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SR400: テールランプをLED化する

ydf.hatenablog.com

ようやくと週末はお休みとなった。GW以来の休みだ。土曜日はゴロゴロしていたが夕方になってNAP'SへLEDテールランプを買いに行くことにした。思い立ったが吉日。テールランプ用LEDはスタンレー等など各社から出ているが、自分はM&Hマツシマを推している。理由は無いけど。M&HマツシマだとSR400 Final Edition用のLEDテールランプは L8183 R&Wになる。似て非なる型番(8183から8187まで)があるので注意。ポイントはナンバー照射用のLEDが内蔵されているので車検対応。NAP'Sよりamazonの方が安いけど、この手のパーツはNAP'Sで買うことにしている。初期不良を即時交換してくれるから。

これがかってきたLEDテールランプ。パッケージデザインが若干古臭い。

元の白熱電球と比べると長さはLEDの方が少し短い。幅は少し大きい。見た目に数世代の差を感じる。

LEDテールランプの正面はこんな感じになっている。赤色LED x 16個、白色(ナンバー照射要)x 2個の組み合わせ。赤色LEDは透明と白濁の複数種類を組み合わせているようだ。

SR400のテールランプをLEDテールランプに交換するのは電球交換と同じ作業になる。

最初にテールランプカバーの左右にあるプラスネジを外す。ドライバーは2番。

カバーを外すとナンバー側が透明になっていることが分かる。テールランプの光でナンバー照射している。ナンバー照射ランプが別に設けられているバイクもあるが、SR400はテールランプでナンバー照射している。

カバーを外すと電球が見える。この電球はバイクがPower ONだとずっと点灯している。エンジン停止直後は熱いので要注意。電球を左に少しひねると外れる。

純正の電球はスタンレー電気製の防震タイプ。12V 点灯時21W/常時5Wのタイプ。1個200円ぐらいなので、ロングツーリングには保険で持っていくつもり。まあLEDなので球切れは無いはず、無いはずなんだけど。

電球の電極は2つある。点灯時と常時の2つ。ソケット部分がアースになる。

当然ながら本体側も電極が2つある。家庭用電球(使ってないと思うが)のようにねじ込み式ではない。電球にピンが2本でていて、それをひっかけるタイプ。

この本体側のソケットに先ほどのLEDテールランプを入れて、少しだけ押し込んで右に捻ると固定される。SR400が少しだけ最新式バイクに進歩した(笑)

カバーを閉める前にPower ONして点灯状態を確認する。写真だと分かりにくいが、かなり明るい。赤色LEDが16個だからね。下向きの白色LED2個の点灯も確認できる。

ブレーキを握って点灯させると更に明るくなる。写真では良く分からないが、点灯個数を変えているかもしれない。

カバーを閉めた状態で常時点灯の状態。普通です。

下から見るとナンバー照射の白色LEDによる明かりが見える。これが無いと車検に通らないらしい。

ブレーキを握った点灯状態。明るさは増したような気がするけど、後続車からの視認性は大差ないだろう。

これでSR400のテールランプのLED化は完了。電球交換だけなのでとても簡単。

さて、このLED化のメリットを考えてみると、実は大したメリットが無いような気もする(笑)消費電力は点灯時21W -> 1.2W、常時5W->0.5Wと減った。この分を消費するデバイスを追加できるのはありがたい。例えばSR400はバッテリ弱いしオルタネーターも弱いのでグリップヒーターは止めた方が良いと言われているけど、LED化でグリップヒーターも可能になりそう。また、最近流行りのDisplay Audio(通称DA)やドラレコも良いかもしれない。またLEDの方が長持ちするのでツーリング中の球切れは減ると思われる。しかしLEDも永遠ではないのである日突然球切れになる可能性はある。そうなるとロングツーリングには予備の電球を持っていくことになり、それだと普通の電球と大差ないかも。

LED化のデメリットは車検対応のLEDを使っている限りは無さそう。今後不具合が無ければ良いけどな。M&HマツシマのLEDなので耐震性も考慮されているはずなので、まあ大丈夫だろうなあ。

けど、一応、予備電球は持っていきます。