文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

SILJA LINEに乗船その2

ジャグジーから部屋に戻って早々に寝る。ベッドは意外と居心地が良い。22時過ぎだが窓の外は明るい。カーテンを閉めていても明かりは漏れてくる。そんな事が気になるわけもなく爆睡。

5時ぐらいに目が覚めた。スマホで時間を確認すると現地時間=Sweden時間が表示されている。腕時計よりも1時間遅い。船は9時半到着予定。どちらの時刻だか良くわからない。後に現地時間だと分かる。つまり起きたのは4時だ。

しばらくベッドでモゾモゾしてから着替えてデッキに行く。少しガスっていて見通しは悪い。よく見ると小さな島々が見える。Google Mapで確認するとSwedenの島の間を船が進んでいるのが分かる。瀬戸内海より島と島の間隔が狭い。こんな場所を大きな船が行き来するのか。

朝早いので人が少ない。皆、思い思いに島や海を眺めている。自分はといえば、持ってきた愛用の双眼鏡KOWA GENESIS PROMINOR 22で島を観察している。小さな島に小さな家が建っている。良く見れば桟橋もある。別荘なのだろう。立派な家が建つ島には大きめのヨットが停泊していたり、2LDK?ぐらいの小さな家もある。外観が可愛らしく、本当に童話の世界だ。家が本当にスウェーデンハウス(笑)なのが凄い。

静かに観察していたら、背後から大声の集団がやってきた。例によって某国のツアー客の皆さんがガチポーズを決めて記念撮影を頑張っている。楽しみ方は人それぞれ。ああいった楽しみ方もあるのだろう。日本の農協ツアーもあんな感じだったのだろう。

部屋に戻って荷物をまとめてから朝食に行く。GRAND BUFFETという豪華BUFFETが有名らしいが、小さなイタリアンのBUFFETに行く。ツアー客が少なくて静かだろうと思ったので。と、思ったら日本人ツアー客が大声で話をしていて辟易する。これはシンドイ。楽しみ方は人それぞれだけどな。

下船1時間前と30分前にアナウンスが入った。免税店で謎の浮世絵柄のMADE IN JAPAN化粧品(本物?)を買って、スーツケースを持って出口に並ぶ。かなり混雑するので、出口には早めに並ぶか、後の空いてからゆっくり行くか、どちらかにしたほうが良さそう。

無事にStokholmに到着。かなり暑い。Helsinkiより暑い。タラップを行くとタクシー乗り場があったので、タクシーでホテルに向かう。ホテルは港の近くで、てっきりそこに入稿するのだと思っていたが、ホテルから4kmほど離れた港だった。StokholmはHelsinkiよりクルマも建物も多い。活気がある感じ。Stokholmには3泊する予定。