文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

罪庫整理

洋裁好きな人は良さそうな生地があると買ってしまうことが多いと思う。自分も日暮里に行った時に、特に作る目的が無くても、良さそうな生地があるととりあえず買っておくことが多い。いや、生地を見て、「あっ、XXXを作りたいな」と思うのだ。

しかし、帰宅して忙しくしていると作る時間が無くて、その生地は「在庫」として部屋の隅にしまわれてしまう。そして、また、日暮里に行くと、その在庫のことは忘れて(意図的に忘れているのかも)新しい生地を買ってしまい、その生地も在庫になってしまう。

こういう、作りもしないで生地だけが在庫になっている、罪な在庫を罪庫と呼ぶらしい。

自分は日暮里だけではなくて、旅行先の生地屋で自分へのお土産、記念品として生地を買ってしまうことが多くて、それらが罪庫となっている。また、中途半端に余った端切れ(多くは1m未満)も「何かに使うかも」と保存してあるので、それらも溜まっている。かなり溜まっている。

来週の日曜日に自分の部屋にNetwork工事が入るので、部屋の片付けをしなければならない。まず片付けるべきは、部屋の隅に山となっている罪庫なのだ。

ただ、生地を見てしまうと、あぁ良い生地、とか思って中々捨てられない。今回は思い切って、どうしても捨てられない生地だけ残して、後は全て処分することにした。端切れも1m未満は全て処分。1m以上あっても使わなそうな端切れも処分することにした。ちょっと勿体無いが、部屋の片付けのためには仕方ない。

45Lゴミ袋で3袋ほど罪庫を処分した。自宅に置いておくと邪魔なので地域のごみ処理センターにクルマで運んで捨ててきた。ちょっとサッパリした。ただ、置き場所が出来るとまた買ってしまうんだよね。いや、それはダメだよな。

残した生地を全て縫ってしまって、キレイさっぱりしてから生地を買うようにしよう。