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松下電器製一眼レフカメラ

【速報】松下電器、同社初のデジタル一眼レフ「LUMIX DMC-L1」

SONY製に続き松下電器製一眼レフカメラの発売日が2006/07/22に決定。レンズセットのみ発売でボディとレンズ単体発売は無しなのは何故?750万画素4/3inch Live MOSセンサー。振動でLPFのゴミを落とすノンダストシステム*1、レンズはフォーサーズ、であることからも分かるようにオリンパス製の技術が色々と入っている。手ぶれ補正は松下製光学式。秋に発表になると言われているLeica M Digitalも松下製技術は入っているんだろうなあ。

最近は企業間の技術の融合が多い。確かに結果的に良い物が出来ればそれは嬉しいのだが、最近の技術融合の方向性は、A社に負けたくないので、自社にはない技術をB社から持ってくる、という足りない技術を補うための融合に見える。例えばオリンパスが松下の画像処理技術ビーナスエンジンのアルゴを採用とかなら、なんとなく話はきれいなんだが、今回のように松下がオリンパスの一眼レフ技術を採用というと、その商品の一番コアの技術を他社からもってきて、そこに自社技術を入れて商品化って、なんだかそれでいいのか?という気がする。SONYはコニカミノルタの技術を丸ごと買い取っているが状況は同じだろう。悲しいが、これがカメラメーカーと家電メーカーの力の差なんだろうなあ。

*1:普通に変換すると飲んだ酢とシステム