲けにならないのに。次回、ヘルメット用メガネを相談させて下さい。

御徒町の居酒屋は道路にテーブルと椅子を並べて絶賛営業中。人がごった返す中で型を寄せ合ってグビグビ飲んで大騒ぎ。元気があって何より。新型コロナ蔓延中だということを忘れる。店員も客も皆マスクをしてない状態で大声で話して飲んで食べて。かつてよく観た光景だ。なんだか懐かしい。しかしコワイ。新型コロナウイルスは他人事なんだろう。身近な人が新型コロナに感染したりPCR検査を受けているとリアルに感じるが、生活範囲が狭い人だとTVの向こう側の出来事で自分には関係無いんだろうなあ。今後、ワクチン接種が進んで、治療薬が出来上がれば、昔の日常が戻ってくるのかもしれない。

相変わらず混んでるが、ヘビーオンスなデニムが欲しかったのでHINOYA本店へ。店員にヘビーオンスが欲しいと告げてオススメを選んで頂いた。やはりIRON HEARTと鬼デニム。両方ジックリと試着してIRON HEART 21OZを買う。履いている25OZよりは使いやすそう。一番上のボタンもはまるし。IRON HEARTはネットでも店舗でも買いにくくなっているそうだ。選んで買うなら八王子に行くしか無いそうだ。

IRON HEART THE WORKS TOKYO | IRON HEART

裾上げには1時間かかるそうなので、西浅草のKADOYAへ行く。閉店まで30分なのでタクシーで向かう。老タクシードライバーに住所を聞かれてKADOYAのHPを見せるも「この住所じゃ分からない」と言い出してGoogle Mapで示すも良くわからず。町名が無いそうだ。結局隣のビルの住所を探して納得。悪人では無いだろう。自分は長男なので我慢できるが、そうでなければ嫌な思いをするだろうな。

閉店15分前に到着。KADOYA 2Fで夏用のパンチングレザーのジャケットを相談。4月下旬に入荷という情報は知っていたが、その下見なのだ。店頭には昨年分の残りが少しだけあった。若い店員が「どんなジャケットを?」と聞くので「シンプルなパンチングレザー」と答えると「これは昨年の残りですが」を出してきて「今年のモデルとの違いは無いです。今年はモデルチェンジ無し」とのこと。来てみるとシックリ来る。重量はあるが体に馴染む。胸、肩、背中、肘のプロテクターも入るとのこと。最新のCE準拠のプロテクターを肩と肘に入れて頂いても、あんまり影響が無い。見た目もスッキリ。4月下旬に入荷したら買うつもりだったが、これがあまりにも良いのでプロテクター付きで即買い。85周年記念の湯呑とカタログも頂いた。荷物がかなり重たいが持って帰ることに。後に荷物が辛くて配送すれば良かったと後悔する。

止めておけば良いのに徒歩でHINOYAに戻る。30分かかった。裾上げしたIRON HEARTを受け取って上野駅からグリーン車で帰宅。駅でかったペットボトル500ccを一気飲みする。飲まず食わずだったことを思い出す。そりゃ疲れるよ。久しぶりの御徒町でヘビーオンス・デニムとパンチングレザージャケットが入手出来て大満足だ。通販も良いが、身につけるものは試着して買うのが楽しい。